剣道の団体戦では問われるのは「総合力」


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
剣道の団体戦で大切なことシリーズ⑮弾です。

アイドル剣士こはるです。団体戦は「総合力」?

イケメン剣士JHOです。
トップの考え方、団の指導力、団の伝統、魅力、保護者の貢献、団が育んできた環境、それらをひっくるめたすべてが団体戦の結果に出てくる、ということでしょう。

JHO君正解です。
有名な道場が個人戦より団体戦を重視するのも、「団体戦こそ団の総合力が試される」ことを意識しているからです。


個人戦は個人の運動神経や受けてきた指導で一人だけ突出することも可能ですが、団体戦は、個人の力だけでなく、ぜーんぶひっくるめたものがすべてが出てきてしまいます。

今回はその辺を探っていきたいと思います。

始めてここを訪れる方はこちらへ。これさえ読めば『てっぺんを目指す剣道』がわかります。

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剣道の団体戦は「総合力」が試される

いきなり結論から述べてしまいます。

剣道の試合では、「団の総合力」が丸見えになります。

剣道の団体戦では、トップの思想稽古環境選手が揃っているかどうか保護者が熱心かどうか伝統を育んでいるかどうか指導が優れているかどうかこどもが剣道が好きかどうかその団が持っている運があるかどうかなどなど、ぜーんぶコミコミですべて表に出てきます。

だからこそ、世の中にすべてを備えているような強豪道場は少ないし、強豪道場は何が何でも団体戦で優勝することを重視するのです。個人戦は二の次三の次です。

そして、世の中には明らかに団体戦向けの選手と個人戦向けの選手がいます。それらを組み合わせて試合に出すことでいろんな化学変化が起こり、びっくりするような結果が出たり出なかったりします。

団体戦は、団のトップが自分の持てるものを出してぶつけ合う一種の「賭け」です。そこには「運」というようなきわどいものまで乗っていて、すべてを評価されるような気持ちで団体戦に臨んでいます

強豪道場の場合は特に、「団体戦の結果をすべて自分の持つ総合力の表れ」と厳しく覚悟されています。
だからこそ団体戦重視なのです。
そして、そういう覚悟をトップが持っている団ほど強いです。

団体戦重視なのはそういうわけなんですね・・・トップの覚悟のことを思うと、選手も保護者も身が引き締まりますね

では、「総合力」の中でも最も重要なものを挙げてみましょう。

剣道向きの「性格」について特集はこちらです。

剣道の素質~性格について

剣道団の「総合力」の大半は「トップの覚悟」が占める

結論から言うと、「トップの覚悟」がすべてに影響してきます。

剣道に限らず、すべての組織において「トップの覚悟」が全体の結果の七割ぐらい占めています。企業でも、軍隊でも、学校教育でも、あるいは家庭でも。

指導力、カリスマ性や、環境を整える力(稽古環境を整えるのも大変です)その先生を慕ってくる指導者、持っている伝統、剣道、稽古方法、それらはすべてトップの考え方の反映です。

入団する側は、慎重に団を選ばないといけません

なぜなら、トップの持っているもので成果がものすごく左右されてしまうからです。

そして、トップの人は、自分を慕ってくる家庭や指導者をいかに上手に回し最大の効果を引き出すか、常に考えていらっしゃいます。

そして何より、トップのかたが持っていらっしゃる「運」が、団体戦には色濃く影響します。

団体戦はその団のトップの考えでほぼすべてが決まります。

強い団にはカリスマ的なトップがいらっしゃることが多いです。

そういうトップの方は、団に対する思いも強いですよね。常に心にかけて下さっているし。

当サイト人気記事ランキングで常に上位を占めている「こどもが強くなる保護者の特徴」はコチラです。

こどもが強くなる保護者の特徴

剣道団の「総合力」は「過去の積み重ね」によって培われる

コチラはある意味、「トップシークレット」的なものです。

知っている団はガンガン実行していますし、知らない団は選手個人の強さに頼るチームになってしまい、そのこどもが卒団したらまた一からやり直しになって総合力が積み重なっていきません。

そのトップシークレットは、「団の歴史を大切にする」という姿勢です。

もっと簡単に言うと、

スコアを付けて記録し保存する団は「総合力」が積み重なっていく

と言うことです。

行き当たりばったりの試合を重ねてみても、「積み重ね」はありません。

たかがスコア、と侮る人は、「資料・文書の威力」「歴史の積み重ねの威力」を知らない人です。

極東のちっぽけな島国である日本がなぜ、世界中に注目される先進国になったかを考えてみればわかります。

大昔の文献である古事記・日本書紀や、万葉集などから始まるあらゆる文書や、大昔の建造物や文化財を大切に守り通し、天皇家を守り通してきた「積み重ね」「歴史」があるから、今の日本があるのです。

強い団は必ず伝統があり、いつの年代にだれが団員だったかを調べることができますし、どんな戦いをしていてどういうチーム編成かもわかります。

何十年も前の試合のスコア、団の歴史が一目でわかるDVD、優勝試合の動画をきちんと保存してありますし、後の世代が過去の人々の足跡に触れて、自分の力にすることもできます。

過去の足跡から力を得ることができる団が、伝統を背景に戦っていくことができるのです。

それが、「総合力」に繋がります。

新しく立ち上げた団が不利な面もありますが、一面、「これから積み重ねていくぞ」と心機一転頑張っていくことができる面もあります。

団の運営が長くて総合力が無い場合、途中からやり方を変えるのは難しいですよね・・・

新しい団はその点「今から積み重ねていくぞ!」と決断しやすいですね。そして、もう総合力が積み重なっている団は、ものすごいアドバンテージを得られます。

強い団の保護者はどのようなものかを解説した記事はコチラです。

団体戦の保護者の役割

こちらの記事は、「剣道向きの性格とはどういうものか」を詳しく解説しています。当サイトのロングセラーになっています。

剣道に向いている性格

総合力のある剣道団は団そのものが意志を持っている

ここからはちょっと違う方面から述べていきます。

今までの記事内容は、たぶん、ネット上でどこかの誰かがすでに書いているかも知れません。

でも、今から述べるのは、おそらく管理人にしか書けない内容でしょう。

団の環境、団の歴史、それらがすべてそろった上で、「団そのものが意志を持って動いている」

段階まで来ている団があります。数は非常に少ないですが。

この段階まで来ている団は恐らく、誰でも名前を聞いたことがある団になっています。

どういうことかと言うと、

「○○道場」という法人格に似たものがすでに存在して、

〇その道場が意志を持って団員を選び、指導者を選び、相応しくない家庭を追い出したり、相応しくない指導者を追い出している。

相応しい家庭や指導者を、遠くからでも不思議な縁を使って引き寄せている

ということです。

団そのものが意志を持ち始めると、たとえ団のトップでも、団の意志には逆らえません。

これが、剣道団の経営のある意味最終到達地点です。

ここまでくれば、あとはトップが変わっても、選手が入れ替わっても、自動的に団は強豪であり続け、名門であり続けます。

団自身が意志を持って動くまでには、「総合力」の積み重ねが必要不可欠です。

「強豪道場の秘密」シリーズで、指導者について特集した記事はコチラです。

強豪道場の指導者層の考え方

まとめ

『剣道の団体戦で大切なこと⑭団の「総合力」』いかがでしたでしょうか?

団の総合力を上げるには、積み重ねとトップの覚悟が必要不可欠です。

スコアを軽視していたなら、スコアを付けてきちんと保管するだけで成果が積み重なっていき、三年後には確実に団の体質が変わっています。

トップの人が入れ替わると、急に存在感を増す団もあります。管理人の地域でも、カリスマ指導員が入って三年後に別の団に生まれ変わったのを実際に見ています。

そして、自分のこどもがそういう団に縁があるかどうかは、「運」が影響してきます。

わたしたちにできることは、もし「運がむこうからやってきたら即座に掴めるだけの実力と心構えを持って日々を精進する」ことだけです。

ご意見、ご感想をお待ちしています。

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