「もし剣道がオリンピック種目になったら」起こることを大胆予想!
みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、いよいよオリンピックイヤー間近になってきたので、もし剣道がオリンピック種目になったらどうなるかを大胆予想してみます!
イケメン剣士JHOです。
ちょっと常識はずれな面白予想でもいいですか!?(^^♪
素人保護者代表のわたし・りゅうかも予想!しちゃいます~!!!
りゅうかさんまた張り切ってる・・・でも面白いこと言いそう(^^♪
オリンピックに最も向かない武道が「剣道」だと思うのですが、さてどんな予想が繰り広げられるでしょうか?
※以下書いていることは、決してオリンピック化した競技をディスっているわけでもないし、ただのど素人の予想です。
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予想①一本取得は、場外二回が主流になる!
一本が一番取得できるのは場外二回の反則一本!
いきなり結論からいきます。
剣道がオリンピック種目になったら、もっとも一本が取れるのはメンでもコテでもなく、「場外二回」になります。
外国人選手は大柄なので、小柄な日本選手が打突を繰り出す前にともかく間合いを詰めてつばぜり合いに持ち込み、あとは力と足技でぐいぐい押して場外に持っていき、反則を狙ってきます。
日本人選手がいかに打突のスピードが速かろうと、動きにキレがあろうと、外国人選手には持って生まれた絶対的優位な体格があるので、外国勢はそこを徹底的に生かす戦略を必ず編み出して、場外反則で一本の山を築き上げるでしょう。
〇どうやったら初太刀を避け、鍔競り合いに持ち込めるか
〇どうやったら引き技を出されないまま場外まで押し出せるか
などをスポーツ科学的に綿密に研究し、ルール改正を重ねてきます。
そして剣道は、剣先による攻防や攻め、タメ、理合い、駆け引き、という根幹部分が変質し、
いかに上手に場外反則を取れるかを競う競技
になるでしょう。
▼柔道も変質してしまいました。
柔道に関しては、「柔よく剛を制す」というよりも「ともかく襟を掴ませない競技」「一本取るよりもともかくポイントリードしてあとは逃げる」が主流になってしまいました(これは管理人の感想ですが)
冬季のフィギアスケートも、大技で勝負するより無難な技で減点を少なくするほうが有利になってしまいましたね・・・

予想②蹲踞と残心不要、ガッツポーズOK!になる
蹲踞不要、残心はオマケ、ガッツポーズもOK!
オリンピック種目では、蹲踞や残心は不要になりますし、ガッツポーズもOKです!
というより、勝った瞬間に観客のほうを振り向き、高々と手を挙げてガッツポーズを見せ、そこで観客もワーッと盛り上がる!これぞオリンピック競技の醍醐味です。
そして負けたほうも、観客のほうを振り向き、「今の本当に入ったのか?」アピールをしてブーイングを誘い、試合会場がまた盛り上がります。
選手は残心を取るよりも先に手を高々と上げ自分の勝利をアピールすることのほうに忙しくなります。
なぜなら、剣道の審判は素人にはよくわからないし、結局会場の声援次第で旗の上がり具合が変わってくるからです。
柔道にも、相撲の「物言い」のようなジュリー制度というのがあり、審判の判定を後で覆すことが可能です。
ジュリー制度と共に、防具にセンサーを付けて竹刀が当たるとランプが光るようにすれば盛り上がりも倍増!絵的にもテレビ向け!
剣道の審判は素人にはわかりにくいでしょうから、確かにジュリー制度やランプが光るなどの処置が必要でしょうね。でないと会場は判定の意味が良く分からずブーイングだらけで収拾のつかないことになってしまいます。
ビデオ判定も取り入れられますね。審判に納得できなくて抗議をしたら即ビデオ判定です。

▼剣道はどこの国のもの?
予想③170センチ以下級、175センチ以下級、180センチ超級とかの級別に試合をするようになる!
身長に差があるのはフェアじゃない!となると・・・
剣道は今のところ日本の武道なので、日本人的な武士道に基づいたルールが定められています。
これを、剣道をオリンピック種目にする、ということは、
剣道を日本主流のものでなく、世界のものにしなければならなくなります。
〇判定をわかりやすくする(ビデオ判定、ポイント制、ジュリー制度、剣先が当たるとランプが光るなどの機械判定の導入)
〇蹲踞や礼を簡素に(日本の礼儀作法を強要されるのはイヤだ、という人が絶対出てきて、蹲踞しないのがいずれスタンダードになります)
※ちなみに「蹲踞」の中腰は、他人種にはかなり困難な姿勢です。外国には和式トイレが全くないのは、あの中腰の姿勢が日本人以外には苦痛な姿勢だからです。
やがてルール改正が進むと、「身長別」で公平に、ということで、身長170センチ以下級、175センチ以下級、180センチ超級などと細かく級ごとに試合をするようになるでしょう。
そのほうが公平で、わかりやすく、誰もが納得しやすい、という理由でルール改正が進むようになることは間違いありません。
まとめ
何十年か前、水泳背泳ぎ種目で「バサロ泳法(つまり潜水泳)」というのがあって、日本人選手が金メダルを取ったのを覚えていますか?
後に潜水泳法は、潜水したままのキックの回数が制限されてしまいました。
近代オリンピック初期にも、日本人が潜水泳法を用いて勝ちまくっていたのを潜水泳法を禁じられました。
アルペンスキーやジャンプスキーでも日本選手無双だったのに身長とスキー板の比率まで細かく決められて、日本人選手がなかなか金メダルが取れない種目になってしまいました。
なぜこういうことが起きるかと言うと、オリンピックは基本西洋圏のもので、西洋圏とくにヨーロッパ諸国がルール改正に力を持ち、自分たちに有利なように持っていく政治力があるからです。
その点、日本は、昔からある武士道の考えを取り入れて長く剣道を続けてきただけで、そもそも世界に広めようとか、剣道をオリンピックにしようと考えて剣道をしているわけではありません。
政治力とは無関係なだけに、いざヨーロッパや韓国がテコンドーをオリンピック種目にしたような「政治力を背景にしたルール改正の圧力」に、おそらく対抗できるような理屈を押し出すのは難しい。
〇伝統だから
〇そういうしきたりだから
〇日本古来の武士道に基づくから
などと主張しても鼻であしらわれます。
予想が大胆すぎる、と思われるかも知れませんが、これは柔道に置いてすべて起こってきたことであり、剣道もおそらく同じ道を辿ります。
管理人個人としては、場外二回での一本を量産する海外勢に打ち勝つのはかなり難しい。
「ランプを光らせる」ために竹刀を素早く当てるよりもおそらくもっと難しいと思います。
皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!

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