剣道の試合では一本を取るまで「縁を切らない」ことが大切です


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、剣道用語の一種である「縁を切る」「縁を切らない」という意味と、試合に勝つための「縁」の扱い方を特集します。

イケメン剣士JHOです。
試合中、例えばつばぜり合いをしていてお相手にずっとくっつかれてしまったとき、「切れ!」と指示されますよね、あれは「縁を切れ」という意味です。

縁とは何でしょう?誰かと出会って繋がりを持つ、その「縁」ですか?

アイドル剣士こはるです。おおまかにその通りです。
・誰かと心が繋がっている状態
・合気になっている状態
・繋がりを持とうとしている状態
を「縁が切れていない」と言います。「縁が切れた状態」とは、別れや辞めの合図がかかったとき、一本が入って残心を取られた瞬間のことです。

ここでは、試合に勝つため、強くなるための「縁を切らさない稽古」「縁を切らさない攻め、試合運び」を重点的にお伝えします。

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「縁を切らさずに攻める」とはどういうことか

まずは、こちらの動画をご覧ください。小学三年生の過去の試合です。

市準決勝

※未成年者の試合なので拡散禁止です。このサイトから入るか、管理人のユーチューブチャンネルに登録している人しか見られない制限をかけています。

打突の速さ、足さばき、つくりの速さはほぼ互角です。こののち何年かの戦績も遜色のない選手二人です。

この時点では、黒道着のこどもが勝利しました。

この動画では、「縁を切らずに攻め続けることの大切さ」が最もよく表れています。

二人のこどもにもし差があるとすれば、たった一つ、

縁を切らさず攻めを継続させること

において、黒道着のこどもが終始優位に立てた、ということです。

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動画から見る「縁を切らさない」ことの大切さ

引き続き動画から、黒道着のこども攻めについてです。

端的に言うと、一本打った後が終わりではなく、区切りでもなく、常に攻めの姿勢を保ちながらお相手と関わろうとしています。

お相手か自分が打った直後に、最大のチャンスがやってくることを知っていて、チャンスに備えて常に「縁を切らすまい」という意志がうかがえます。

特に、一本取った後や、1分15秒過ぎたあたりからの攻めは、縁を切らすことなく、二本目、三本目を繰り出して攻め続けています。

白道着のこどもは、一本打った後どうしても気持ちが途切れてしまっています。その気持ちの跡切れが表れて、次の打突が出ていません。

これは、技量とか、足さばきとか、足が速くつくれていない、というよりも、

縁を切らないこと、試合中、どの時間帯でも常にお相手と気の交流を保って勝負を決しようとする、

断固とした意志

の問題です。

この二人に限らず、小学生は、まだ剣道を始めて何年も経っていない段階です。そんな段階にあって、すでに圧倒的な差があるわけがありません。小学生の剣道に優劣があるとしたら、合気、攻め、縁を切らさない、足をつくる、といったコツや知識を持っているかどうか(教えられているかどうか)の差であり、それを実践するかどうかの違いがあるだけです。

地稽古やかかり稽古でも「縁を切らさないこと」を意識すると試合に生きてくる

試合には、普段の稽古がそのまま出てきます。

かかり稽古や地稽古で、常に縁を切らさず、時間まで集中してお相手と関わり続けていこうとする姿勢を持つと、試合に生かされます。

具体的には、かかり稽古中は、

ともかく手数多く打ち込んでいき、余計な間をおかないこと(ちなみに、打ち間に構えを挟むことがあるのは、構えという「攻め」を意識しているだけで、縁を切っているわけではない)。

打突後も常に一本を取る意識を保ち続けることを意識してください。

これを意識することで、通り抜けた後振り返る際のスピードや、足さばきを効率良くすること、足をはやくつくることが徐々にできるようになります。

地稽古の時も同じです。

打った後いちいち間合いを切ったり、残心を取って開始線に戻ったりせず、そのまま試合が続行しているつもりで次の打突を繰り出してください。

地稽古は、お相手から一本を取ることが目的の稽古ではありません。

相手と縁を保ち続け、攻撃を続けることの重要性を体に叩き込む稽古です。

時間が区切られるまで、常にお相手と縁を切らさないよう、気の交流を保ったまま集中力を持続させるために、気を付けることがあります。

それは

呼吸を大きくしない

ことです。

呼吸は、人間の無意識と深く繋がっています。人間はリラックスしたり、気持ちが緩んだとき必ず、呼吸がゆったりと大きくなります。

反対に、緊張を保っているときは呼吸は小さく、息を詰める感じになります。

縁を切らない稽古をする際は、なるべく大きな呼吸をしないよう、とくに大きく息を吸わないようにしてください。

「合いがかり」は、自然と縁を切らさない稽古ができます。ただし同じスピードで力がほぼ互角でないとかみ合わないのが欠点です。
その点、かかり稽古や地稽古では、意識して縁を切らさない稽古を自分で行うことが可能です。

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まとめ

・スピード、技の種類、打突のキレなどが同等でも、「縁を切らさず攻め続ける」ことで試合では優位に立てる

・「縁を切らさない」ためには、足を速く作るなどのテクニックよりも、「気を抜かずお相手と気の交流を続けるぞ」という意志を持つことが先です。

・地稽古やかかり稽古時にも、「縁を切らさず攻め続ける」ことを意識していれば、それが試合に出てくる。コツとしては、稽古の間中呼吸をなるべく大きくせず、開始線に戻ったり仕切り直しをせずに稽古を継続することです。

サイトでたびたび申していますが、この稽古はどういう意味があるのか

何を改善したくてこの稽古をするのか

それを理解して実践できるよう、こどもたちに伝えてあげてください。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!


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