剣道の「先鋒」はムードメーカー


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
剣道の団体戦で大切なことを探求シリーズ第⑪弾です。

アイドル剣士こはるです。今回は、みんな知っている「先鋒の大切さ」についてですね!

イケメン剣士JHOです。剣道の団体戦で、「先鋒」は、お相手に与える「インパクト」が勝負になる気がします。

本日は「先鋒」が果たす役割について、「勝つこと以外に大切なこと」を重点的に解説していきます。。

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「先鋒」の勝つこと以外の役割とは

いきなり結論から述べてしまいます。

剣道の試合では、「先鋒」には勝つこと以外に、チームの「インパクト」になる役割があります。

オーダーで「置き大将」「捨て大将」は良く見かけますが、「捨て先鋒」という言葉はほとんど聞かれません。

なぜなら、先鋒には、勝つこと以外に

〇「チームのムードをアゲる」

〇「団結力を高める」という重要な役割があるからです。

先鋒がたとえ負けたとしても、「○○君のへまは後ろが取り返す!」というような、戦力の高まりを感じさせるようなこどもが望ましい。

先鋒は、

①チームに勢いをつける

②お相手にインパクトを与える

③試合に勝とうとするムードを形成する

という三つの役割のうち、

実は③のムード作りが最も重要なポイントになります。

もちろん、先鋒は、「勝ってチームに勢いをつける」ことが大切な役割ですが、それ以上に「チームの気持ちをアゲアゲにする」という役割のほうが重要です。

大将はどっしり構え、先鋒は勢いをつける、と思っていましたが、確かに先鋒は勢いだけじゃなくて、みんなを盛り上げるのが上手だったかも知れません。

親父(七段)は、先鋒に下級生の元気のいい子を抜擢してたりもしていました。実力もそうですが、ムードメーカーとしては最適でしたね。先鋒の後輩が負けても後ろが取り返す!と燃えましたし。

通常は先鋒に最強のこどもが来たりするのですが、そこで先鋒がしくじると後ろへ後遺症が残ります。先鋒にムードメーカー的なこどもを置いた場合、ダメージが最小限に済み、後ろが却って燃える結果にもなったりします。

▼次鋒の役割とは?

次鋒は「勝率」を左右する

お相手に与えるインパクトが前提

いくらムードメーカー的な存在でも、やはり先鋒にはある程度の強さが必要です。

先鋒は団の「第一印象」になりますので、インパクトが無いと、最初から相手にアドバンテージを与えてしまうことになるのです。

つまり、お相手側が「アゲアゲ」になってしまうのです。

先鋒の戦いでは、スピードやパワーも必要になりますし、一番大切なのは、「技が豊富」「技がキレる」などの、技の多彩さが決め手になってきます。

僕らはこんな技も習得しているぞ!

こんなにキレがあるぞ!

と誇示することができる種類の強さが、最も先鋒向きです。

勝てる団では、技が多彩でスピードのあるこどもを先鋒に持ってくることが多いのは、こういう理由によります。

お相手は先鋒の剣道を見て、その団の稽古や強さを測りますので、どっしりした理合い系のこどもより、技が多彩でスピードのある子を持ってくることが多いです。

ちなみに、どっしり系のこどもは一般的には中堅または大将向きです。

先鋒を戦う子供へのアドバイズとして、「一試合にメンと胴と小手すべてを」「前技と引き技両方から」まんべんなく打ちなさい、と言われることがあります。

そんな技全部繰り出せるなんて、すごいキレが必要だし器用さも必要ですよね・・・

先鋒が持てる技をすべて駆使して試合をすると、「この道場はこんなに稽古してるんだ」的な印象を与えることができます。

コテを駆使しながらメンを売ったり、ドウを織り交ぜて揺さぶったり、ともかく相手に息つかせないようなスピードと技を出せるこどもが先鋒に向いています。

▼中堅の役割とは?

中堅は「スイッチ」になる

先鋒が負けても「後ろがカバーする!」と思ってもらえるかどうか

先鋒は、まっさらな紙に最初に色を付けるポジションです。

その色はできるだけ明るく、後ろに希望を持たせるものになるのが望ましい。

先鋒に最強のこどもを持ってくるのも一つの戦略ですが、それだと、

もし先鋒が敗れた場合、後ろに与えるダメージが半端ないです。

それよりも、先鋒は明るく試合を精いっぱいやって、もし敗れても、「次鋒のぼくが取り返してやる!」「中堅のわたしがカバーしてあげる!」と思って戦えるほうが良い場合もあります。

先鋒に一学年下の元気の良い子を据えたりするチームがあるのも、そういう理由です。

仮に負けても、後ろへのダメージは最小限に留まりまし、むしろ、

前の下級生の失敗を上級生の僕たちが取り返す!

と燃えてくれれば、チームがさらに盛り上がります。

そもそも先鋒が終わったあと、四試合もあるので、取り返すのに焦るとかいうのはありません。

団体戦に勝つ団が、ムードを盛り上げるような下級生や、明るく元気に試合をするこどもを先鋒に置くのはそういう理由です。

勝てる団の先鋒の特徴は
〇元気がいい
〇技が多彩でスピードがある
〇敗れても重い空気を残さない
というところに集約されます。

ムードメーカーは性格によるところが大きいので、そういう資質を持っている子供にキレやスピードがあるのが最も望ましいですね。

実力もさることながら、剣道で勝つには「性格」による面も多くあります。

▼副将の役割とは?

副将が「ひっくり返す」

 

先鋒がもたらす波に乗れ!

団体戦は、先鋒がもたらす波に乗れば、終始アゲアゲな気持ちで試合に臨めます。

その波を作るのが先鋒の役割なので、「捨て先鋒」と言う言葉は存在しません。

副将が戦略眼が必要なら、先鋒は一言で言い切ってしまえば、「愛され気質」が必要です。

管理人は、強さはさほどではなくても、団のメンバーから目いっぱい愛されて、「○○、前に出ろー!」「○○、ガンバレー!」とみんなに名前入りで終始声をかけられて戦っている先鋒を見たことがあります。

試合には負けていたけど、後ろのこどもたちは全く臆することなく元気いっぱい試合をしていました。

その場面見て、先鋒の役割はコレだ!

とピーンと来ました。

大将は努力でなれるかもしれない。

でも、先鋒は、持って生まれた資質で向き不向きが決まってしまうのでは?

と管理人は考えています。生まれながらの先鋒、というのは、確かに存在します。

団体戦で勝つチームは、見るからに先鋒向きな選手がいて、チームを常に盛り上げて優勝を勝ち取っています。

▼大将の役割とは?

「絶対的大将」の存在

まとめ

『剣道の団体戦で勝つところって何が違うの?⑪状況別の戦い方・「先鋒」はムードメーカー』、いかがでしたでしょうか?

先鋒がメンバーから愛されているチームは、勢いや流れに乗ることができ、終始アゲアゲな気持ちで試合に臨むことができます。

臆さず前に出る勢いがあり、技が豊富でスピードがあってキレがあり、みんなから愛される先鋒がいる団は、それだけでもう勝てるぐらいです。

希少な先鋒気質と剣道を持ったこどもを発掘する喜びも、剣道の指導者の醍醐味かも知れません。

ご意見、ご感想をお待ちしています。


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