剣道は「高校生ぐらいから強くなればいいよ」という助言は正しい?


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剣道で強くなるには中学高校からでいいよという助言

今回は、タイトルにあるように

・「小学生のころは基本を大切にしたらいい」

・「大きな声を出してまっすぐきれいな剣道を」

・「試合に強くなるのは中学・高校になってからでいいよ」

というアドバイズについて考えてみます。

このような助言をいただいた方は、おそらく、試合に出てもあまり勝てないところです。

もし出る試合でいつも優勝していたら、そもそもこのような助言が生まれるはずがありませんので。

小学生の打ちは基本を大切に、勝ち負けを気にせず!

強くなるのは中学生・高校生になってからでいい!

という助言は果たして正しいのか?

実際に、中学生、高校生から急に強くなった人はいるのか?

を探り、小学生のこどもさんを持つこのブログの読者のかたがたに有益な情報をお伝えしたいと思います。

「強くなるのは後からでいい」という助言は間違っている

いきなり結論を述べてしまいました。

このブログが将来多くの人に読まれるようになったら、多くの方から非難され炎上するかもしれません。

ただ、このブログは基本スタンスとして「こどもが素直に日本一になりたいと目指すようになるにはどうしたらいいか」を考えるブログなので、ご容赦ください。

なぜ、「強くなるのは後からでいいから、基本をしっかり」が間違っているかというと、

少なくともインターハイ個人戦に出場するような選手は、小学四年生時には確実に地区や市レベルで優勝経験があり、地域では最も強い子の一人であるからです。

強い子は小学生のときから強かった

という事例しか、管理人は接したことがありません。

※平成の剣豪・宮崎正裕さんのような何十年に1人出るか出ないかのようなかたでなく、あくまで一般的な話です

もし、小学生時代全然名前を聞かなくて、高校でいきなり県のトップに躍り出るように頭角を現した人がいたら、管理人までコメント欄でご一報ください。

※小五とかで剣道を始めて高校になって強くなった、というのではなく、あくまで「小学生時代みっちり基本をやっていて、中学高校で強くなった」という事例です。

▼日常生活から強くなっていこう

日常から劇的に強くなる~高度なものを取り入れるメンタル

剣道の試合は一般的に小学生時代が最も多い

剣道では、小学生時代が一番試合が多く組まれます。

中学、高校で、全国優勝を狙うような強豪校のほうが試合が多いと思われるかも知れませんが、ここで述べるのは、強豪も一般的な道場もひっくるめて、トータル的に、小学生時代のほうが試合が多いということです。

感受性豊かな小学生時代、試合に出ればいつも勝っているこどもと、いつも負けているこどもでは、どちらがより剣道に情熱を持てるでしょうか?

どちらがより剣道を好きになるでしょうか?

自信、自尊心、やればできるという経験をたくさん与えてもらえたこどものほうが、より剣道を好きになり、将来の可能性も広がると思いませんか?

これはほとんど管理人からの懇願です。

強くなるのは中学生、高校生になってからでいいよ(小学生のうちは負けっぱなしでいいよ)

というのではなく、どうかこどもに、勝つ喜び、やればできるんだという自信、頑張ったら強くなれるという成果を与えてあげてください。

指導者のかたがたに心からお願い申し上げます。

▼強くなれない稽古とは?

こんな指導では強くなれない

どうして「強くなるのは後でいい、小学生のうちは基本」と言われるのか

ここから先は、管理人の推測です。

間違っているかもしれませんし、そうではない、と反感を持たれる指導者のかたもいらっしゃると思います。

もし異論がございましたら、どうかコメント欄やコンタクトフォームを使ってご一報ください。

たぶん、タイトルのような「小学生のうちは勝たなくていい」という助言の後ろに、「自分の指導ではあなたを勝てるようにしてあげられないから」という言葉が隠れているのではないでしょうか?

もしくは、「そもそも、勝てるようにする指導というのが、わからない」指導者のかたもいらっしゃるかも知れません。

管理人の狭い見聞ですが、試合に勝てるようになるのは、指導者のかたの指導ではなく、「試合の場数」であり、「切磋琢磨する仲間の存在」です。

試合に勝てないのは、指導者かたがたの指導が悪いからではありません!

「試合の場数」が足りないから強くなれないのであり、強くなれないから切磋琢磨するようにならないだけです。

だから、「強くなるのは中学生、高校生になってからでいいよ、今は基本をしっかり」というような助言は、ちょっと的外れのような気がします。

実際、強豪道場でメンバー争いが激しくて小学生時代はレギュラーになれなかったけど中学高校で活躍できた、とかでない限り(この場合は、普通の道場に行けば大将クラスで試合に出られたでしょう)、「小学生のうちに試合に勝てないと、中学生・高校生でも勝てるようになれない」のです。

少年剣道で強くなるたった一つの方法

試合の場数を確保し切磋琢磨させることが難しければ

こどもが強くなる条件は、「試合の場数と切磋琢磨させること」と述べました。

実際、強豪道場所属のこどもたちは、小学生のころからあちこちに遠征に出かけ、場数を踏みまくっています。

ある強豪道場のブログを見ると、「年間200試合」とか書かれています。普通に車で7時間かけて車中泊で遠征に行き、一日で20試合、30試合をこなしています。

そこで、もしこどもに何か助言をするとしたら、

「もっと場数を踏みなさい、たくさん試合をしなさい」

「ここでは難しいなら、隣市の○○に出稽古に行って試合に出させてもらいなさい。橋渡しをするから」

という具合に、豊富な人脈を使ってこどもを旅立たせてあげて欲しいです。

強くなりたい、強くなるにはどうしたらいいですか?と聞いてくるような家庭やこどもは、普通の道場なら3年間にに1人もいるかいないかだと思います。

管理人の近くにも、小さな教室の先生が地元でも全国区の道場に、「うちにいい子がいるんだけど、どうかこの子を鍛えて欲しい」と橋渡しをして旅立たせたかたがいます。

どうか、才能あるこどもを、多くの大人が暖かい目で育てる、という風に、市連や県連の共有財産として育み育ててあげて欲しいです。

まとめ

剣道は、低学年のころから「剣道家としての選抜」が始まっています。

そこで、「出稽古禁止」「移籍禁止」という具合に枠組みをガチガチにしてしまうと、小学生時代に選抜に漏れたこどもは一生涯、才能の有る無しに関わらず埋もれてしまったままになります。

「剣道日本」などに載る新人データバンクに載るような選手はみんな、誰もが名前を聞いたことがあるような強豪道場出身、というのを見ても、「小学生時代は勝てなくていい、中学生、高校生になったら勝てるようになるからというのは本当ではない」というのがわかります。

結局結論としては、

もっと出稽古や移籍を自由に、こどものレベルにあったステップアップを許してあげて欲しい、そうすれば、「今は勝てなくても後で勝てるようになったらいい」というような的外れな励ましをする必要がなくなる、ということなんだと思います

似たような話を繰り返してすみません。

皆様に少しでも有益な情報、楽しんでもらえる記事を(ほぼ)毎日記事を更新しています。

イラストは自作のものと、プリ画像GMOから引用しました。

 
 

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