剣道は身長が低いと不利?身長差を生かした勝ち方


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身長が低いと不利なの?

剣道の試合では身長が低いと不利?それとも身長は関係ない?端的な答えは、
・身長が生かせる面においては高いほうが有利
・身長が低いほうが有利な場合は低いほうが有利

つまり全般的に、剣道の試合には身長は直接にはあんまり関係ないというのが正解です。
本日は、身長が低い人にとってはそれを武器にでき、身長に恵まれている人は身長をより生かす方法を考えます。

実際に全国規模の覇者は身長が高めなのか?

もし剣道で身長が高いほうが有利なら、全日本規模で優勝する選手はみな大兵なのかどうか見てみましょう。


・勝見洋介選手(2016年優勝)169センチ


・内村良一選手(2006、2009、2013年優勝)170センチ


・梶谷彪雅選手(現在明治大学、九州学院高校在籍中負けなし)164センチ

みなさんそんなに身長は高くないです。

世界選手権なども、日本人選手は総じて他の国よりあきらかに身長低めですが、日本剣道の強さは全く揺るぎません。

でも、そんなトップクラスの選手のことばかり挙げても、一般的な選手には参考にならない、と思われるかも知れませんが・・・こちらの動画をご覧ください。
きっと、なるほど!と思ってもらえます。


身長差を生かす剣道

全国各地で、どこにでもある中学生の大会です。

体格的には小学生と大人ほどの体格差があります。

そして、身長だけでなくパワーも段違いでしょう。

おそらく双方初心者ではなく、圧倒的な技術の差があるわけでもないです。

つまり、条件的に、身長差以外はほぼ平等である、と見ていいです。

身長が小さいほうが二本勝ちした理由を考えることで、自分の身長を生かす剣道が見えてきます。

 

身長が低い、高いにかかわらず間合いを制した者が勝つ

小さい選手はなぜ勝てたのか


小さい選手は、遠間からの攻防を避け、常に自分の得意な間合いに軽く打ちながらスルッと入り込んでいます。

一本目のコテを奪った位置だと、大きいほうの選手がいくらメンを上から叩き込んでも間合いが詰まって一本になりません。

小さいほうの選手は、相手の懐に入り込んだ時点で自分が有利ということを知っているのです。

一方で、大きいほうの選手は逆に、
遠間の攻防では圧倒的に有利です。

手足の長さ、リーチ、竹刀の迫力など、小さい選手がいくら頑張っても竹刀は届かず自分の竹刀は自由自在に相手に届くことになりますが・・・

つまり、

懐に入られた時点で、間合いを制したのは小さい選手であり、それが直接の勝利の原因と見ていいでしょう。

身長が低くても自分のペースに引き込む勝ち方

試合運びにおいて、小さいほうの選手は、相手の打ち始めには合わせることをしません。

引きメンや出がしらなど、相手が有利な間合いの時は静かに防御し、ともかく自分のペースを守っています。

大きいほうの選手は、もし相手がパワーと体格で勝負するなら、圧倒的に有利だったでしょう。

パワーとスピードは小さい選手には勝ち目はありません。

大きいほうの選手がもし、自分の間合いを保ったままパワー勝負に持ち込もうと工夫していたら、小さい選手は手も足も出なかったはずです。

そして、小さい選手は、大きい選手が下に意識が向いているところを狙ってメンに乗っています。

これなども、試合展開を読んだ小さい選手が勝利した原因の一つです。

▼剣道の勝ち方~決めたい技の逆を突く!

試合の組み立て方~打ちたい技の逆を突くこと

 

身長別に向いた勝ち方

身長が低い人の勝ち方

間合いは近め。コテ、返しドウ、意識を下に向けさせてメン、相手のペースに乗らないこと

身長が高めの人の勝ち方

間合いは遠め。体当たりからの引き技、出がしらメン、パワーを利用すること

これらは試合の場数で身に着くところもありますが、普段から「間合い」や自分の長所を意識して稽古していくことで、試合で実践することができるようになります。

自分の長所を分析しよう

自分の長所は何かを分析してそれを応用する

背の低い選手は、近間に入り込むと自分は打てても相手は打てない状況を作ることができます。

逆に背の高い選手は、間合いを遠めに保つと、自分の竹刀は届くが相手の竹刀は届かない状況を作ることができます。

自分の身長や特性に有利な状況を作ることができたら、勝利が近づきます。

自分が勝てる土俵で試合をする、という意識を磨くことで、勝率は必ず上がります。

逆から言うと、相手が嫌な状況を作りそこに誘い込む、という理合いを考えることです。

大きい選手は、小さい選手が近い間合いでちょこまか動かれると嫌ですし、小さい選手は、大きい選手が遠間から一気に飛び込んできたり、体当たりをしてきて跳ね飛ばされたりするのが非常に嫌です。

そういう状況をいかに作るか、が勝負の鍵になります。

小学生高学年以降は特に、勢いやタイミングだけでは勝てなくなります。

必要なのは、冷静な自己分析と自分の長所を生かすことです。指導者は、選手自身が見えていない長所を積極的に伝えてあげるようにするのもいいでしょう。

 

皆様に少しでも有益な情報、または楽しんでもらうため(ほぼ)毎日更新しています。


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