強豪道場はどうやって強さを「維持」しているのか


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
今回は「強豪道場の秘密シリーズ」第五弾、強さを「維持」する秘訣をお伝えします。

アイドル剣士こはるです。以前、どこかで、「強豪道場とは、毎年必ず県でベストエイトに入っていること」という定義がありました。なるほどなあ~と感じました。

イケメン剣士JHOです。
たまたま良い子供が揃った世代が強いんではなく、コンスタントに勝ち続けるのが「強豪の定義」、それは正しいかも知れません。

強豪道場はこどもが入れ替わっても力を維持し続ける、その秘密を探っていきたいと思います。

始めてここを訪れる方はこちらへ。これさえ読めば『てっぺんを目指す剣道』がわかります。

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※カテゴリ「団運営」はあくまで提案であり、特定の団を想定して書いていません。あくまで一般論で記事を作成していますのでご了承ください。

「前は強かったのに」と言われないために

どんな団でも、年によって戦績に波があります。それでも全国区の強豪団は、常に戦績を維持しています。

本日は、その辺りの秘密を探っていきたいと思います。

戦績を維持するのはかなり難しいです。なぜなら、生徒が毎年入れ替わり、主力が抜けてしまうとガクンと戦績が落ちることがあるからです。

一年や二年は、団の存在感を示すことができても、それをずっと例年維持するのはさらに高度なことと思います。

だからこそ、「毎年三位入場以上」の戦績を維持するような「強豪」は、全国にいくつもありません。

そのような道場は、いったいどうやって例年戦力を充実させているのでしょうか?

少なくとも、個々の選手の戦力に頼っているようでは、例年戦力を維持することは難しいです。

親父(七段)も、主力が抜けた年の戦績ダウンに頭を悩ませていました。一時強くても維持するのは本当に難しいですし、その点「強豪道場」は本当にすごいと思います。

少年少女剣士が目指したい全国大会の紹介記事はコチラです。

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下級生のこどもも常に試合に参加させる

これは、他の団でも比較的行いやすいやり方です。

六年生が五人揃っていたとして、たとえ補欠でも五年生を加えて試合の雰囲気に慣れさせておくと、来年度に役立ちます。

特に、トーナメント方式ではない練成会などは学年の下の子供たちも連れていき、経験を積ませるのもいいでしょう。

団運営は一年だけではなく、来年も再来年も続いていくものですから、学年が下のこどもにも試合出場の機会を与えてみることで、戦績が維持しやすくなります。

これはある有名な道場の先生に聞いたことですが、「レギュラーには必ず一人、下の学年を入れる」と言われていました。たとえ五人強力なメンバーがいても、敢えてそういうチーム組をするそうです。

レギュラーから外される最上級生がちょっと気の毒かも・・・

もちろん大事な試合は、下の学年のこどもは補員ですよ。しかも毎回下級生が出るわけでは無いのです。

申し合わせ錬成などでときどき下級生を入れることで団内もレギュラー争いになって活気づきますし、選手も新鮮な気持ちで戦えます。

こちらの記事は「団体戦は総合力」であること、団の持つ要素すべてが晒け出されてしまうことを記事にしています。

団体戦で問われるのは「総合力」

同学年の柱になるこどもを育成する

戦績を維持するために行うこととして、小学一年生や二年生のころから同学年の柱になれそうなこどもを育成しておくことです。

こどもを見ても、柱になれるかどうかわからないでしょうが、その場合は、

保護者を見て判断したらいいです。

保護者が周囲に気配りができ、何より剣道に熱心に取り組んでもらえそうかどうかは、三カ月も接すればわかります。

この辺りは、長年団を運営されている先生がたはすぐおわかりになると思います。

問題なのは、近年先生方が「特定の子供をえこひいきしてはあとがうるさい」といった遠慮から、見込みのありそうなこどもに目をかけるのを控えている感じであることです。

保護者は自分のこどもがあまり重要視されないと、敏感に感じてしまうものです。

ただし、これは、剣道界だけでなく学校でも言えることですが、保護者側の過度な平等意識は、団の運営を難しくし、余計ややこしくしてしまいます。

指導者の先生がたはどうか、遠慮なく、柱になるこどもと保護者に早い時期から目をかけ、選手を育成していってください。

剣道に学校のような「かけっこはみんな一番」「劇はみんなが主役」といった平等意識は必要ありません。

組織運営は、まず誰かを引き立てておいて育て、それを全体に広げるのが一番効率がいいのです。

周囲に不満が出るほどえこひいきするのはマズいとも思いますが・・・

かと言って、剣道をしたらすぐに勝ち負けが出てしまいますし、誰が最強かもわかってしまいます。実力勝負なのですから仕方ありません。

当サイトのロングセラーである、「モンスター保護者・平等な扱いを要求する」の記事はコチラです。

モンスター予備軍・平等な扱いを要求する

とにもかくにも人数を確保する

これは本当にどこの団も頭を痛めていることと思います。

ただでさえ少子化なのに、運動神経の良い子をすべてサッカーや野球などの球技に持っていかれているのが現状です。

かと言って、手をこまねいていては人数は増えません。

強豪道場には何より「こんな戦績を残しています」という実績が口コミで広がります。

そして、意外と、

コンビニや学区のお店、地域の学校などに新入団員募集ポスターを貼っている

というようなことも地味に継続的に効果があります。

ポスターにはアニメの絵や表彰写真などが載っていて楽しそうな雰囲気です。定期的に目に留まりますし、人の意識に残ります。

あと、体験会を催したり、レクリエーションの様子をSNSで拡散もしています。

戦力維持には頭数があることが必須条件です。強豪道場はそのあたりも抜かりがありません。

ここで管理人から一言。ポスターはパソコンで作るより、手書きがいいみたいですよ!
ちなみにポスター貼ってすぐに新入団員が何人か入ってこられたそうです。管理人さんのお住まいは超絶田舎なので、一気に何人か入るというのはなかなかあることではありません。

スーパーやコンビニには母親連れのこどもがよく来ますからね、手書きのほうが心に残りますし、見かけたら気になりますよね。
こどもに何かやらせたいと思っている母親の目に留まるには、ポスター貼るのはスーパーがいいかも。近所のスーパーに頼んだら掲示板に快く貼らせてくれますよ。

まとめ

『強豪道場の強さの秘密➄強さを「維持」する』いかがでしたでしょうか?

戦績を常に維持するのは、「個々の選手の強さに頼らない制度」がものを言います。

戦略や意図をこどもたちに理解させることや、この記事で述べたような工夫を、強豪道場は地道に積み重ねています。

伝統あるチームの強さはこの「積み重ね」があるからではないでしょうか。

 

ご意見、ご感想をお待ちしています。


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