剣道の「踏み込み」で勝利を引き寄せる


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強くなるための「踏み込み」とは

強い子は例外なく「音が違う」

今回のテーマは、剣道の「踏み込みについて」です。

初心者は例外なく、この「踏み込み」で音が全くしません。

一方で、上手な子は、幼稚園のころからすでにパーンと乾いた大きな音がします。

参考動画

踏み込み音

※未成年者の動画なので拡散禁止します。

試合の内容はともかく、旗が上がったほうのこどもの踏み込みの音を聞いてみてください。

体重が軽くても、幼稚園児でも、タイミングの取れた踏み込みをすれば、小気味のいい高いパーンという音がします。

力強く小気味良い「踏み込み音」は、試合において、ものすごいインパクトをお相手と審判に与えます。

踏み込み音が良い=強い、才能がある、タイミングが合っている

などという印象を与えられますし、多少打突が軽くても、踏み込み音で高い音が鳴ると一本が入る確率が高くなります。

良い音が鳴るようになったら「初級者」から「中級者」になり、打突に冴えが生まれ、試合に勝ちやすくなりますので、ぜひ試してみてください。

 

「踏み込み音」が勝負を決める

まず、「踏み込みの音」ですが、これがなかなか「故意に鳴らそうとしても鳴らない」音です。

そして、コテや引きメンなどの技では、正直

踏み込み音が皆無だと一本が入る可能性が半分以下になる

のです。

それぐらい「音」は大切な要素です。

初心者の段階から発声と踏み込み音、打突時の竹刀の立てる音など

剣道は音で勝負が決まる!

ぐらいの認識でいてください。

▼一拍子の打突についてはコチラです!

剣道は「一拍子の打突」で勝つ!

 

管理人も幾度か九州の大会で決勝にこどもを連れて行きましたが、そこで、周囲の人が、

「強い子は音が違うね~」としみじみ言われていたのを覚えています。

くどいようですがそれぐらい、剣道においては「音」が大事な要素を占めます。

音は重要なのですが、声を出せ、という指摘は良く言われる一方で、「踏み込み音を大きくしろ」という指摘はあまりないかも知れません。

踏み込み音が鳴るのは、なかなか理屈では説明しにくいと思っているのか、それともできる子は最初からでき、できない子は教えてもなかなかできないと思われているのか、不明です。

指導者は教えることが多すぎるのでしょう。。

踏み込みについては家でも十分練習できますので、裸足になって家でしっかり練習しましょう。

なぜ踏み込みでいい音が出るのか

高い乾いた「パーン」という音はどうやって出すのか?

それは、イメージとして、強く踏みつける、、高い位置から下へ足を踏み込んでいるように感じますが、これは実は、まったく逆です。

✖高い位置から下に

〇低い位置、つまりすり足から前に出る

✖上から下に踏みつける

〇後ろから左足で蹴り出して前に着地する

事によって、あの音が出るのです。

 

スリッパをはいて練習する

スリッパをはいて歩いてみてください。

スリッパで歩くときちょっと工夫すると、パタパタパタ~と音が鳴りますよね。

あのパタパタの少し大きな音が、踏み込みの乾いた音と同じ種類です。

スリッパで歩くとき音が鳴るのは、強く踏みつけているから?

違いますよね、むしろふわっと空気をスリッパの下に挟むようにしてますよね。

足を高く上げて踏みつけていますか?

違いますよね、スリッパでできるだけ足を上げず、つまりすり足に近い状態で土踏まずに空気を入れる感じで踏むとパタッと音が鳴りますよね。

あの感じを、裸足の状態でやっているわけです。

上記の参考動画の幼稚園児も、足を故意に高く上げたり、強く踏み込んでいる感じではありません。

踏み込みの練習をする前に、スリッパでパタパタ音を立てて歩く練習をするといいです。

自分の足より大きめのスリッパを使って、つま先から前に歩いて着地すると、空気がスリッパの裏に巻き込まれて潰れて「パタッ」と音がします

練習してみてください。これは比較的簡単にできると思います。

裸足の土踏まず全体で床を噛んで音を出す

スリッパで音が立てれるようになったら、今度は足の裏で踏み込んでみます。

足は上から下ではなく、後ろから前へ出す。

力強く踏み込むよりも、土踏まずに空気を挟む感じで

すり足から前に出て足を着地させてみてください。

音が鳴りましたか?

一度音が鳴るとわかると思います。

力を入れると音が鳴らず、高い位置から低い位置に足を落としても音は鳴りません。

足を上げるという感じよりも、むしろ、膝を少し上げる感じで前に出て、足裏の空気を中に巻き込んで潰す感じで降ろす、これを高速で行うと、ターンと音が出ます。

実際に音が鳴る個所は、土踏まずよりも上の、この辺りです。

できましたでしょうか?

そして、良い音が鳴る踏み込みは、

〇すり足ができている

〇足が柔らかく力まずに使えている

良い音が鳴るかどうかは、ちゃんとした足さばきができているかどうかの基準にもなります。

▼こちらの記事は「技の起こり」についてです。

技の「起こり」の捉え方

左足の蹴り・推進力

音が鳴らせるようになったとしても、それが実際に剣道で使えないと意味がありません。

そこで重要になってくるのは、左足の蹴りによる前へ出る推進力です。

蹴り足はあくまでも「上に飛ばす」のではなく「前に進ませる」ことが重要です。

ここで、宮本武蔵の「五輪書」に書いてある、「前に出るには左足のかかとを踏むこと」という記述について考えてみましょう。(クリックで購入できます)

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感想(3件)

左足を「蹴り足」と言いますが、あれは正確には「蹴っている」のではありません。

アイススケート、ローラースケートをする方は知っていると思いますが、普通にスケートをするとき前に進むのは、「蹴って進む」のではなく、「かかとに重心を置く」ことによって前に進みます。

蹴るイメージだと、上に飛んでしまいます。

かかとに重心載せるイメージだと、低く前に進めます。

左足を蹴って前に進む際は一瞬かかとに重心を載せる感じでいくと、低く前に跳ぶことができます。

前に跳ぶと、着地時良い音が鳴る可能性が高まりますので、意識してみてください。

この辺りの科学的分析は、こちらの書籍に詳しいです。(クリックで購入できます)

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感想(0件)

 
 
 

まとめ

以上、踏み込みについてお話しました。

動画などでしばしば見かける強い選手の踏み込み音は例外なく良い音がしています。

一方で、小学生でも、幼稚園児でも、踏み込みの音が素晴らしいこどももいます。

すり足、蹴り足が正しいかどうかも、踏み込みの音で判別できるので、今一度、

剣道は音で決まる!

を認識してもらい、試合を有利に、勝つ剣道に邁進していってくださいませ。

 
皆様に少しでも楽しんでいただき、有益な情報をお伝え出来るよう、(ほぼ)毎日記事を更新しています!
 
イラストは、下手なのは自作、カラーの上手なものはプリ画像GMOから引用しました。

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