剣道で小学生に「合気」を教えるとっておきの方法

当サイト人気記事ランキング ▼ジャンル別まとめ記事もおススメ!ジャンルに合ったまとめ記事を手っ取り早く読むことができます。 サイト内の「まとめ」カテゴリを押すとジャンル別まとめ記事に飛べます。   Contents1 剣道で必要な「合気」を噛み砕いて言うと2 「合気」によってお相手の「反応」を引き出すこと3 「お相手に一本入れるのを協力してもらうにはどうしたらいい?」と問いかけてみる4 最も美しい一本とは 剣道で必要な「合気」を噛み砕いて言うと 今のは完全に当たっているのに、なんで一本にならないの?と思うときがあるのは、たいてい、双方が「合気」になっていないからです。 「合気」というのは、打つ側と打たれた側がお互いに息を合わせて協力して「一本」を作り出す状態のことです。 「合気」を説明するよりも、「合気でない」状態を説明したほうがわかりやすいので、説明します。 一本にならない「合気」ではない打ちとは、 ・打った側の竹刀が、たまたま打突部にあたった ・打った側が、「今のは相手に打撃を与えていない」と思っている ・打たれた側が何の反応も示さず、試合を続行している 一方で、一本になる「合気」の打ちとは、 打った側の打突が「確実に仕留めた」と思っていることと、打たれた側が、「いまのは打たれた!負けた!」と思う、双方が勝者と敗者のメンタルを持って勝負の役割をこなしている打ちのことです。 合気になれる子はこんな試合をする 「合気」によってお相手の「反応」を引き出すこと 小学生で、体は小さくてスピードもあまり無いのに、やたら試合に勝つ子がいます。 そういう子はたいてい、「お相手を自分の物語に巻き込むのがうまい」のです。 そもそも勝負は、片方が仕掛けても片方が無視すれば成り立ちません。 「一本」というクライマックスを迎えるためには、お相手と自分が同じ土俵に上がり、「これから勝者と敗者を決めよう」と合意して、そこからいかに相手を打ち負かすかを考えて試合をする必要があります。 その呼吸のことを、「合気」と呼びます。 具体的には、 ・相手を前に出てこさせ、攻撃させる ・相手が正面から挑んでくるのを受けて立つ ・大きく構えて相手を威嚇し、動けなくしてから攻撃する など、いずれも、 「お相手が自分の攻撃によって反応する」ことが必要 ということです。 当たったとしても旗が上がらず「一本」にならないのは、お相手の「反応」を引き出せていないからです。 剣道ではそれを、「合気」になっていない、と呼ぶのです。   合気とは「やり取り」のこと! 「お相手に一本入れるのを協力してもらうにはどうしたらいい?」と問いかけてみる 「勝負」というのは、当たり前のことですが、勝った側と負けた側が存在して初めて成り立ちます。 そしてその勝負を決める「一本」は、負ける側も勝つ側も協力して初めて「一本」が成り立ちます。 例えば、ある男がひとりで、「わしは勝ったんだ!」と叫んでも、「わたしは負けました」と言う人がいなければそれは勝負とは言えません。 男は一人で勝手に「勝った」と叫んでいるだけです。 選手がお互いに、勝者と敗者になるために物語を作り上げクライマックスに達したときはじめて「一本」が成立します。 技を競い、気力を充実させ、相手に不可逆の打撃を与えることができて初めて「一本」に到達することができます。 一本に至るまでにふたりの選手がお互いに息を合わせて物語を作る、という過程が不可欠です 小学生に、「相手に一本入れるのを協力してもらいなさい」と聞いてみましょう。 もしきょとんとされたら、「合気」とは何かを理解していないです。 例えば、けんかをするとしても、片方だけが悪いということは物理的にあり得ません。双方が何らかの原因を持っています。 剣道の「一本」も同じで、合いメンや出がしら技だけでなく、片方が前に出て(前に出させられて)片方が待ってました!を返し技、というような感じで、双方が協力して一本を成立させています。   ▼「合気」で試合を有利に展開しよう! 「合気」によって試合が有利になる点 最も美しい一本とは 審判から見て最も美しい一本とは、勝つために着々と物語を作り上げ、勝利への道筋をつけつつ、お相手の弱点を衝くまたはお相手の強さを上回る強さで打ち負かして放つ一撃です。 試合の中で、双方が「合気」になって、どちらかが勝者となり敗者となっても構わないという同意の元で戦うことによって「一本」が生まれます。繰り返しますが、 … Continue reading 剣道で小学生に「合気」を教えるとっておきの方法