剣道で一本が入る瞬間!このタイミングで飛び込め


▼始めてここを訪れる方はこちらへ。これさえ読めば『てっぺんを目指す剣道』がわかります。

当サイト人気記事ランキング

▼ジャンル別まとめ記事もおススメ!ジャンルに合ったまとめ記事を手っ取り早く読むことができます。

サイト内の「まとめ」カテゴリを押すとジャンル別まとめ記事に飛べます。

剣道で一本が最も入りやすいタイミングを無駄にするな!

剣道の試合では、実力差がかなりある場合を除き、流れが最も大切になります。

とくに団体戦では、実力差が拮抗してくる大きな大会の準々決勝以降では、勝負を決する要因のほぼ100%が、「流れを引き寄せられるかどうか」によります。

今回は、流れを引き寄せる最高のシチュエーションである「一本が入った直後の攻め」についてお伝えします。

一本が入る最大のタイミング

市大会、県大会、全国大会など試合の規模や実力差に関わらず、一本が入る最大の時間帯があります。多くのかたが気づいていらっしゃるとは思いますが改めて言うと、一本目が入った直後の、審判が「二本目!」を号令した直後の一振りです。

取った側はもう一本畳みかけて二本目を奪えることもあるし、逆に取られた側が直後に二本目を取り返す場合もあります。そして、二本目を取り返した側はたいてい三本目も奪うし、団体試合の場合は二本目を奪った側が勝利します。ほぼ例外はありません。

一本が入った直後の二本目を奪うことは、試合全体の勝利に直接結びつきます。

なぜそのタイミングで二本目が入りやすいのか

結論から言うと、双方が「合気」になっているからです。


一本が入る瞬間というのは、一人で作れるものではありません。

双方が等しく気をぶつけ合い、打つ側と打たれる側が一体となって、有機的に「一本を作り出す」状態、それが「合気になっている状態」と言えます。

有効打突が生まれた瞬間、試合をしている二人は合気となってその一本を生み出すために協力し合っているわけです。打った側はもちろん、打たれた側も、一本の成立に協力している状態があって初めて、「一本が成立する」ことになります。

こういう「合気になっている状態」というのは試合時間内でそうそうあるものではありません。

そしてその瞬間は、一本目が入ったときにピークを迎え、審判の「二本目!」の合図時にもピークを保ったままで、五秒もすれば「合気の状態」は消失します

一本が入る瞬間は、一瞬二瞬に折り重なるように存在する、ということです。

▼合気って何?

合気って何?どうやったら習得できるの?

一本が入った直後は迷わず二本目に飛び込め!

合気になっている状態は長く続かない代わりに、「二本目!」の合図の直後の刹那は、一本がめちゃめちゃ入りやすい瞬間になります。

そこは渾身の力を込めて、迷わず一本を奪いに出るべきです。迷いが無ければ無いほど、直後に取り返すことができるばかりか、試合全体までその一本で勝利が確定します。

気をつけるべきなのは、「合気」になっている状態では、自分だけでなくお相手も一本が極度に入りやすい状態である、ということです。一本目を奪った側が二本連続で取る場合もあります

取られた側が取り返すには、相手にとって意外な手、「逆ドウ」「抜きドウ」「飛び込みドウ」などドウ全般、が入りやすいような印象です。

実は、このシチュエーションで、逆ドウがよく入るのを見かけます。

ただし逆ドウに関しては、地域によって一本になりにくかったり、はなから一本とみなされない地域もありますので、そこは地域ごとの審判傾向を考慮してください。

最初に有効打突を奪った側は直後十秒は何もしないほうがいい

逆に、一本目を奪った側が最も注意するべき時間帯は、「二本目!」の合図の直後の一振りです。

そこで迂闊にメンに飛び込むときれいにドウを抜かれたりコテを奪われます。そうなるとたいてい、三本目も相手に進呈する展開になります。

ばかりか、試合全体もあちらに勝利を進呈することになってしまうのです。

だからこそ、一本目を奪った側は次の十秒は何もせず、ひたすら時間を稼げ、と指示を出すのが合理的です。

実はこれはあまり公表したくない(笑)。みんながこの対策を取ってしまうと、この法則を知っている人のアドバンテージが下がってしまうので・・・・

見た感じ、名を知られた道場のチームは、この秘訣を知っているように見えます。

しかし、これを教えてもどうしても一本取って調子づいて前に出てしまう選手もいるので、指示通り動けるかどうかは個々の性格や資質によるでしょう。

指導や監督をする側は、口を酸っぱくしてこのことを言い含めておくだけの価値はある、とは思います。

大切なのは、タイミングよりも「一本の重み」 

最終的には、選手個々人が、「この一本が勝利に大きく影響する」という、一本の重みの自覚です。

一本が入るという事実の裏には、数限りない自分の時間と精進が込められ、指導者の薫陶と思い入れが込められています。

その一本の重みを、次の一瞬であっけなく消失させてしまうのは、あまりにもったいないことです。

一本目を取った側は、合気の状態が消失するまでの10秒間は耐えて動かず、
取られた側は、二本目開始直後の一振りに自分のすべての精進を込めて取り返しに行く、

そういうことができるチームが、強いチーム、勝ち上がるチームになるんだと思います。

ご意見ご感想を良かったらお寄せくださいませ。

皆様に少しでも有益な情報、または楽しんでもらうため(ほぼ)毎日更新しています。
 

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

17 − three =