剣道の試合でこれだけは避けたい最悪の展開


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剣道の試合でこれだけは避けたいこと

剣道の団体戦では、ほぼ番狂わせというのはありません。

優勝する団は優勝する理由すべてを兼ね備えており、その中でもっとも大きな特徴は「すべての試合において二本負けが無い」ことが挙げられます

今回は、逆に、ごくたまに見かける優勝候補筆頭でさえ敗退を確実にする最悪手について述べていきます。

「これをしたらその試合は必ず負ける」最悪手とは何かを探ると同時に、勝つための心構えを身に着けていきましょう。

▼優勝するための絶対条件

二本負けだけは絶対にしてはいけない

こうやると絶対に負ける、絶対に避けたい展開


比較的大きな大会で勝ち上がっていくさい、試合に必ず負ける展開というのが存在します。結論から先に言うと、

五人のうち一人でも、一本取った後、二本取り返される

展開です。

その試合はもう勝ち目がありません。

大きな大会であれば、たとえ一回戦でもこの原則が崩れることはまず無いです

しかもこのような負け方には一つ大きな特徴があります。

たいていの場合、一本目を取った直後、「二本目!」の審判の合図の後の一振りで二本目を相手に進呈しまうことです。

たとえ二本取り返されず引き分けに終わった場合でもその試合は負ける可能性がかなり高いです。

県代表監督は選手を選抜するか

なぜ、一本取った後二本取り返されるとその試合は負けてしまうのか?

その辺りの機微は、少年剣道を長く見続け、都道府県対抗大会の代表を選ぶような指導者は知っています

先取を選ぶとき、最終選考のさい、どこかの高度な練成会に連れて行って錬成試合をさせ、見る点はただ一点だそうです

勝ち負けではありません。

負ける場合もあるでしょう。

見る点はただ一点、

一本取った、あるいは取られた直後の次の一手

だそうです。

一本を取った直後に簡単に取り返される選手はたいていそのあと二本負けします。

また、たとえ引き分けでも、その試合はまず負けてしまうことを、代表監督は知っています

団体戦は「流れ」が最も重要です。

「流れ」を最終不可逆的に動かすのが、一本取った後二本取り返され負ける、という展開です。

都道府県対抗のような大きな大会であればあるほど、「流れ」で勝負の行方が決まります。

その重要さを認識しているかどうかが、一本が入った直後にどう戦うかでわかります。

最悪の展開を避けてチームを勝利に導くには

試合における最悪手は、


・一本とって二本取り返されること、


・一本取った直後に二本目を相手に進呈すること

と述べました。一本が入った直後の一振りに、次の一本が入りやすいことも述べました。

ここでまた都道府県代表監督の着眼点に戻ります。監督からしたら、団の誰かが一本を取った後、どうして欲しいでしょうか?正解は、

後は守って確実に勝ちを付けてほしい

です。

大きな大会で勝ち上がると、スコアの動きは比較的小さくなります。

どのチームも選び抜かれた精鋭であるだけに、実力差はほとんど無い上「優勝メンタル」を身に着けた子たちばかりだから当然のことです。

欲張って二本目を取りに行って、取り返されたあげく敗退する、というのでは目も当てられません。(もちろん、二本取らないと負けが確定する場合は何がなんでも取りに行くべきですが)

 

逆にチームをかなりの確率で勝利に導く方法は?

逆の立場から見て、団を勝利に導く試合展開があります。それは、一本取られたあと二本取り返すことです。

この試合はまず100%で勝てます。流れが完全にその団に傾くからです。

そういう意味で、一本取られても落ち込むことはありません。

取られた直後の一瞬に、確実に逆転勝利できる最高の山場が待っています。

一本先取された場合は、審判の二本目!の合図の直後、迷わずどこかに飛び込みましょう。

迷いが無ければ無いほど一本が入り、団の勝利までがそこで確定します。

もっともわかりやすい実例は、このような展開です。

ある県大会で、大将戦まで引き分けできた緊迫した試合が続いていました。そこで、片方の大将が一本を先取!

直後、お相手が二本目を逆ドウで(!)取り返しました

結局その試合は引き分け、延長戦で再び大将同士が激突し、直後に取り返したほうが勝利して終わりました。

敗れたほうの敗因は一つだけ。一本取った直後に二本目を取り返されたからです。

延長戦はほとんどオマケのようなものです。

剣道の最悪の展開を避けることができれば勝利は近づく


剣道の団体戦の面白さは、「試合展開」「流れ」にあります。

五人全員強くなくても団体戦でなぜか勝ち上がる団を見かけたりするのも、「取るべきところで取り、守るべきところで守る」ことを知っている指導者なり選手なりがいることによるものです。

試合が高度であればあるほど、
・二本負け
・一本取って二本取り返される
・一本取った直後に二本目を取り返される


ことが致命傷となり、最悪手になることを覚えておくと、団の勝率は確実に上がります。

指導者側としては、このようなメンタルを根気よく植え付けていくことで、実力以上の力が試合で発揮できることを認識しておくのも良いと思います。

皆様に少しでも楽しんでいただき、有益な情報をお伝え出来るよう、(ほぼ)毎日記事を更新しています!

 


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