剣道団の保護者はママ友ではない


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剣道団の保護者同士は友達でもなくスタッフでもない

なぜなら、保護者はあくまでこどもの黒子で、こどもが精一杯剣道ができればそれでいいのです。

今回は、悩まれているかたも多いであろう保護者間のお付き合いについてです。

人が10人寄ればいろいろなもめ事が勃発しますし、表面上波風が無くても内面はけっこうドロドロしたりしていることが多いでしょう。

そこで、今回は、もめ事を避けたり、安全だったり、いじめにも合わず誰からも後ろ指を指されない方法、こどもが一生懸命剣道ができる環境を最初から維持できる方法をお伝えしたいと思います。

それにはまずタイトルのように、

「剣道団の保護者は友達でもスタッフでもないこと」に留意しておくのがコツです。

「ママ友」という言葉が世間に流布する背景

剣道でも他のスポーツでも、あるいは幼稚園や小学生の団体でも保護者間の関係を「ママ友」という言葉でくくるのは最近の風潮です。

二十年ぐらい前から「公園デビュー」という言葉が生まれ、そこでこどもを遊ばせ、親も一緒に話をしたりして仲良くなり「ママ友」になるという感じでしょう。

でも、剣道団やスポーツ少年団の保護者同士の関係は、どう考えても、どう解釈しても、「ママ友」ではありません。

同い年のこどもがいて、一緒の習い事をしているだけで、スタッフでもありません。

「あると便利なボランティア組織」に近いものだと思います。

そして、公園や幼稚園でも保護者同士も、「友達」ではなく、こどもの保護者であって、一緒に送迎したら友達になる、世間話をしたら友達になるというのは変な話です。

 ▼剣道保護者はママ友ではないのと同時に、「指導者」でもありません。

剣道保護者は指導者ではない

揉めるのは相手に求めることが多いから

友達同士なら、お互いにいろいろ求めたり、感謝したり要求したり、腹を立ててけんかをしたりということがあるのが普通です。

友達の最大の特徴は「感情を分かち合う」ことですから、一緒に喜んだり悲しんだりするが友達の醍醐味ですが、剣道団は「ボランティア組織」なので、感情の分かち合いやお相手になにかを期待したりすることはそもそも必要なく後に軋轢を生む種になります。

こども同士は一緒に戦う仲間であり、喜びや悲しみを分かち合う「友達」にはなれます。

でも保護者同士は、友達ではなく、あくまでボランティアの「仕事」に近い感覚で、淡々とこなしていくのが普通ではないでしょうか。

必要以上に人に近づかれたり、近づいたりすることを戒めれば、保護者間の揉め事などは一気に霧散してしまうのではないか、と感じます。

保護者の稽古の付き添いは必要ない

もちろん、こどもがまだ自分でメンを着けられなかったり、着装が乱れたとき自分で直せない場合は保護者は稽古時ずっと付き添う必要があるでしょう。

しかし、こどもが自分でなんでもできるようになれば、保護者が稽古の始めからしまいまで付き添って、保護者同士「和気藹々」としている必要は、まったくありません。

その「和気藹々」が一転してもめ事になり、剣道の指導に支障をきたすほどの騒動に持ち上がった場合、指導者は本当に心の底から「ああメンドクセー」となります。

いっそのこと、「保護者の付き添いは禁止したい」と本音では思っている指導者が世の中にはたくさんいらっしゃるでしょう。

保護者が指導者であったり、技術的な指導をしたりしたいのならともかく、素人だったり、他の保護者と「ママ友」感覚でおしゃべりしたいから稽古の付き添いに来ると、トラブルの元になります。

このブログでも何度か言いましたが、稽古場は「保護者のサロン」ではありません。

▼剣道保護者は負担が多い?

剣道保護者は負担が多いと思う?

 

過剰な仲間意識は禁物

子供同士はチームメイトですから、仲間意識はあって当然ですし、また過剰なぐらいあっても全然大丈夫です。

ところが、保護者同士が「友達」になった場合、友達特有のいざこざなどがこどもの剣道の波及する可能性があるので、保護者同士の仲間意識ははっきり言って全然必要ありません。

もちろん、大人として役割を果たすことは必要ですし、役が回ってきたらきっちりこなすのは当然のことです。

こどもの世話をするのにはこどもへの愛情も不可欠ですし、こどもが精一杯剣道ができるように細心の注意をもって役をこなすのが求められます。

そして、本来、保護者自身が「役をきっちりこなし」ているのであれば、保護者同士の仲間意識などははならか必要なく、団はうまく回っていくはずです。

そこに湿っぽい「仲間意識」を持ち込むから、こどもが一人だけで出稽古に行った、一人だけ上手になった、稽古をサボるくせにレギュラーになっている云々などの不満がつい出て来て、その場にいる保護者と意気投合してその保護者をいじめたりするような羽目に陥るのです。

そして、特定のこどもの態度がケシカラン場合も、注意したり叱ったりすることは必要ありません。

他人の保護者がよそ様のこどものしつけを行う義務は一切無いのです。

我が子が怪我をさせられた、バカにされた、などの不満があった場合でも、できるだけ近寄らず、ともかく懸命にこどもに稽古をさせればいいし、目に余る言動をするこどもがいるならできるだけ避けて実害がないようにする、それだけで、別に話し合いで弾劾しなくても、そのこどもに注意しなくてもいいです。

むしろ、目に余るからといって、そのこどもを注意してはいけません

こども同士は大人が見るよりもずっと、お互いを許し合い、楽しくやっています。

保護者がそこに立ち入って仲裁したり制裁を加えたりするのは、事態をこじらせるだけです。

 
 
 

まとめ

学校でのいじめが深刻なのは、学校が一日中過ごさなければならない場所であり、逃げ場がないところだからです。

一方で剣道団は、週に何度か会って一緒に稽古するだけで、指導者の目も光っているのでこども同士がいじめたりちょっかいを出したりするシーンはほぼ皆無です。

こどもは一生懸命稽古をしているだけですし、親はそれをサポートすることに徹するだけで、団はきれいに回っていきます。

そこで保護者が自分のカラーを出そうとしたり、存在感を示そうとしたり、指導に文句を着けたりするから団が揉めるのであって、そういうのには巻き込まれないのが一番です

それにはまず保護者自信が、「団の保護者はママ友ではない」「自分はサポートに徹する」という意識を持って最初から接していれば、保護者間のことに消耗することもなくこどもが剣道に集中できます。

 
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イラストは、下手なのは自作、カラーの上手なものはプリ画像GMOから引用しました。

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