少年剣道で剣道以外のレクリエーションは必要なのか?


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過度な「こどものため」はモンスター予備軍

今回のテーマは、モンスター予備軍の第2弾、「行事や世話を増やす」ことを、「こどものため」という言葉に置き換えて他の保護者の負担を強いる親についてです。

保護者自身は、本当にこどものためを思ってやっているんだと思います。

ただ、行事を増やしてしまうことで、周囲の保護者にものすごい負担を増やしていることに、本人は気づいていません。

そして、その行事に乗ってこない人を「自分勝手」「こどものためと思っていない」などと言い、壁を作って排除しようとします。

本来、剣道以外のことは自由参加であるはずで、勉強が忙しかったり、家庭の用事があったりする場合、そこまで個々の家庭を拘束する権利はないはずです。

下記に実例を上げます。

皆さんはどうお考えでしょうか?

▼こちらもモンスター予備軍

少年剣道で我が子しか目に入らないのは困りもの

 

行事を増やして亀裂も増やす

練成会の日に、錬成会参加を辞めてバーベキューをしよう、という役員の提案がありました。

一人の保護者が、「練成会に出たいのでバーベキューは遠慮します」と言ったとします。

個人宅での大人数のバーベキューはほんとうに大変です。

食材の準備、炭の準備、出てきたゴミの後片付け、家の中もごった返すで、そういう場所を提供してくれるのは本当に有難く、なかなかできないことではあるものの、それは練成会を辞めてまでしなければいけないことでしょうか?

「バーベキューのために練成会はお休みします」

というのは、剣道団としてはどうでしょうか?

その辺りの考え方の違いがじわじわと表に出てきて、団内に次第に亀裂が生まれてきます。

何よりも剣道の上達を大事にしたい人もいる

たとえば、練成会とバーベキューのどちらを優先するか、という時点ですでに、剣道団としての在り方がそこで問われてきます。

団の団結ももちろん大事です。

行事があるとき快く力を出し合い、みんなで行事を行って楽しみことは必要でしょう。

かと言って、「練成会」といった剣道の行事を辞めてまで、保護者に負担を強いるバーベキューを行いたい保護者ばかりでもありません。

こどもが一生懸命剣道をしている場合、上達を願っている場合、練成会を選ぶ家庭もあっておかしくないでしょう。

その辺りの考え方の違いは、やがて「自分勝手」「みんなこんなに一生懸命やっているのに」「自分の子だけ剣道が強くなればいいんだな、和を乱して」などという悪口に繋がっていくと、もめ事に発展し始めます。

▼こちらもモンスター保護者認定!

平等な扱いを要求する

 

練成会を取りやめる同調圧力

例えば、バーベキューと練成会を選ぶ際、「練成会に行きたい!」と言った場合、「和を乱す」「こどものためを思っていない」と責められた場合どうなるでしょうか?

剣道よりもそういうシーンを大事にしたい家庭もあるでしょう。

逆に、そうでない家庭、もっと上達したい、もっと稽古したいという家庭もあることが想像できれば、「練成会を優先したい」という家庭に対して、「和を乱す」というふうに非難することはないと思われます。

ここで出てくるのは、「同調圧力」です。

行事をして楽しみたい、それがこどものためになる、という考えを持っている保護者は、「こどものため」を錦の御旗にしていることが多いので、「やる気もないこどもに剣道をさせている」「団を大切にしない人間は信用できない」という話に持っていってしまいます。

そこでこどもの意見を聞いてみて、と言われると、剣道をさせたい親は困ってしまいます。

なぜなら、こどもは基本、楽しいことが大好きで、試合で頑張るよりもバーベキューのほうが楽しいと思っているに違いない、と考えるからです。

こどもに限らず大人も、ともすると楽なほうへ楽なほうへ流れていくことを知っているからです。

お楽しみ会よりも剣道をさせたい、と思う保護者はどちらかというとストイックで、同調圧力に屈しまい、と頑張る人が多いでしょう。

保護者のそういう態度は、お楽しみ派の保護者にとっては「こどもに無理やり剣道をさせている」「あんな親だからこどもが偉そうになってしまうんだ」といった具合に、こどもが頑張って剣道で成果を出した結果まで「無理やりやらせて、勝ったら偉そうにしている」というふうな解釈にまで広げていってしまいます。

さすがにそこまで持っていくモンスターは少ないとは思いますが、剣道を頑張らせたい派の家庭のこどもが上達していくのを面白くない目で見てしまうのはあるでしょう。

▼家庭間の「温度差」も困りもの。

剣道団内の温度差は揉める元

 

行事を増やすのは揉めるもと

合宿や初稽古など、剣道では保護者ぐるみで動く機会は比較的多いです。

そこで保護者の団結力や、団を思う心が育ってくるのは、とても良いことだと思います。

でもそこで、「剣道の上達具合」「熱心具合」まで同調させようとすると、亀裂が生じてしまいます。

剣道を頑張らせたいことと、保護者同士の団結がイコールになるならば何も問題がありませんが、剣道の上達を願うと保護者同士の亀裂が深まるほうに行ってしまうと、指導者にとっても頭の痛いことになってしまいます。

これは管理人からの提案ですが、剣道団では、初稽古や合宿、忘年会など今まである行事は継続していけばいいですが、新たに「バーベキュ」だとかの行事は増やすのは、基本、辞めたほうがいいです。

何かの行事は必ず保護者の負担を強いるものですし、増やすことによってその行事に乗る人と乗らない人が分かれてしまい、行事をしたい側は

「こちらはこどものためを思って行事をしているのに」と思い、

そうでない側は

「こちらは剣道を頑張らせたいだけで、そこまで負担を増やすのは嫌だ」

と思ってしまう原因になります。

まとめ

以上、行事を増やす保護者についてお話ししました。

モンスターというほどのことも無いのですが、いろいろな亀裂を生んでしまう原因になる、ということを少し心に留めてもらっておくと、将来楽になると思います。

こどもの生活は、剣道だけで成り立っているわけでもないし、兄弟姉妹がいる場合は他の習い事などもあるでしょう。

各家庭で熱心度も違いますし、行事をやりたい派とやりたくない派の温度差も当然あります。

保護者の負担を増やす場合、かなり慎重に、どうしてもこれをする必要がある!という以外はやめておいたほうが無難です。

もし亀裂が生じた場合、それを提案した人は、せっかく頑張ったことを誰にも認めてもらえず、しんどい思いばかりをする結果にもなりかねません。

団の団結と、剣道の上達、指導者の願いがかみ合うよう、慎重に物事を進めていってください。

 
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イラストは、下手なのは自作、カラーの上手なものはプリ画像GMOから引用しました。
 

 


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