剣道の強豪道場の強さの秘密⑥伝統とブランド力


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、強豪道場の秘密シリーズの第⑥弾で、「伝統の力」を取り上げます。

イケメン剣士JHOです。
「伝統」の重みは、一朝一夕では作れないので本当に貴重なものですね・・・伝統=ブランドと言ってもいいかも知れません。それだけで価値のあるものですから。

素人保護者りゅうかです。
伝統ある団というのは名前を聞いただけで「おおー」って思うような団のことですね。

アイドル剣士こはるです。そもそも「伝統がある」ということは、それだけ誰かが普段の意志を持って剣道に対する熱意を受け継いでいる、ということです。そのことだけで非常に貴重なことだと思います。

本日は、強豪道場にしか持てない「伝統の力」を主に取り上げます。

▼当サイトで一番人気のあるカテゴリは以下の二つです!

当サイト「強くなる」カテゴリ記事

当サイト保護者カテゴリ


↓初めてこのサイトに来られたかたはこちらへ。

てっぺんを目指す剣道ベスト記事

日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

伝統は「力」「競争力」「魅力」である

まずいきなり結論から。

伝統とは、一言でいえば、「次世代に受け継がれていくこと」です。

つまり、

そこの団の卒業生がこどもが生まれたらこどもを連れてその団に戻り、指導を手伝うということです。

日本の武道は、戦後「武道禁止令」があったこともあり、しばらくの間中断しました。

それでも、武士の時代が何百年も続いた日本から「武道」を永久に消し去ることは物理的に不可能で、今では多くの少年少女がその伝統を受け継いでいます。

現在では、各道場の二代目、三代目がそろそろ活躍して、三代目のお子さんが入団しているところもあるでしょう。

ここで言い切ってしまうと、

良い道場は、OBが帰ってきます。

OBが帰ってくる道場は、必然的に伝統を受け継ぎ、創始者の志を受け継ぐ人材が豊富、ということです。

実は、剣道に限らず、企業や大学など他のどんな分野でも、「伝統」があるところは競争力があり、魅力があり、人から尊重される何かを持っています。

伝統は力であり、競争力がある証拠であり、魅力があることの証明です。

 

親父の道場では、次世代が指導を手伝いに戻ってくるようになりました。結婚してこどもができた、という弟子もいます。その子もときどき道場にきて竹刀を振っています。

OBが帰ってくる道場は基本的に良い道場と言い切っていいですよね。戻ってきたくなる環境だった、ということですから。

そこが良い道場かどうかを調べるには、「OBの指導者がいること」「 OB がこどもを連れてきている」かどうかを見ると良いです。

▼団選びは本当に大事です。

団選びには稽古相手がいるかどうか必ずチェックして!

なぜ、伝統ある道場は強いのか

もちろん、新しくできた道場でも強い場合もあります。

それでも、伝統ある道場はそうでないよりも一般的に強いことは確かです。

理由の主なものとして、

・こうしたら良い、という点が消えずに積み重なっていく

・大勢の人の思い入れが道場全体を進化させる

・時間の経過とともに認知度が高まり道場の強さとなっていく

・時間の経過とともに伝統が固有に力を持ち(人が大して労力をかけずとも)勝手に進化していこうとするので、人は少し力を足すだけで良い

などの理由があります。

伝統を力に変えられる道場は、このような動力が自然に働き、個々人の強さや思惑を超えてさらに強くなっていきます。

▼強豪道場も伝統がある場合が多いです。特に、自然にメンタルが引き継がれていきます。そのメンタルとは?

強豪道場の強さの秘密①メンタル面

「ブランド」を獲得すれば後は自動運転になる

伝統=ブランドです。

伝統を獲得すれば、あとは自然に強くなっていきます。

強いと認識された道場はたいてい強さをずっと維持しており、名前が地域に浸透していきます

浸透する時間が長くなればなるほど、「こどもに剣道をさせるならあそこに入れよう」と思う保護者が増えてきますし、そうなると、自然に人材が集まってきますし、OBも戻ってきて盛り上げようとするようになります。

このような循環を手に入れたら、あとは自然に団は発展していきます。

このようなブランド力を持っている団は全国にそうそうたくさんはありません。

ただ、このようなブランド力を作ることは、本当に非常に難しいことです。

・何十年かの単位で、目立つ戦績を残していくこと

・団の責任者が常に団に関心を持ち、団の人格を自分の人格として受け入れるような気持ちでいること

・次世代の育成に常に関心を持ち、権限の委譲を行いつつも、創始者が人から敬愛されていること

このような条件を持つ団が世間に少ないのは理由があります。

その団の責任者が年を重ねるにつれ、次第に市連や県連の仕事に埋没していって、そちらの人事に夢中になっていってしまう場合もあります。

こどもたちは数年で入れ替わりますが、市連、県連は一生のお付き合いです。

自分の団よりも市連での立ち位置に関心を持ってしまうのは人間として仕方のないことでしょう。

一方で、道場のブランドの確立を成し遂げた指導者は、市連や県連よりも、「自分の道場」に強烈な思い入れがあります。

名のある道場は通常、市連、県連の存在感をはるかに上回るものを持っていますが、その原動力は、

「自分の道場である」

というモチベーションがあるからです。

市連から派遣されて団の指導者になっている場合、この「自分の道場」という意識が薄くなります。いわゆる「頼まれてやっている」「無給のサラリーマン」のような感覚です。

これに対して、「ここは自分の道場であり、自分の理想と剣道への思いを体現している世界で一つだけの自分の城」と思っている自営業感覚の指導者がいる団は、ブランド化しやすくなります。

世にある強豪道場は、ほとんどこのタイプです。

 

▼強豪道場の秘密シリーズの人気記事

強豪道場の秘密②指導者層の考え方

教わる側が選択するのは「伝統とブランド」がある道場

剣道は、教わっている側では、団の伝統を守ったりブランド化をすることは不可能です。

剣道は明らかに縦社会なので、教わっている側が団の方針や指導に口出しできません。移籍もかなりの困難を伴います。

もし剣道団を大きくして全国区にしたい、といった野望があるなら、自分が指導者になってこどもを集め、道場を持つしかありません。

教わる側は、伝統を守りブランド化するのに参加したい場合、

慎重に団選びをする

ことしかできないのです。

深く考えずに入った道場の指導者が、自分の団のことよりも市連や県連での立ち位置にしか興味が無かったりすることもあります。

そうなると、団の伝統とか、ブランド化とか、将来指導者として戻ってきてもいいな、と思える団とは縁が無いまま、剣道から離れてしまう可能性があります。

保護者は慎重なうえにも慎重に団選びをして、その団の伝統に参加できるかどうかを確認して入団するようにしたいものです。

ただ、このブログを読んでいるようなコアな層は、すでに名門団に入団しているか、ご自分で団を持っていらっしゃる保護者の可能性が高いかも知れません。

どうか、団の伝統を守り、ブランド化して、日本の少年剣道界を支えていく団に育て上げてください。

正直に申し上げれば、市連のトップが持っている道場よりも、名のある強豪団のほうが、管理人は個人的に魅力を感じます。こどもを預けるとしたら、強豪団の、伝統と魅力あるブランドを持つ道場を選びます。

市連、県連のことを否定しているわけではありませんが、どうしても、こどものほうを向かず市連での自分の立ち位置が気になっているんだなあ、と白けた気持ちになったり、愛情が薄い感じがあるからです(管理人家庭はどちらの所属も経験があり、それが素直な気持ちですが、あくまで個人の感想です)

ただ、もし気楽に、習い事として剣道をやりたいなら、スポ少のようなサラリーマン的経営の道場のほうが良い場合もあります。

そのあたりは、保護者の考え方次第です。

 

▼団選びはホントに大切です。

団選びで迷ったら引っ越しも視野に入れましょう

まとめ

・剣道団に「伝統」がある場合、OBが指導者として戻ってくる頻度が高い。そういう団は力や競争力、魅力がある証拠。

・伝統がある団は、良い部分が消えずにずっと引き継がれ、団の資産として積み上げていくことができる。認知度が高まったり、自然に人材が集まってきて、労力少なく自然に力を維持できる。

・伝統ある団は、「ブランド」を持っている。「ブランド」とは、個性のある指導者は「自分のこだわりや理想」を体現しているものであり、サラリーマン的に「市連の組織の立ち位置を気にしながら片手間に経営しているスポ少団」とは成り立ちそのものが違う。

・教わる側が団の伝統とブランドを作ることに参加するためには、「伝統とブランドのある団」を選ぶしかない。熱心にやりたい家庭には、「サラリーマン的経営団」よりも「伝統とブランドを重んじる自営業団」のほうが良い。

今回は、「剣道団としての伝統と強さの秘密」からブランドや団の成り立ちにまで話が及びました。

伝統を背負って試合ができるこどもの強さは、二割増し、三割増しになります。

強豪団の秘密を知ると共に、

・将来、この団に戻ってきたい」と思える団にするにはどうしたらいいか

・どんな団を選ぶべきか

・これから団を変えていくにはどうしたらいいか

を考える際の一助にしていただけると幸いです。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

8 + four =