こどもの剣道が強くなる保護者の特徴


 皆さんに剣道について有益な情報と、少しでも楽しんでいただくために(ほぼ)毎日更新しています。

▼始めてここを訪れる方はこちらへ。 『てっぺんを目指す剣道』のすべてがわかります。

当サイト人気記事ランキング

ジャングまとめ記事もおススメ!ジャンルに合ったまとめ記事を手っ取り早く読むことができます。

サイト内の「まとめ」カテゴリを押すとジャンル別まとめ記事に飛べます。

 
 
※イラストは自作のものと、プリ画像GMOから引用しました。
 
 
 

▼こちらの記事ではこどもの剣道の「素質」は家庭環境から育まれることを解説しています。

剣道の素質~家庭環境

こどもの剣道は保護者次第で強くなる

いろんな人が言われていることですが、こどもの剣道は、保護者次第でいくらでも強くなります。

こどもの剣道を成り立たせているのは、

・指導者の指導4割

・保護者6割

むしろ保護者が七割か八割ではないでしょうか。

なぜなら、剣道を強くするための道場選びのような環境面や、剣道に向かい合う根本的な姿勢は、親がまず指導者や周囲から受け取り、それをこどもに伝えていくものだがらです

もちろん、稽古や技術的な面は指導者から受け取りますが、何しろ相手はこどもですから、親の影響はとても大きいです。

本日は、・なぜ保護者がこどもの剣道を強くするのに関係してくるのか・強くなるこどもの保護者の特徴を紹介します。

皆さんもぜひ、実践してみてください。

こちらの記事では、全国でてっぺんを目指す子供に育てる場合の親の覚悟を解説しています。

てっぺんを目指すには「親の覚悟」が必要

なぜ保護者がこどもの剣道に関係するの?

この疑問をお持ちのかたもあるかと思います。

答えは、学校生活にもあります。

こどもは、学校で、一日の大半を担任の先生と過ごしていて、同じ勉強を教わっていますよね?

同じ条件で一日の大半を同じ先生から同じ指導を受け取っていても、こどもの勉学の進み具合、性格、できることとできないことは千差万別です。

剣道も同じで、同じ先生から教わっても、どうしてこどもによって進み具合が変わってくるるのか、考えてみてください。

こどもは「親」の窓を通じて、社会から送られてくる情報を受け取ります。

勉学も、生活態度も、最も大きなことは「物事の捉え方」「考え方」「人との接し方」など、人生の根幹にかかわることを「親フィルター」を通じて受け取り、自分の人生を作っていきます。

こどもが小さければ小さいほど、親フィルターは強力です。

剣道に対する考え方、指導者からの教えも、指導者→親フィルター→こども と言う風に送られてきて、表に現れてきます。

そこに、そのこどもが持っている身体的な素質がミックスされ、「その子の剣道」ができあがっていきます。

ポイント▼こどもは世界のすべてを「親」というフィルターを通して受け取っています。ここをまず押さえましょう。親は責任重大です。

保護者の剣道の捉えかた=こどもの剣道

保護者がこどもの剣道に関心を持ち、一緒に考え、先生の指導を理解し、応用させようとしたら、こどもは砂に水が染み込むように上達していきます。

保護者が剣道を大事にしていればしているほど、こどもも自分の剣道を大事にします。

剣道がみるみる上達していくこどもには、100%、熱心で、剣道のことを大切に思っている保護者がいます。

勉強に対しても、人間関係に対しても、こどもは常に無意識に親を見てその考え方をそっくりそのまま受け取り、真似をしています。

ここで注意して欲しいのは、こどもは親の「言葉」に動くわけではありません。

こどもが真似をするのは、親の「本音」「本心」「潜在意識の部分」であり、言葉ででいくら頑張れ、素振りをしろ、先生の言うことを聞きなさい、と命じても、あまり効果はありません。

つまり、親自身が、指導者の言われることを真剣に聞き、理解し、そのエキスを受け取る窓になってあげてこどもに伝えるようにしないと、指導者の指導はこどもの表面を滑り落ちていくだけです。

これは学校の勉強でも同じです。

親がいくら口先で勉強しろ、先生を敬えと言っても、こどもは親の本音の部分を真似します。

保護者が先に、指導者を敬い、指導者の言葉を理解しようと努めてください。

そうすれば24時間、こどもへダイレクトに伝わっていきます。

ポイントまずは親が指導者から剣道に対する考え方を受け取れば、こどもは自動的にそれを吸収していきます

保護者は剣道の稽古内容や指導については口出ししない

指導者を重んじることは剣道を重んじること

こどもは、「親フィルター」を通じて剣道そのものを受け取っていく、と述べましたが、ここで大切なことは、指導や技術面については、指導者の方針に口出しをしないことです。

こどもは、指導者を敬うかどうかという微妙な点まで、保護者の無意識の思いを汲み取ってしまいます

保護者が口を出そうが出すまいが、こどもにはすべて筒抜けですし、指導方針に何を思おうが、どう考えようが、こどもに隠し立てはできないものと考えてください。

保護者ができることはたった一つだけ、「何を思っても、どんな不満があっても、人やこどもの前でそれを言わない」ということが、「指導者を敬う」という最善の姿勢になります

人間はどんな恵まれた環境でも必ず不満を持つものです。

不満を持つのはもう生き物としてしかたないのですが、口に出さないということでその不満を自分の内に閉じ込めることはできます。

こどももそれを必ず察して、「指導者は敬うものだ」「敬うということは、人に不満や愚痴を漏らさないということだ」ということを学んでいきます。

ポイント▼こどもの前で、指導者に対する不平不満を漏らさないこと。そうすればこどもは指導者を敬うということを学べる

こちらの記事は、悩める剣道保護者必見の記事です。真剣に取り組めば取り組むほど壁にぶつかるものですが、乗り越えていきましょう!

モンスター認定あるある実例集

保護者は剣道で進んだものに常に触れる姿勢を持つ

教室内では指導者を敬い、指導者の教えを保護者がまず吸収し、不平不磨を漏らさないこと。

その次に大切なのは、教室の外でも、保護者はこどもの鏡になる必要があります。

保護者が、自分の認識を広げ、知識を広げ、本を読み、体感することは、意識して伝えなくてもこどもにダイレクトに100%伝わっていきます。

保護者が一流のもの、一歩進んだものに触れようとする姿勢ももちろん、こどもに伝わっていきます。

試合の後は、閉会式まで残って、決勝戦をその目で見ましょう

閉会式では、表彰される子に拍手を送り、自分もあそこに立ちたい、という気持ちを持たせましょう。

自分のこどもの限界を超えさせるには、それより優れたものを日常的に見せるしかありません。

こどももその気持ちを自然に受け取り、会場に残り、高度な試合を見て、会場に漂う強い子のエキスを吸い取って自然に成長していくことができます。

ポイント▼保護者自身が剣道に対する認識を広げ、試合を最後まで見たり書籍を呼んだりして研究したら、その知識はダイレクトにこどもに伝わります。

 

剣道の所属団の保護者間の和を保つ

指導者を敬い、試合を最後まで見て、保護者が研究を重ねると、こどもは自然に上達していきます。

ここで、必ずぶち当たる壁があります。

所属する団が常に表彰台に上がるレベルでない限り、かなりの確率で、めきめき上達していくこどもは反感を持たれます。

特に、教室内のみで頑張っていて、試合会場や書籍から物事を学ばず、ただ指導者の指導のみを大事にしている場合は、そのほかの場所で上達するチャンスをものにしている家庭を、敵視してくる場合があります。

敵視してくる保護者にとっては、教室以外の場所で上達する機会を得ている家庭を、「指導者に対する裏切り」のように感じることがあるのでしょう。

しかし、書籍や見取り稽古から剣道を学ぶことは、指導者を裏切っている、という風に捉えるのは、はっきり間違っています。

でも、そのような理屈は通じないことが多いので、過剰な敵視を受けたらともかく、保護者同士で距離を保つ、反論しない、こどもに影響を及ぼさないことを考えるだけでいいです。

主役はこどもです。こどもを保護者間のいざこざに巻き込まないように気を配りましょう

ポイント▼団内でとびぬけた実力を持ち始めると、必ず敵視されます。不可抗力ですので、こどもに影響を及ぼさないことだけを考えましょう

剣道の環境に対する保護者の決断力

ここまでの段階で、かなりのハードルを越えてきたことになります。

こどもはそのほうな保護者の元で、かなり頭角を現してきているでしょう。

そうなると、新たな壁が立ちふさがります。

最初から全国区の道場に入門したごく一部の人たちは別として、そうでない圧倒的多数の一般的な団にこどもが入門した場合、もっと高い水準の稽古を受けさせたい、と思うようになってきてしまいます。

親自身が認識を高めれば高めるほど、そのような欲が出てくるのは自然のことでありこどももそれに応じて、高度なものを受け取る素地ができてしまっています。

ここからは、大きく道が別れます。

移籍または出稽古の道を選ぶか団内に留まるか、二つに一つしかありません。

剣道界は狭いので、黙って出稽古、黙って移籍というのは、ものすごく大きな揉め事に発展し、下手をしたら剣道界から追放される恐れもあります。

ここからこそが、保護者が力を発揮させる場面です。

・強い意志を持って移籍または出稽古を敢行するべく努力する

・強い意志を持って、団内に留まりながらも強豪に負けない剣道を身に着けさせる

この二つに一つです。

ポイント▼剣道の環境を変えたり、現状維持のままでいるそのような決断は保護者にかかっています。こどもは保護者に従うだけです。

 
 

近年の剣道の環境は、こどもを強くしやすくなっている

近年、剣道を真剣にやりたい少年少女が、最寄りの強豪道場の門を叩いて出稽古に行き、試合もそこから出させてもらう、という例が多くなりました。

これは、良い傾向だと思います。

現に、管理人の地域では、五年前とは比べ物にならないくらい、近場の強豪道場に出稽古にいくし、そこから試合に出るというこどもが増えてきています。

過去、出稽古を禁止していたり移籍を問題視していたのは、「有望な選手を取った、取られた」という揉め事になることが多く、指導者も頭を痛めたせいなのかも知れません。

でも今は、剣道人口そのものが減ってきているので、取った取られたもなく、地域で融通を利かせ合わないと、団ごとに孤立していてはすぐに置いて行かれてしまいます。

団内で腕に覚えのある子が、外に出てより強力なチームに合流し、成果を団に持ち帰ることを繰り返せば、地域全体にも良い影響があります。

こどもを強くする保護者は、こういった数々の壁やハードルを乗り越えながら、こどもと一緒に頑張っています。

ポイント▼剣道人口が減少している今、地域全体で生徒を育てるという傾向が徐々に浸透している。保護者はその流れに従い、こどもを導いている。

 
 
皆様に剣道について有益な情報と、少しでも楽しんでいただくために、(ほぼ)毎日更新しています。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

eight + 14 =