剣道の試合で劇的に強くなる方法~高度なものを日常に取り入れるメンタル


 

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目的に最短で近づくメンタル

こうやれば短期間で強くなる、という方法論、稽古法はたくさんあります。

それはネットでもたくさん紹介されていますし、このブログでも試合に勝つ方法などを常々紹介しているのですが、そういう方法論とは別に、実は、方法論よりももっと深くもっと微妙な部分で存在する秘訣があります。

それを取り入れることで剣道の質そのものが変わります。方法論よりもむしろ、こちらのほうがはるかに大切で、そこからすべてが始まるといっても過言ではないと思います。

それは、身体的な条件よりも、日々の剣道への接し方、考え方、メンタルの部分です。

ブログ主ごときの人間がどこまで言葉で伝えられるかわかりませんが、

普通に強い子

日本一になる可能性を秘めた子

を並べて精一杯、説明しますので、是非「日本一になる可能性を秘めた子」のメンタルのほうを取り入れてみてください。

ちなみに二人とも、同じぐらい「強くなりたい」と思っており、二人とも素直で才能も同じ程度持っている、とします。(記述は、普通の子のほうを批判しているわけではありません。むしろそちらのほうがごく一般的です。)

 

▼「合気」ができる子は上達する

合気ができるこどもの試合はこうなる

違和感のない世界が許容範囲になる

人間は、日常的に接して違和感のない範囲の人間にしかなれません。

ここでまず、普通に強い子(以下普通の子)と、日本一になる可能性を秘めた子(以下てっぺん)にかわるがわる登場してもらいます。

県大会に出場し、二回戦で負けたさい

滅多に出ない県大会でエントリーして、びっくりするような強いチームに二回戦で負けてしまった!

普通の子 頑張ったことを褒めてもらい、しばらくして帰宅。「もっと強くなりたい」と思って竹刀で素振りをする。

素振りの日課は毎日続けていて、もっと上手になるにはたくさん素振りをして竹刀を持つ時間を増やすしかないと思っている。

試合があるたびにやる気になって、すぐに家に帰って熱意があるうちに素振りをするようにしている。

てっぺん 試合が終わったら帰るつもりでいたけど、親に「表彰式まで残れ」と言われ、しぶしぶ残っている。

なんとなく試合を見て、決勝戦を見て、その圧倒的な強さに最初「全然違うなあ」となんだか落ち込んだりしてイライラしたが、何度も表彰式まで残るうちに雰囲気に慣れてきて、「僕もあそこに立ちたい」と思うようになった。

▼表彰式で強くなる方法!

表彰式に出るだけで強くなります

 

申し合わせ錬成会で

団が主催する練成会。いつもは見かけない県外のチームも来ていて、またそこがめちゃくちゃ強い。そのめちゃくちゃ強いチームと申し合わせ試合をすることになった。

普通の子 ともかく精一杯ぶつかってみる。声を出して思い切って前に出て、うまいこと当たったら僕にも勝てるかも知れない、と思って前に出て、瞬殺される。

てっぺん この子にはまず絶対に勝てないな、とりあえずすぐには負けないでおこう、負けるとしてもメンやコテ、ドウを全部打ってみようと思い試合をした。手数も多く技もたくさん出して、守りもするのでなかなか勝負がつかなかったが、最終的に合いメンで負けた。

ある強豪チームに助っ人中堅として呼ばれて試合に出た

普通の子 ともかく全力でやるしかない、と元気に精一杯試合をした。先鋒次先鋒が引き分け、引き分けと回してきて、ここで一本取ろうとして前に出て一本負けした。

てっぺん 前が二人引き分けできたし、後ろに強い大将がいるので、僕がここで前に出る必要はないな、と思い、無難に引き分けた。

どちらも同じように実力があり、同じように頑張っている子供たちです。でも、後一年もしたら、とても追いつけないほどのレベルに差が開いてしまいます。


違いはたった一つだけ

その違いは、メンタルの部分、しかもそのメンタルは一言で表すと、慣れようとする」または「高度な違和感のある物事を自分の日常に取り入れようとする姿勢」です。

てっぺんの子は、表彰式まで残っていたので、高度な試合に慣れがあって、こういう場面でどう動けばいいかを知っていました。

申し合わせ錬成でも、自分より上手な子にぶつかっていこう、勝とうとするより、「お相手と長くやり取りする」「試してみる」という、その時間を自分の日常に取り入れる試みをしています。

高度なものや違和感のあるものは、最初取り入れるのがとても苦痛で、取り入れようとするよりも思い切ってぶつかってはじけ飛ぶほうがダメージも少ないです。

そこをぐっと踏みこたえて、自分の日常に、違和感の無くなるところまで取り入れようとすることで、剣道が根本的な部分から変わってきます。

▼剣道に「素質」はあるの?

剣道で強くなる「性格」はどんなの?

強さの土台にあるもの

試合は高度なものを取り入れる絶好のチャンス

普段は、格段にレベルの違う道場と稽古をするのはなかなか難しいですが、試合会場ではそれが可能です。

できる限り、お相手の持つものを自分に取り入れるために、思い切って行って砕けることよりも、お相手をよく見て、その強さを自分に取り入れてやるんだ、という気持ちを持って試合に挑むほうが、後々のためになります。

試合が終わっても、試合を見ること、負けても表彰式まで残ること、こういう心がけが「自分より高度なものを日常に取り入れる工夫」です。

現時点での自分のレベルより高度なもののイメージで心の中をいっぱいにして、違和感のないところまで慣れ親しむと、イメージのバケツがいっぱいになったころ、一気にそれが外に溢れ出します。

周囲から見ると、

誰がどう見ても違う次元の強さの剣道

が、その子の体からあふれ出すように見えてくるのですが、その子にとってはそれがごく当たり前のものであり、心の中に持っているイメージ通りに動いているだけです。

稽古の「量」や「質」よりも大切なこと 

普段の稽古は、自分の日常のレベルを強化していくため、あるいは考えるより先に体が動くようにするためにするものです。

日常の稽古では、びっくりするような違和感のあるものに触れる機会が少なく、稽古を増やして上達はしても「飛躍」は難しい

一方で、試合、練成会は、自分の馴染んでいる水準と段違いの高度なのものに触れる機会に溢れています。試合会場でどれだけ高度なものを日常に取り入れるかで、剣道が変わってきます。

さらに、団内に一人だけ「桁違いに」強い子、というのは通常生まれにくい。

人は日常に慣れ親しんだものにしかなれないからです。そういう時、よそからめっちゃ強い子が入団してきたり、あるいは誰かに出稽古を許して違う種類の強さを身に着けさせると、その団は一気に飛躍する機会を得ることができます。

短期間に剣道が劇的に強くなる、というのは、先に大量のイメージを心の中に溜めて、それが一気に外に表れてくる、という意味です。

そのような現象は、稽古や努力によるものというよりも、「より高度なものを日常に取り入れる姿勢」というメンタルに拠るものがものが大きく、そこを意識して試合に臨むと、一年もしたらいつの間にか、人からうわさされるぐらい飛躍を遂げることも充分可能です。

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