剣道で「攻め」を小学生に教えるとっておきの言葉


みなさんこんには!「てっぺんを目指す剣道」のメインコメンテーター・ごまちゃんです!
今回は、剣道で最も大切なものの一つである「攻め」について、小学生にわかりやすく教えるとっておきの方法をご紹介します。

アイドル剣士こはるです。「攻め」はとても大切ではあるけれど、言葉でこどもに説明するのは難しい気がします。

熱血保護者りゅうかです。こういう部分になると、素人保護者はもうお手上げです。ぜひ教えてください!

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剣道の「攻め」は「前に出る」こととは意味が違う

先に結論を言ってしまいます。

小学生に剣道的な意味で「攻めろ」と言っても、なかなか意味が理解してもらえません。そこでとっておきの言葉をお伝えすると・・・

「相手をビビらせるにはどうしたらいい?」

と問いかけることです。

結局、剣道の「攻め」とは、こういう意味ではないでしょうか?

お相手をビビらせて動けなくする、前に出て来させる、慌てさせる、思う壺にはめる、などなど、すべては

「このままじゃやられる!」という恐怖心を起こさせること、つまりビビらせることです。

一方で、「前に出なさい!」という言葉は、声掛けとして良く聞かれます。

こどもは素直ですから、素直に前に打ちにいきますが、大人は実は、「前に出る」ことと「攻める」ことは別物であることを知っています。

でもそこのところはきちんとこどもに説明しないと、こどもは理解できません。

小学生にわかりやすく「攻める」ことと、「前に出ること」の違いを説明するしたり、「攻め」の本質を理解させるにはどうしたらいいか、「攻め」とは何かをどうやって伝えるかをここでは考えてみたいと思います。

小学生が「攻め」を意識できるのは難しい、と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
こどもは大人が思っているよりずっと理解力がありますので、ぜひ「攻め」を教えてあげてください。

剣道では「前に出ろ」というよりも「構えたまま間合いを詰めろ」と伝えるのが正しい

小学生に「前に出なさい」と指導者や保護者が声をかけると、こどもは素直に「前に出て打つ」ことを実践してしまいます。

もちろん、前に出て打つことは気持ちの上でとても大事なことですが、機会でないのに前に出て打って、返し技を食らったり、ただやみくもに前に出て打つようでは勝利が遠のきます。

このブログではくどいほどお伝えしていることですが、

高度なことを小学生に伝えるのに、遠慮することはありません。

こどもは大人が思っているよりもずっと物事を理解できますし、実践もできます。

高度な概念でも噛み砕いて伝えれば、必ず伝わります。

「前に出ろ」ではなく、「構えたまま間合いを詰めてみて」と伝えてみましょう。

構えたまま間合いを詰めるのは「攻め」の第一歩で、そこを実践できるようになるのが「攻め」の入り口になります。

 

実は、小学生には、「構え」の意味が良くわかってない場合が多いです。「構えの大切さ」がわかれば、「構えたまま前に出ること」がいかに有効かがわかってきます。構えについての説明はコチラです。

小学生に「構え」の大切さを教えるには?

「攻め」とは前に出ることではなく「お相手を怖がらせること」

「攻め」とは何かを考えたとき、大人でもなかなかすっぱり答えられないところです。

小学生に理解させる範囲としては、

お相手を怖がらせること

というのが、やはり一番わかりやすいと思います。

試合をしていて、「怖い」と思わせることができたら、それが「攻めが効いている」状態です

怖がらせることができれば、慌てて前に打ちに来てくれるので返し技もできますし、お相手が固まってしまえば(つまり居ついてしまえば)そこにメンを打ち込むこともできます

「攻め」と言うと奥深すぎてこどもには理解できないので

〇お相手を怖がらせ、びびらせるにはどうしたらいいかな?

〇自分だったらどうされたら怖いと思うかな?

などと、問いかけてみましょう。

確かに、「相手を怖がらせる」ことができたら、それはこちらに有利になっている状況ですね。
「攻め」の目的が「試合を有利に進める」ことであるならば、その説明は的を得てる感じがします。

剣道で「前で勝負」という言葉の本当の意味

少年剣士で、とても返し技が得意な子がいたとします。ある人が

「返し技ばかりしていても先が知れてる、もっと前で勝負しないと」

というアドバイズをしました。管理人も実際に、この種のアドバイズを受けているこどもを知っています。

その子は返しドウや引き技がとても上手で、返し技で一本を量産できる子でした。

たぶん、その方が言いたかったのは、「返し技は良くない」という意味ではなく、「技を出すときは自分の体の前で、常に一歩踏み込むつもりで出せ」という意味だったのかな、と思います。

確かに、左足のかかとがベタっと着いていて、後ろに体重がかかっているとまずいですが、「返し技」そのものは、全然「良くない」ものではありません。

問題は、返し技を出すとき、相手が打ってくるのをひたすら待っているような状態だとマズイ、ということです。

もし、「相手が打ってきてくれるように誘って、つまり攻めを効かせて、お相手に打たせていた」上での返し技であれば、それはめちゃめちゃ立派な一本とほめちぎっていいです

小学生には、わかりやすい言葉で、できるだけかみ砕いて伝えましょう。

「前で勝負!」ではなく、

「技を出すときは一歩踏み込んで出しましょう」

という具合に言ったほうがいいです。

返し技を打ちたいなら、お相手に前に出て来させなさい。どうやったらお相手が前に出てきてくれるかな?

と問いかけるのもいいですね。

「攻めを効かせる」ことと「前に出る」ことの違いを大人がきちんと理解した上で説明すると、こどもも理解してくれますよ!
こちらの記事では「攻め」と「タメ」について詳しく解説しています。

小学生に教える「攻め」と「タメ」

剣道で「前に出ること」の本当の意味

小学生に「前に出ろ」と言えば、素直な彼らはひたすら前に出てひたすら打ちに行くかも知れません。

ところで、「前に出ること」は、本当のところ、何を意味するのでしょうか?

物理的に前に出る、つまり「間合いを詰める」ことの他に、本質的な意図として、

自分が主導権を握ること

ではないでしょうか。

「主導権を握るために」間合いを詰め、

「主導権を握るために」お相手を怖がらせ、

「主導権を握るために」構えを崩さない、ということです

主導権を握る、とは「お相手を自分の思い通りに動かす」ことです。

小学生は、よほどの天才でない限り、意図的に「相手を自分の思い通りに動かしてやろう」とかは考えません。

彼らはもっと本能的で、反射的に動き、速さを競う段階に居ます

でもやはり、少しでも高度な剣道をさせようと思ったら、「自分が試合の主導権を握る」ことを早めに教えておいて、そこから逆算して「どうやったら、お相手が自分の思い通りに動くか」を自分で考えさせるのもいいと思います。

まとめ

剣道で「前に出る」ことと、「攻める」ことについて述べました。

「攻め」に関しては、本当に置く深くて、管理人もまだまだ勉強中です。

それはこれからもしっかり勉強するとして、小学生に対して、何をどのように伝えればきちんとその意図が小学生に理解されるか、ということは、常に考えるようにしています。

「攻め」に関して思うこと、小学生に実践させたいと考えていることはまだまだあるので、また章を替えて伝えていきたいと思っています。

違っていたり、そこはおかしいと思われるかたがおられましたら、コメント欄などを通して教えてください。

皆様に少しでも楽しんでいただき、有益な情報をお伝え出来るよう、(ほぼ)毎日記事を更新しています!

 

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