剣道やその他の習い事と受験勉強は両立できるか~実践例まとめ


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普通に両立できます

いきなり結論ですみません。

剣道か勉強家、どちらかを選ばないとならないということはありません。

というのも、むしろ、「剣道をやっているから勉強がはかどる」というメリットのほうが大きいからです。

本日は、剣道に限らず、何か習い事をされているお子さんをお持ちで、主に中学受験を考えられている方に参考になる、受験と剣道その他習い事を両立させるやり方を紹介したいと思います。

剣道によって受験に必要な「資質」を身に着ける

ごく一般的な進学校で、普通に旧帝大入学を目指せるような公立中高一貫校の場合、剣道やほかの習い事をすべて辞めて勉強一筋にして受験する必要はありません。

そこに至るまでの基礎的な要素を身に着けるには、剣道はとても有効です。

勉強を始めたらすぐ切り替えられる集中力

人が求めることを素直に差し出すことができる柔軟性

人にものを教えてもらう際の、受け入れられる素直さ

お相手が自分に何を求めているかを見抜く鋭さ

こういった、頭の良さや勉強時間以前の資質が、受験に大きく関わってきます。

そしてこのような要素は、机に座って勉強しているだけでは身に着きません。

剣道はそれらの資質を養うのに最も適した武道の一つです。

ポイント▼剣道によって受験に必要な資質を身に着けて磨きをかけること!

最も重要な塾選び

現実問題として、例えば公立中高一貫校は、「適性検査型」という、普通の四教科を勉強していたのでは太刀打ちできない試験の形態を取っています。普通の公立小学校では、そういう科目に対する訓練はほぼゼロであり、学習塾に通うほうが、家庭で勉強するより効率がいいです。

そこで塾通いをしようと、ある家庭が地元の学習塾に問い合わせの電話をかけましたとします。

※その中高一貫校は、毎年旧帝大入学生を百人単位で輩出する、地域の代表的な進学校です。

条件として、こどもは小学生になったころから剣道を習っていて、受験のために剣道を中断したくないと思っています

A塾の対応(180分授業が週に三回)

母親「中学受験を考えているのですが、週に二回から三回通える塾を探しています。でも、剣道を習っていて、月曜日と木曜日の夜は通えないので、その他の曜日で通える講座があるでしょうか」

A塾 「えっと(呆れた様子)・・・真剣に受験を考えていらっしゃいますか?受験はそんなに甘いものではありません。剣道なんてやってる場合ですかっ・・・以下略」

母親 「・・・」(叱られた気持ちがして、無言のままA塾講師の説教を聞き終える。

母親、受験て、そんなに厳しいものなのかな?都会の有名私大へエスカレート式に入れる学校でも無いし、生徒の半分がT大へ入るような学校でもないのに、すべてを犠牲にする必要があるのかな?と、もやもやする。

B塾の対応(90分授業が週に二回)

母親「(A塾と同じ質問)」

B塾「剣道をされているんですか、がんばっていらっしゃるんですね。

受験前の三か月ぐらいからは少しペースを落とすことも必要になるとは思いますが、夏休みぐらいまでは精一杯両立させてください。

気分転換にもなりますし、剣道をやっているから受験に落ちる、ということはありませんので

その家庭は、B塾を選びました。

10月まで週二の塾通いとかなり厳しい道場での剣道を両立させ、全国大会でも活躍しました。

11月から勉強に主力を置いたものの、ずっと剣道を続け、結局、受験前3週間のみ、冬場の体調管理のため剣道を少しお休みして受験に臨み、無事合格しました。

気になるのは、A塾とB塾の合格率ですが、

ほぼ同じです。毎年変動はありますが、勉強時間が三倍のA塾生のほうが三倍合格する、というわけでもなさそうです。

ポイント塾を選ぶときは、剣道や習い事を頭から否定しない方針の塾を選ぶこと

剣道も勉強も、ここを意識しよう

受験に関しては、「問いかけに対しての答えを用意する」という、お相手との問答が必要とされますので、普段から、「お相手はどんな答えを求めて、問題を出してくるのか」を常に考えるようにしましょう

剣道でも、一対一の真剣勝負でお相手の意図を探り、そこから変数を導き出す作業を延々と繰り返すものです。お相手が次にどう動くか、どういう動きを求めているのかを探ることは、お勉強でも同じです。

剣道は、受験と似ています。

問題の向こうにいる出題者の考えを予想できる想像力や、「意図」を見抜く力などは、剣道では、試合でお相手に立ち向かう際に極度に研ぎ澄まされていきます。

そこを意識して戦うと勝率は上がりますし、剣道は受験の邪魔になるものではなく、むしろプラスになります。

ポイント▼剣道をしている時も勉強しているときも、お相手の意図を見抜くよう頭を働かせましょう

▼頭の良い子は剣道向き?

頭が良い子は剣道も強いってホント?

 

切り替えと集中力

剣道でも勉強でも、切り替えと集中力が勝負です。

かかり稽古の時はどれだけ手数多く、思い切って前に出られるかが求められますし、試合の時は、攻めを効かせる駆け引き、我慢や溜めなど、待つことが大切な場合もあります

元立ちをするとき、格上との稽古、高段者の先生方にかかるとき、試合、すべて違った立場で違った対応を求められ、その都度切り替えられる柔軟性が上達に直結します。

この柔軟性が、お勉強に向かうとき、生きてきます。

そして、勉強と剣道を交互に繰り返すと、気分転換になりストレスも溜まりにくいです。

ポイント▼剣道では切り替えと集中力を重点的に磨くこと。気分転換に剣道を続けるのも良し

剣道の他にも勉強に直結する習い事は?

ここからは管理人の主観です。なので、へー、ほ~、フーンと聞き流してください(笑)。

剣道と同じく、「頭をよくする類の習いごとかも」と実感を持ったものです。それは

お習字

です。

お習字を習っていると、毎月優秀作品が載った冊子が配られます。その中に自分のこどもの習作が載ると嬉しいし、進級具合を確認することもできます。

そして、その名簿の中に、地域の進学校の生徒(つまり受験を突破した生徒)の名前が随所に発見されるのです

ざっと見ても、進学校のクラスの半数は過去習字を習っていたことがある印象です。

あくまで推測ですが、習字が受験に有利な点は以下の通りです。

空間認識  真っ白い紙にどのように直線と曲線を組み合わせ、美しく配置するかを考えないといけない

一発勝負の集中力 いざ筆を置くと一気に書き上げる必要があり、修正が効かないため集中力が必要とされる。

模写をする際に磨かれるもの お手本通りに書くことで視覚認識と自分の作業の細かい一致が求められるため、柔軟性が増す上に物事を受け入れる素直さが身に着く。

こういった点がお勉強にも有利に働くのではないかな、と考えます。

もちろん、水泳でもピアノ、ダンス、卓球その他でも、それぞれにお勉強に生かせる特性があるはずです。お子さんが熱心に習っている習い事をお勉強のために否定をしないで、お勉強に活かすように導いてあげてください。

通信教育について

最期に、剣道でもその他の習い事でも、やはりそこに費やす時間」が最終的に物を言う局面もあります。

剣道や習い事をしていると勉強時間が無くなる場合、隙間時間でもできるプリントや通信教育を常に用意しておき、一日10分でも20分でもやっておくと、後々大学受験になってもその積み重ねが効いてきます。

通信教育の場合は塾と違い、保護者の手助けも必要になる場合もありますが、コツコツと物事を続けることは将来的に大きくプラスになりますので、学校プラスαの教材としてやっておくのもいいと思います。

 
 
皆様に剣道について有益な情報と、少しでも楽しんでいただくために、(ほぼ)毎日更新しています。
 
 
※イラストは自作のものと、プリ画像GMOから引用しました。
 
 
 

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