剣道の「構え」の大切さを小学生に教えるには?


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こんにちは!剣道愛好家のごまちゃんです。
今回は、最も大切かつなぜかこどもに軽視されている「構え」についてどのように説明するかを紹介します。

イケメン剣士JHOです。
構えを軽視しているわけではなく、その重要さを大人が理解していないか、理解していてもちゃんと説明していないのかも知れませんね。こどもはすぐ手元を上げてしまいます。

アイドル剣士こはるです。「三所隠し」と言われる構えのような感じのものを取るこどももよく見かけます・・・

実は、構えを崩さないことこそ、最大の攻撃であり最大の防御なのです!こどもにわかりやすく説明するのに参考にしてください。

小学生剣士に「構えの大切さ」を説明するには

今回のテーマは、

「剣道の構えの大切さを小学生に説明する」です。

構えがきちんとしていれば防御は完璧であるはずですし、構えているだけでそのまま「攻め」が完成しているはずです。

だから、一番大切なこととして、まず構えをこどもに教えるわけです。

しかし・・・

ある程度稽古を積み重ねて、こどもが試合に出るころになると、

・打って来られるとすぐ手元を上げて防ぐ

・構えからそのまま一拍子の打突ができていない

など、気になる点が出てきます。

構えは本来最大の攻撃であり防御である、ということをこどもに説明して、一歩進んだ剣道ができるようにしてあげましょう。

 

剣道の「構え」は最大の攻撃

「構え」について。

剣道の「構え」は最大の攻撃であることを、大人はみんな知っています。

なぜなら、人間は、先の尖ったものを自分に向けられると、本能的に恐怖を感じるからです。

しかもその尖ったものが当たったら痛そうな場合、恐怖も倍増します。

でも、こどもは試合に夢中になると、打つことばかり考えて、「お相手に恐怖心を与える」という最も大切なことをついつい忘れてしまうのかも知れません。

ここで、参考動画を一つ。

小学4年生の試合です。

7秒くらいを抜粋していますが、構えが防御になり攻撃になっている典型的なものなのでご覧ください。

構えの効果

※未成年者の試合なので拡散ご遠慮ください。

剣先がまっすぐにお相手の喉元に向かっていて、ピタリと動きません。

そのままじりっじりっと間合いを詰め、お相手の恐怖心が最大限になったとき、踏み込んでメンを奪っています。

ここで大切なのは、

剣先がお相手の喉元から寸分も外れない、つまり

「構え」が効いている

ということです。尖ったものを自分に向けられる恐怖を知れば、構えが最大の攻撃になることも理解できるのではないでしょうか。

剣道の「構え」は最大の防御

現在の剣道は、小野派一刀流が原型だそうです。

一刀流の「中段の構え」は、攻防両方に最大限の力を発揮するものとして、現代にも受け継がれています。

そういう背景はともかく、剣先をお相手の喉元に向けて立ってみましょう。

何があってもそのまま形を崩さずにいてください。守るべきは

「剣先を喉元に向け、左こぶし自分の中心に置いて動かさない」

これだけです。

この中段の構えが崩れてないまま、お相手が前に出て打ち込んできたとします。

すると、自分の剣先がそのまま、お相手の喉を突くことになります。

つまり、

「構えを崩さなければ、お相手は前に出て来られず、打つことはできない」

ということになります。

でも、なぜか子供たち、いや大人でも、わざわざ構えを崩してお相手の打突を受けたりしています。

構えは最強の防御のはずですが、向けられているのが本物の刀ではないので、ついつい手元が上がるのかも知れません。

もし本物の刀で戦うなら、刀を相手に向けているだけでお相手は近寄ることを躊躇するはずです。

剣道の試合は、本物の刀だと思ってやると、構えを崩すことはそのまま防御が崩れること、ということがわかるかも知れません。

剣道の試合では「構えを効かせた後の一拍子の打突」が最強

構えが全く崩れない人、というのは、5段6段以上の先生方でないと難しいです。

ついついお相手の動きに反応してしまい、手元をひょいひょい上げてしまうからです。

中学生でさえ、構えたままでお相手を制するようなこどもはそうそう見かけることはありません。

ただし、剣道を続け、強くなっていく過程において、

※「構えを理解し、自分の構えを完成に近づけようとする不断の意志」

を持って、お相手にちょっと仕掛けられたぐらいで手元は上げないぞ、という意識付けを保ち続けることができれば、「構え」は攻守双方に最大限の力を発揮するようになります。

この言葉は、八段を取得されているフランス代表監督であられる好村兼一先生のお言葉を拝借しました。

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まとめ

以上、構えについて述べました。小学生にはこう説明するのがいいかも知れません。
 
まずは竹刀を真剣だと思ってやってごらん。触るだけですぱっと切れる刀だと思ったら、相手を怖がらせるためには剣先を相手に向けないといけないよね?
 
相手に斬らせないためには絶対刀を構えたままにしないといけないよね?
 
構えとセットになっているものとして、「剣先」があります。
 
何があっても剣先をお相手に向けたままにする、というのは、常に攻撃の意志を見せているのと同時に、防御も効かせている、ということです。
 
小学生でも、手元を極力上げず、打たれてもいいので
 
僕は構えを崩さないぞ!
 
と構え続けることの大切さを教えてあげてください。
 
かなりの格上でも、やりにくさを感じてくれますし、少なくとも負けはしません。
 
構えたまんま動じなければ、たとえ竹刀が当たっても一本にはならないです。
 
剣道では、運動神経が良い子は確かに有利ですが、あまりに鋭敏に反応するよりもよりも少し鈍重なぐらい動かないほうが、いいです。
 
一番いいのは、「竹刀を本物の刀だと思って試合をしてみる」ことを勧めることかも知れません。
 
 
 
おまけとして、構えが効く、ということは、将来中学生になり、高校生になったときますます有利になります。
 
高校になると突き技も入ってくるので、構えからそのまま突きに入れるようになるからです。
 
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