剣道で勝てないときの「意外な理由」について


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、剣道で勝てないときの「意外な理由」について述べていきます。
おそらく、ネット上で初めて述べられることです。

イケメン剣士JHOです。たとえば、「稽古ではめちゃ強くに見えるのに本番で勝てない」とか、「もっと上に上がってもいいはずのこどもだけど全然上がれない」みたいな、意外な結果を残すこどものことですか?

素人保護者りゅうかです。「意外」てことは、本来ならもっと試合に勝ててもいい、と思われているこどものことですね。逆に「この子がどうしてあんなに勝てるんだろう」と思ってしまうこどももいますからね・・・

アイドル剣士こはるです。
印象として「あんまり強くなさそうに見える」こどもがいつも成績上位に居たりする、あの感じですね・・・

実は、ある視点から見たら「この子は強そうだけど、勝てないな」と思うちゃんとした理由があります。逆も然りで「あんまり強そうでないけど勝てるのはこの理由からだ」ということがあります。
今回はそこのところを紹介していきます。

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上手なのに勝てないのはちゃんとした理由がある

上手なのになんで試合には勝てないのだろう?そう思わせるこどもは確かに存在します。理由は簡単です。

その理由とは、

「自分勝手に試合をしている」からです。

稽古を見ているとホントに上手

キレイで正統派の剣道

試合でも相当勝てるはず

こういうこどもが本番で案外勝てない。

そして、そういうこどもが試合で勝てないのを見て、指導者は保護者や周囲は、お相手のこどもを「変剣」「待ち剣」「あんな剣道してたらすぐに勝てなくなる」ということを言う。

※余談ですが、管理人んちは逆に、こどもが試合に勝つと「ただ当ててるだけの待ち剣」「あんな剣道では高学年になってすぐに勝てなくなる」と言われているのを何度も聞きました←つまり、この表題とは逆に、「勝つと思われていないのに勝ってしまっている側」に位置しています💦

稽古でも試合でも基本に忠実で、美しい剣道、見る人を「おっ」と言わせる剣道で、試合に出てなかなか勝てないことは、本当に良くあることです。

ここで、「きれいな剣道」と「勝てる剣道」は違う、という月並みなことを言うつもりはありません。

勝てないのは、ちゃんと理由があります。

「自分の剣道」をするあまり、「お相手と一緒に試合が作れていない」つまり自分勝手に試合をするからです。

キレイな剣道、基本に忠実、という言葉に惑わされると、肝心の「勝負に勝つ」という部分が置き去りになってしまう危険性があります。

よく小学生は、「待ち剣は良くない」「受け身にならず自分から」という言葉がかけられます。しかし、試合に勝つには、「お相手を受け入れる」という段階を踏まないと勝利が遠のいてしまいます。

「お相手と試合を作っていく」意識は、どうやったら持てるのでしょう?これは本来持っている子は溢れるほど持っているし、この意識を持っていないこどもは本当に持っていないんですよね・・・

▼お相手と試合を作っていく「合気」についてはコチラの記事を参照してください。もっとも基本的な「気の交流」について述べています。

合気とは「やり取り」のこと

「待ち剣はダメ」「返し技はダメ」とアドバイズしているうちは壁にぶつかります

たとえば、道場内で、「自分から打て」「返し技だと高学年なって勝てなくなるよ」というようなアドバイズが飛び交っているとしたら、これはかなり厳しい環境です。

管理人家庭も、こどもの活躍初期のころかなり、「あんな待ち剣では将来絶対勝てなくなる」「ただ竹刀を当てているだけ」といったご意見を頂戴することがありました。

しかし管理人家庭は、「高学年になって勝てなくなる」ことには遭遇していませんし、戦績は稽古量と試合数にあまり比例せず、比較的安定した戦績を保っているように感じます。

剣道の試合は、自分が打ち込んで一本を取る意識と同時に、「お相手と剣道を作っていく」意識が必要です。

そういう見方から見ると、「待ち剣」できる子は、お相手が良く見えているということですし、返し技は「お相手の力を利用して一本を取っている」ということでもあります。

試合にはもちろん、積極性や自分から試合を作る姿勢が必要ですが、相手をよく見ての返し技、お相手を観察する姿勢を否定することのほうが、後で弊害が大きいと感じています。

剣道の試合には非常に当たり前のことながら、お相手がいます。

お相手と竹刀を通じて会話をすることができれば少なからずお相手の出方をうかがう姿勢も必要になってきますし、お相手の技が尽きたところを返す技を頭から否定するのは、「試合はお相手と作っていく」という事実を無視している意見ではないか、と個人的には感じています。

「待ち剣はダメ」「返し技に頼ると後で困るよ」という意見と共に、「○○の剣道はキレイなんだけどキレイすぎて勝てないね」という言葉も良く聞きます。
キレイな剣道、ということがエクスキューズに使われていますが、それは、「お相手の剣道が汚い」ということを暗に表現したいのではないか、と感じてしまい、少し抵抗を感じます。

▼「自分から打て」は少年剣道でよく聞かれる言葉ですが・・・

剣道で「自分から打て」の本当の意味とは

 

お相手と作る試合には「制限・限界」が無い

稽古でものすごく強そうに見えたり、基本に忠実な正統派の剣道をしているのに、意外と試合に勝てないこどもを見て、周囲の大人は様々なアドバイズをしようとします。

・メンタルが弱いのかな

・キレイすぎてがむしゃらさが無い

・稽古での実力を発揮できればいいんだけど、頭に血が上るのかもしれない

などなど・・・

ここで、「試合はお相手と作るものだよ」「竹刀で会話できてないから、ちょっと空回りしているように見えるよ」とアドバイズしてあげるのがいいです。

もし管理人がそのこどもの親ならズバっと、

「自分だけで試合をしているからこうなるんだよ、お相手と試合を作れてない」

「自分の剣道をする!?キレイな剣道?そんな立派な剣道を自分がしているかどうかよく考えてみて、まだそんなレベルにないよね?」

「自分の足りないところはお相手に補ってもらいなさい。一歩届かないならお相手に一歩前に出てもらえばいいし、前に出てもらうためにタメて呼吸を相手と合わせなさい」

などとアドバイズするかも知れません。

自分だけで試合をするなら、自分の強さが限界になります。

でもお相手と作っていく試合は、相手の力やスピードを利用できるので、強さに制限も限界もありません。

お相手と試合を作っていく、それだけで、自分の限界をやすやすと突破できます。

▼お相手と「気」を通わせやすいかどうかは、性格によるものがあるかも知れません。

剣道に素質はあるのか~性格について

まとめ

①稽古通りに試合ができないとすれば、そのこどもは「自分勝手に試合をしている」「お相手と一緒に試合が作れていない」可能性があります。

返し技や、お相手の出方をうかがうことを、「待ち剣」「高学年になったら勝てなくなる」というのは、実は逆です。お相手と試合を作れるからこそ返し技ができ、試合中に冷静に相手を見られるからこそ高学年になっても戦績を維持できるのです。勢いだけ、スピードだけで前に出ることこそ、限界にぶつかってしまいます。

③お相手と一緒に試合が作れる人は、お相手のスピードさえも自分の力にでき、制限や限界が無い試合を展開できます。

ここで言うことは、もちろん、基礎ができていてスピードもある、ある程度のレベルのこどものことです。

そんなこどもがもし試合に勝てないのなら、このような要素を噛み砕いて、根気強くそのこどもに教えていってあげて欲しいです。

試合は一人でやっているのではない、お相手と作っていくもの、ということがもし理解でき納得できるなら、一段上の剣道ができるようになり、試合にも勝てるようになります。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!


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