剣道で強くなるための「言葉にしにくいもの」の用語集①


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、ちょっとスピリチュアルチックに聞こえる部分ですが、指導者の言葉で心に響いた部分をお伝えします。

イケメン剣士JHOです。
おそらく、剣道の「目に見えない部分」は、高段者の先生方は皆さんご存じの部分です。ただ、いざ小学生に伝えるとなると難しい・・・言葉にしにくい部分なので工夫が必要ですね。

素人保護者りゅうかです。
大切なことほど言葉にしにくい、て何かの詩みたいですね・・・

アイドル剣士こはるです。ちょっと神秘的だけど、剣道家にとっては神秘的でもなんでもなく日常のものです。

「目に見えないところを掴んで言葉にする努力」は、大人の役割ですよね。そこで、稽古で聞いたことのある指導者からの言葉を紹介しつつ、目に見えない大切な部分を解説したいと思います。

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てっぺんを目指す剣道ベスト記事

日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

「竹刀で会話ができてない!」

自分勝手に稽古をして、きれいに強く打つことばかりを考えている弟子に指導者が絞り出すように言った言葉。

スピードもある。打ちも強い。タイミングも取れている。

それなのに、稽古相手のことを考えていないし、地稽古をしても「自分が打つ」ことばかりを考えているときに発せられた言葉です。

この言葉には、このサイトでいくつもの記事枚数を費やし、わかりやすく説明しようとした何万語の解説が詰まっています。

・剣道では「合気」が必要

小学生に「合気」を教えるとっておきの方法

・「合気」とは結局何なのか

「合気」とはやり取りのこと

・稽古では上手なのになぜ試合で勝てないのか

勝てないのは「自分勝手に試合をしているから」です

これらの記事で述べたことを乱暴に無理やり一言でまとめるとすると、章タイトルのような言葉になります。

「竹刀で会話ができていない!」

と指導者が叫んだとき、ごく一部の天才的に勘の良い子なら、本質的に先生が何を言っているかわかるかもしれません。

でも大半のこどもは、「????」

のまま、何をどうしていいかわからず、固まってしまったり、声が出てないのかな、と大きい声を出してみたりするかも知れません。

これはわかりきったことですが、

指導者と小学生では、剣道に対する姿勢や持っている知識、深みなどは全然違います。

そこを伝達するのには、教える側の工夫と受け取る側の感受性のコラボが必要になります。

こどもが理解できない部分は保護者がしっかり理解して伝える工夫をしたら、こどもの感受性の幅も広がります。

「竹刀で会話ができてない!」と叫ばれて、そのまま聞き逃してしまうのと、その背景を理解しようとすることで、後に大きな差が広がってきますよね・・・

高段者の先生方の言葉は時に難解ですが、そういうときにこそ、「先生の言葉の背景は何か」知ろうとする努力が必要です。

「力が同等な場合、先に動いたほうが負ける」

この言葉は、「自分から打て」「前に前に」とこどもに伝える次の段階です。

積極性は大切ですし、「自分で試合を作る」気概の上で、自分から打ったり前に出ることは非常に重要です。

ただし、力が対等な場合、自分から積極的に打って行くと、それは一か八かの賭けのような合い技の勝負になってしまいます。

これも、このサイトで何万語も割いて説明している内容が詰まっています。

・打つよりも「相手を思い通りに動かす」ほうが大切

試合で勝てる子だけが知っていること

・「自分から打て」を言葉通りに捉えてはいけない

剣道の試合で「自分から打て」の意味とは

・初心者こそ「待つ」「我慢する」のが必要

初心者を強くするには「我慢すること」が大切

この辺りの考えは、高段者の指導者のかたがたでも意見が分かれるかもしれません。

小学生のうちはしっかりした打ちをすること

小学生は勝ち負けを度外視して基礎を大事に

という言葉が、時に正当性のある言葉として受け入れられている風潮があるからです。

しかしそれは、小学生には「攻め」「タメ」「我慢」といった高度なことは絶対に理解できない、という思い込みがあるのかもしれません。

実は、こどもは大人以上に、深いところまで世界を理解しています。

日が昇っては沈む神秘的な現象や、自然界に生息するいきものとの親和性や、風にそよぐ木々との会話は、こどものほうがずっと得意でずっと心を開いて受け止めることができます。

むしろ大人のほうが、「科学で説明できず、言葉になりにくい世界」を受け止めることにおいて、こどもより大きく劣っています。

こどもを「理解力の無い者」として決めつけず、できるだけ高度な概念も伝えようとしていくことで、こどもの可能性が大きく広がり、どんどん強くなっていきます。

指導者のご子息ご令嬢は、「攻め」の概念などに日常から触れて理解しているため、スタート地点から強いのかも知れません。

「よし!引き分けてこい!」

こちらは剣道での団体戦での指導者の言葉です。

実は、この言葉が聞かれるのは、おそらく各地方でトップクラスで、常に団体戦で優勝しているようなチームかも知れません。

この言葉は、

・勝ちにこだわる

・団体戦は個人戦ではなく、チームワークで勝つ

・チーム全体のために自分を埋没させ捧げることを自然に要求している

このような考え方の表れです。

これは、スピリアルチックで神秘的、というのではなく、「人間として他人に堂々と要求しにくい」「自分の欲望を押さえてチームに貢献してほしい」という気持ちからくる言葉です。

このような言葉がけができるこいうことは、

・選手自身もチームに貢献することを喜びとしていること

・自分のチームの勝利に誇りを持てること

・「周囲の喜びを自分の喜びとできる」性質をごく自然に要求できる環境である

ということです。

小学生の段階でこのような考えを持てる環境はごくまれです。

でもこういう考えを選手が持っているからこそ、そのチームは常に良い戦績を残せるのです。

そして、このような考えは、選手自身の性格にも依存します。

・剣道に向き不向きの性格ってあるの?

剣道に向いている性格とは?適性はここで見抜く

・剣道に「強くなる性格」はある?

剣道に性格的な「素質」はあるのか?

・戦うのは自分だけのためではなく・・・

剣道では「他者のために戦う」性質が必要

こうして列挙すると、内容がかなり被っているような気もしますが、一番大事な部分はいろんな角度からスポットライトを浴びせ、誰にでもわかるように伝えようとした結果でもあります。

自分は誰のために、何のために戦っているのかを考えると、苦しいとき、伸び悩んだとき、逃げ出したいほど辛いときにそれを乗り越える原動力にもなります。

「引き分けて来い!」この言葉を聞くとき、勝利にかける執念、みんなの思い、チームの誇り、みんなで勝つということが伝わってきて、気持ちがものすごく引き締まります。

まとめ

・「竹刀で会話ができていない!」という言葉は、指導者がこどもに「合気になれていない」と伝えようとして言う言葉です。竹刀を通じてお相手の心を探り、攻め、我慢し、見えない部分で攻防をしてから打突を繰り出す重要性を理解すること。

・「力が対等な場合、先に打ったほうが負ける」という言葉は、自分が主導権を握り、お相手を動かそうとする意志がどちらにあるかという「攻め」の初歩をこどもに教えようとする言葉です。高度な試合であればあるほど、「攻め」を効かされて我慢ができず先に打ったほうが負けることを大人は理解すること。これは「先に打つ」ことそのものを否定しているわけではないことも理解する必要があります。

・「引き分けて来い!」この言葉は、主に団体戦で勝ちを求め、チームの勝利を重視するチームにのみ飛び交う言葉です自分が活躍したいという気持ちを抑え、チームに貢献することを求める、このようなメンタルを持つことは、その背景にチームや仲間への思いが背景にあることを理解しましょう。

記事を作成していて、言葉にしにくいけど大切な言葉が剣道にはたくさんあることに改めて気づきました。

一回の記事ではとても伝えきれないので、シリーズ化しようと考えています。

次回もお楽しみに!

 

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!


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