剣道での「絶対的大将」の存在


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
剣道の団体戦で大切なことを探求するシリーズ第九弾です。

アイドル剣士こはるです。状況別戦い方で、「絶対的大将」が居たら、そのチームはめちゃくちゃ強くなりますね。

イケメン剣士JHOです。剣道の団体戦で、「大将」とはどのような存在で、「大将勝負に持ち込む」ことのメリットとデメリットもお伝えします!

「大将勝負」はもっともオーソドックスで盛り上がる展開になります。ちなみに「代決に持ち込む」のもほぼ同じ意味です。

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団体戦で「絶対的大将」がいるとチームが安定する

いきなり結論から述べてしまいます。

剣道の試合では、「絶対的大将」がいると、チームに「安定感」が生まれます。

団体戦における「大将」という存在を思い浮かべてみてください。

〇チームの「顔」であり、道場の「顔」でもある

〇みんなに信頼されている

〇対象の○○君に勝負を預けて、そこで負けたとしてもみんなが納得がいく

というような存在でしょう。

大将というのはそういう存在であり、またそういう存在であるべく努力しなければならない存在です。

みんなが信頼し、○○君なら何とかしてくれる、という大将を持った団は、ともかく強い!

この辺りは、管理人も、「大将の存在は本当に大きいな」と唸ったシーンには幾度も出会いました。

このシリーズでは、「団体戦で勝つ団」について探求している過程で、「勝ちを求めるがゆえの王道とは外れたオーダー」も紹介しています。
だけど、やはり、剣道の団体戦では「大将戦で勝負を決める」のが最も華やかで最も見ごたえがあり、感動する試合展開になります。

戦力が揃わなくても、「どうしても勝ちたい!」という場合、いわゆる「置き大将」「捨て大将」をすることもありますが、それはまた別の話ですよね。やはり大将はチームの支えにならないと。

大将がめっちゃ強い団は、五人全員の実力の何倍もの力を発揮してきます。しかも、ものすごく感動する試合になる。

「勝ちを命題とする強豪道場」は、大将勝負をよりも前に勝負を持ってくることもよくあるのですが、やはり大将で勝負を決める試合は見応えがあり、こどもの成長も促しますね。

こちらの記事は、実力的に劣るチームが明らかに強いチームに何が何でも勝ちたい場合の戦略について述べています。

剣道で普通のチームを優勝させる方法が一つだけある

この種の大将の存在感

まず前提として、みんなに信頼され、「○○君なら必ずやってくれるだろう」と思ってもらっていて、「仮に負けたとしても、○○君なら仕方がない」というような

大将of大将

がチームにいるとします。

そのチームは、ともかく強くなります。

たとえ、他の四人が並みの選手でも、四人の中の何人かが明らかに並みの水準以下の実力しか持っていなくても、試合に勝てます。

管理人は実際に、

「大将がバカ強く後の四人はそうでもない」のチームが地域で毎回のように決勝に上がってくるシーンを何度も見ました。

絶対的な大将を持っているチームは、実力の何倍もの力を発揮できます。

さすがに決勝戦では他の四人の実力がモロに露呈してしまい、前四人が全員二本負けして大将のみ引き分け、とかいうような展開になってしまいますが、大将一人強くても勝ち上がることは可能です。

「大将の存在感が大きい団は、ともかくまとまり勝ち上がりやすい」のです。

▼こちらの記事では、「優勝するチームの最大の特徴」について述べています。実は秘訣はたった一つだけです。

優勝するチームは誰も二本負けしない

大将の最も大きな役割は「絶対的な存在になること」です。チームの中に「絶対的な大将」がいる場合、チームの総合力が✖3倍、✖4倍ぐらいには膨れ上がります。

確かに、「前の四人とけた違いの強さ」の大将を持つチームは、オーラが違いますね。

自分のことを言うのは気が引けますが、俺の少年時代はそんな感じでした。みんなで「ともかくJHOに繋げ」と言って必死で繋いでくれていました。

本物の大将は、強さだけでなくメンタルでも最後の砦になってくれます。もしその砦が仮に破られても、「○○君が頑張ってくれたんだから」と周囲がみんな納得してくれます。

「大将の器」=団の総合力

指導者のかたがたには自明のことだと思いますが、

大将の器=団の総合力の表れ

です。

通常、団内の実力はあまり差が無いのが普通ですが、たまに、団の標準よりはるかに飛び抜けた、突然変異のような大将がいて、周囲をギョッとさせることがあります。

そういうこどもを団内に引き留められるのも団の総合力の一つです。

その子供が出稽古に行きたいと言えば行かせてあげたり、試合にもたくさん出させてあげ、目をかけてあげているからこそ、「団の標準よりはるかに飛び抜けたこどもが育つ」のです。

これが、

出稽古?とんでもない!

他のこどもとは平等に扱わないと保護者がうるさい

などと、周囲に配慮しているようでは、絶対的な大将は育ちません。

実力のあるこどもには目をかけてあげ、リーダーシップを持ってこどもを育てるという団の総合力の結晶が「絶対的大将」という存在です。

「大将を一人育てれば、他の子もそれに倣う」というやり方もありますよね。

子育てと同じで、まず上のこどもを育てていれば、下のこどもは上のこどもを見て自然に成長する、みたいな感じですかね・・

中心になるこどもに徹底的に目をかける、というやり方は、有効な育成方法です。ただし、中心になるこどもが本当に強くなった場合、です。もし強さ的にあまりインパクトが無いと、団内がぎくしゃくする原因にもなります。

こんなこどもを育てることの難しさ

「絶対的な大将の存在」は、団にものすごいインパクトを与え、団体戦で団の実力の何倍増しにも持っていくことができることは確かです。

ただし、この「絶対的な大将」を育成することは、相当の手腕が必要であり、失敗したら団全体に悪影響を及ぼしてしまいます。

そもそも、一人のこどもに目をかけ、「絶対的な存在」に育てようとすること自体が、

ある種の賭け

になってしまうのです。

周囲が不満を持つほど目をかけて育てたとして、そのこどもが思ったような存在にならなかった場合、団内は結束を失い、指導者に失望してしまうことになりかねません。

「なぜ先生は、そんなに強くも無い○○くんばかり大切にするのだろう」的な不満が少しでもこどもに芽生え、保護者に芽生えてしまった場合は、もっとも大切な「指導者への信頼」にひびが入ってしまうのです。

「絶対的な大将」が対外的にも無双の強さを発揮したなら、存在効果は爆発的ですが、対外的にそうでもなかった場合、周囲の疑惑のまなざしが指導者に集中することになります。

直接的な言葉で言うと、「○○くんばかりえこひいきして、面白くない」というような、こどものやる気を削ぐ結果になってしまうのです。

「絶対的大将」を意識して育てるよりも、「そのようなこどもが出てきた場合でも、のびのびと活躍させてあげられる」ことを主眼に団を運営するほうが良いかも知れません。

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モンスター保護者~過度に平等な扱いを要求する

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強豪道場の指導者層の考え方

まとめ

『団体戦で大切なこと・絶対的大将の存在』、いかがでしたでしょうか?

絶対的大将がいる場合、団の実力がけた違いに跳ね上がります。(ただし、仮に大将が体調不良などで試合を休んだ場合、一回戦負けしてしまう可能性が大。)

もし、入団してきたこどもが「これは」と思うようなこどもであるならば、何年間かかけて長期的に絶対的大将に育成するのも良いかも知れません。

団体戦でものすごいインパクトを与える「絶対的大将の存在」は、良いほうに動いたらものすごい効果が上がり、育成に失敗すれば団内に亀裂が走るような、諸刃の剣になります。

ご意見、ご感想をお待ちしています。


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