少年剣道で親はどこまで口出しするのか


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「日本一を目指す」というこどもはこんな子でした。

剣道で親がいろいろ口出しするのは大変です

今回のテーマは、保護者がこどもの剣道に口を出してもよいシーンと悪いシーンを記事にします。

保護者が口を出して重大なトラブルに発展したり、道場を去らねばならないような重大なケースもありますので、親としての心得を十分知ったうえで団に関わりましょう

これを知っておくと、後々の団との関りかたがすっきり見えてきて、トラブルも未然に防げます。

※親が剣道高段者だったり、インターハイ経験があるなどの場合は含みません。主に素人さんの親の口出しについてです。

ここでは、

〇口を出しても良い、あるいは積極的に口を出すべきシーン

〇口を出すのは好ましくない、あるいは禁止のシーンに分けて述べます

口を出した結果どのようになるか、も書きますので、参考にしてください。

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こどもの着装が乱れたり、初心者が多い場合

稽古を始めたばかりのとき、初心者は通常着装がすぐ乱れてしまいます。

特に保護者も素人さんの場合は、固く結んだつもりがほどけたり、保護者自身も上手に紐が結べないこともあるでしょう。

このようなシーンで、指導者にいちいちこどもの着装を直してもらうなどもってのほかです。

完全に自分の着装を自分で直せるようになるまで、稽古の間は保護者は付きっ切りで待機しておくのが当たり前です。

どうしても用事があるときは、当番の保護者に頼んでおくなどの配慮も必要です。

基本、常に付き添ってあげてください。

小さい子供さんの場合は特に、保護者が見ていると安心します。

ただし、保護者がいるといつも話しかけてきたり、逃げてきたりする場合は、他の人に頼んでおいたほうがこどもも気が散らずにすむ場合もあります。

ポイント▼着装を自分で直せないうちは保護者が常に付き添ってあげること。小さい初心者は親が付き添っていると安心する効果もあります。

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これをするとモンスター認定あるある実例集

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指導の邪魔になるようなこどもや保護者がいるとき

指導者が指導をしているとき、悪ふざけをしたり、騒いだり目に余る態度を取るこどもがいる場合、一人でも多くの大人の目が光っているほうがいいです。

剣道の指導を受ける前の家庭の躾がなっていないこどももいますので、そういうこどもには、「そこにいる全員の大人でしつける」ぐらいの気持ちを持って、遠慮なく注意しましょう。

指導者は剣道を指導することに集中するのが当たり前で、それ以前の躾は周囲の保護者が担って指導者の手を煩わせないようにするのがいいです。

こどもに限らず、保護者でも、稽古場をサロン化しているような保護者がいる場合、揉め事になる前に役員などが稽古場に待機して人の出入りを見て状態を把握しておくことが後々役に立ちます。

素人の技術指導はNG

最も不必要で邪魔なのが、この「素人の技術指導」です。

ただ、かなり書籍を読んだり、試合を見て目を肥やしている人に限っては、素人でもかなり客観視できる人もいらっしゃいます。

それでも、素人が技術指導するのは我が子のみに留めてください。

よその子の技術指導は100%必要ありません。

この「技術指導」に関しては、保護者が経験者で、指導者に「指導を手伝ってほしい」というような依頼が無い限り、他の子に技術指導をするのは控えたほうがいいです

このような点は、剣道家でしたら百も承知なこととは思います。

一番中途半場なのが、保護者が中学や高校時代何年か剣道をしていて、多少知っているというレベルです。

県連にも所属していず、垂れネームも持っていないような保護者が急に指導者のような態度で他の子に技術指導をし始めると、指導者は大いに迷惑します。

我が子の剣道に口を出したいのはわかりますが、学生時代ちょっと剣道をかじった程度で指導にあたるのは、遠慮してください。。

実は管理人は、この種の保護者を結構見かけます

リバ剣ならば、生徒と一緒に剣道を習えばいいですし、もし指導者に「一緒に指導をしてほしい」と言われた場合はお手伝いすればいいとは思います。

ただ、師範としての資格がない以上、立場はあくまで他の保護者と同じです。

そういう方がたには、口で指導をするよりも、生徒の誰よりも熱心に稽古をして、一杯体を動かすなどの態度で示す指導をして欲しいな、と思います。

ポイント▼素人が稽古場に張り付いて技術指導をするのはNGです。

たとえ少し剣道経験があっても、指導を手伝ってほしいと言われたとしても、生徒と一緒に一生懸命稽古をする、というレベルに留めてください。

言葉によるアドバイズよりも態度で模範を示すほうが子供にも他の保護者にも受け入れられやすいでしょう。

試合時の感想やアドバイズは必要ない

親の口出しがNGどころかマイナスの作用をもたらすのは、試合時のアドバイズです。

口出ししてもいいのは、試合前の「大丈夫、わたしはお前を信じている」的な肯定的なアドバイズだけで、親の心配を擦り付けるような気持ちでこどもに話しかけるのは悪い影響しか及ぼしません。

試合中もいろいろ大きな声でアドバイズ?的なものをしている保護者がいますが、あれも辞めたほうがいいです。

剣道は基本、試合時の応援は拍手のみ、保護者がそばにいる必要もありません。

そもそもこどもは試合に夢中になっていて、親の声は全く聞こえていないです。

試合後の保護者の叱責も、非常に聞き苦しいです。

保護者が経験者だったり剣道家だった場合は特に、腹が立ったりイライラすることもあるとは思いますが、指導者ではない親の言うことはこどもにはまず届きません。

どうしても言いたいことは少し時間を置いて、家に帰って夕食時にでも落ち着いて話してください。

▼試合の応援態度で見えてくるもの

保護者の試合の応援態度で団のレベルがわかる

オーダーや稽古内容に関することは口出し無用

親の口出しがNGどころか、もうモンスター領域に入ってしまうのがこちらです。

昨今は指導者と保護者、大人とこどもの差が縮まってしまい、権威を失っています。

指導者は昔のように遠慮なく指導をすることができなくなり、保護者も指導者を昔ほど敬わなくなりました。

そのせいか、親が気軽に指導者にオーダーの意見したり、稽古内容についていろいろ口出しするシーンが、前より増えたように思います。

こちらは、口に出すなら退団する覚悟を持っていたほうがいいと思います。

自分の立場を賭して意見をするぐらいの覚悟ならいざ知らず、オーダーや指導、あるいは他の家庭のことにについて素人が指導者にアドバイズするようなことはどう言い訳しても立場を逸脱しています。

指導者が組んだオーダーが気に入らなくて、保護者が全員で「話し合い」と称し指導者を含めた場所でオーダーやこどもの論評をし、あるこどもを試合のメンバーから外すという事態も、管理人は見聞きしたことがあります。

その団の戦績やそののちの様子を見ていると、その代のこどもたちはほんとうに情けないぐらい剣道自体がガタガタになっていました。

こういう勘違いな民主主義がまかり通るような剣道団は、在籍するだけでこどもにも悪影響が起きてしまうかも知れません。

保護者同士で徒党を組むような真似はどういう理由でもNGです。

徒党を組むことを誘われても、完全無視でOKです。

関わってもろくなことになりません。

 

まとめ

以上、親が口出しをするべきシーン、してはいけないシーンについて述べました。

とくに最後の章で、「徒党を組むとろくなことにならない」というのは、身に染みて感じます。

剣道団で親が必要とされるシーンは、「こどもに一生懸命稽古をさせ、試合をさせる」こと以外に親の必要なシーンは皆無です。

もしどうしても何かを意見したい場合は、自分が辞める覚悟で指導者に直接意見し、他の誰にも相談しないほうがいいです。

実際そのくらいの覚悟が無いと、何かを変えることは難しいですし、その意見が団のためになるのなら、指導者も喜んで意見を受け入れますので、徒党を組む必要性はこれっぽっちもありません。

こどもが仲良く一生懸命剣道をしている場面に、親が出るシーンはまず無い、と思って黒子に徹するのが、正しい剣道の保護者の姿だと管理人は思いますが、皆さんはどう思われますでしょうか。

皆様に少しでも楽しんでいただき、有益な情報をお伝え出来るよう、(ほぼ)毎日記事を更新しています!
 
イラストは、下手なのは自作、カラーの上手なものはプリ画像GMOから引用しました。

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