剣道団の移籍を受け入れた際のゴタゴタ~最も大きなマイナス点とは


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、このサイトでも何度も取り上げた「移籍」問題についてです。移籍しようか、あるいは受け入れようかと悩んでいる方がたはぜひ参考にしてください。

イケメン剣士JHOです。
プロ野球とかでも、良い選手を集めて戦力はアップしているはずなのに、なぜかその年の戦績がガタ落ちしたという例はは枚挙にいとまがありませんね。あらかじめデメリットを知っておけば、移籍するほうもされるほうも心構えができます。

素人保護者りゅうかです。
今まで幾度か移籍組が受け入れられていましたが、移籍を受け入れたら最後どうあっても団全体でその家庭をまるごと消化しないといけないので、前もって心の準備をしてきたいですね。保護者同士の関係も変わることですし

アイドル剣士こはるです。
移籍問題は、多方面から何度も考えてみるほど多面的で面白い変化を引き起こします。めーっちゃ良いこともありますし、破壊的な影響をもたらす場合も無きにしもあらずです。

ちなみに、管理人さんは基本「移籍にはもう少し柔軟に対応してあげて欲しい」という立場です。出稽古や移籍をタブー視するのでは剣道界の活性化は難しいからです。
ただし良い面ばかりではありません。今回は、移籍がもたらすマイナス面を、受け入れ団の立場から考えてみます。

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移籍を受け入れる団はゴタゴタすることを覚悟で受け入れること

※例として挙げているのはすべて架空であり、実際の人物とは全く関係ありません。

まずは結論から。

組織というのは、一人一人の要素が複雑に絡まり合い、有機的に結びついてさまざまに形を変えます。

移籍してきた人を受け入れることで団そのものが大きく変化しますし、しかもその変化も剣道だけに留まりません。

特に少年剣道の場合、保護者の協力が不可欠でその分保護者の要素が色濃く反映されますし、その家庭が持っている剣道に対する考え方や今まで他の団でやってきたことなども漏れなく移籍先に持ち越してくることになってしまいます。

・移籍を受け入れたら戦績が上がるどころか戦績が落ちた

・保護者間やこども同士の繋がりが微妙にゴタついてきて収まりが悪くなった

・今まででは起こり得なかった種類のトラブルが頻発するようになった

など、これらは良くあることです。

以下、具体的な事件と対処法を述べていきますので参考にしてください。

ちなみに、移籍を受け入れるというのは本当に大変です。

家族に他人を迎え入れる、ということを想像してみると、「移籍を受け入れる」ということがどんなことか少し想像がつくかも知れません。

剣道界が移籍や出稽古にあまり前向きでないのも、無理のないことです。

▼移籍が「受け入れるもの」とは?

移籍は戦力だけでなく団の運気の流れも変えてしまう

戦績が上がるどころか戦績が落ちてしまう

ある道場で、K君という大柄で性格も明るく、剣道もしっかりしているこどもが移籍を望んできました。

稽古を見ても素晴らしく、戦績も大幅に上がるだろうと見込んでいたら、逆に戦績が大幅に下がってしまいました。

それは、K君の剣道スタイルや試合への考え方が、団の雰囲気とは全然違っていたからです。

・ともかく元気よく向かっていき、取った、取られた、また取り返したというハラハラする試合展開が多い。

・一本取ったのちは勝ちをつけるため慎重に行くスタイルで地域で存在感を示していた団のところ、「取った取られた」の賭博的なスタイルのK君を受け入れたことにより、勝ちパターンが崩れてしまった。

・試合でバクチをされたら困るから大将に置いてみたところ、絶対的大将を張れるほどでもなく、K君をどのポジションに置くか監督は頭を悩ましている間に月日が経ってしまう。シーズンが終わってみると去年より戦績が大幅に落ちていた。

典型例がこれです。

移籍を受け入れるには、稽古風景やそのこどもの人柄、保護者の雰囲気を見ただけではわかりません。

移籍を受け入れることそのものが、団の伝統とかスタイルのような、今まで受け継いできたものが変質する可能性がある

ということです。

ただ、一度受け入れた人を追い出すのは、受け入れを拒絶するよりももっと困難であることは言うまでもありません。

そして、かなり本音の部分まで言ってしまうと、

本来そういう団に対する愛着とか伝統というものを比較的重視しないからこそその家庭は移籍してくるわけです。

そういう家庭は、移ってきた団の伝統のこともさほど大切に思わない可能性が高いかも知れません。

そうなると、団の剣風や剣道スタイルもその家庭によって変えられてしまう可能性もあります。

地域の有名どころでは、移籍を簡単に受け入れないところが多いのはそういう事情があります。

こちらはやむを得ず受け入れたのに、「生徒を取った」と言われて責められることもありますし、やはり受け入れには慎重にならざるを得ません。

最初からズバッと「うちは受け入れません」と言う団も結構ありますね・・・。でも、そうなると、ステップアップすること自体が難しくなってしまいます。
そうなるとこどもにとっては、選択肢の幅が狭まってしまいます。最初に入った団の限界がそのまま自分の限界になってしまいますし・・・
難しいところですね。

▼こどもにとっては戦績だけが剣道ではないかも?

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保護者やこども間の微妙なゴタゴタは消化しにくい

次に良くあることなのが、移籍を受け入れた場合、そのこどもの性格や保護者の性格が微妙に団内に影響を及ぼしてしまう点です。

K君は明るくて良いこどもです。

でも、その団は比較的大人しめのこどもが多かったので、元気でわんぱくなK君は少し目立つ存在になってしまいました。

今まで起きなかった喧嘩の類いも起きるようになり、やられる一方だったこどもが反発したりして、転んでけがをしたり、物を壊したりしてしまいます。

何かが無くなった、とか、遠征に移動中に下級生が泣いた泣かされたなど、今まで無かった種類のゴタゴタが起きるようになり、団内の保護者はうっすらと、

以前はこんなことで頭を悩ますことは無かったのに

と思ってしまいます。

その上で、戦績がもし下がったりしたら、一層「あまり剣道はぱっとしないけど、いつも引き分けに持ち込んでくれていたあの子のほうが良かったな・・・」と内心思うようになってしまいます。

そうなると、こどもの気持ちだけでなく、保護者の気持ちも複雑になり、団内に微妙な空気が流れてしまう、というパターンです。

話は飛ぶようですが・・・

移籍を受け入れる、ということは、ヨーロッパの移民政策みたいなものです。

豊富な労働力と少子化を食い止める奇跡を起こす一手だったのが、それらが解決されてみると、それ以上に深刻な火種がまかれた状態です。

テロが起きたり、失業率が増大したり、ヨーロッパでは民族間のトラブルが絶えなくなってしまいました。

剣道団でも、異質なものを受け入れる、ということは「それによって起きるさまざまなもめ事はみんなで受け入れる」という覚悟が必要です。

だからこそ、移籍を比較的多く受け入れる団は県内に三つぐらいしかなく、その団は「うちなら消化できる」という自信があるからこそ受け入れていくのです。

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まとめ

・移籍を受け入れるということは、「家族の中に他人を受け入れる」ことを想像するようにとても大変なことです。

・剣道だけを見ても、その移籍が上手くいくかどうかはわからない。剣道スタイルや考え方がその団の伝統的な姿勢とは違い、戦績が大きく落ちたりする場合もある。

・こどもの性格や保護者の性格によって、団内が微妙にゴタゴタする場合もある。戦績が爆上がりする、というようなインパクトのある結果が無いと、たいてい「前のほうが良かったな」と元からいる団員には思われてしまうことが多いことを覚悟して。

移籍が一概に悪いとも良いとも管理人には言えません。

あまりにも伝統を重視しすぎて、生え抜きばかりを大切にして戦績が急落している元有名道場もあります。

移籍をどんどん受け入れて戦績が爆上がりする道場もあり、その逆に以前より戦績を落としている道場もあります。

その移籍を受け入れたことが成功か失敗かは、三年ぐらい経ってみないとわかりません。

そして最終的には、成功も失敗も無く、「このような時代があった」という団の歴史に刻まれることだけなのかもしれませんので、管理人はやはり、移籍はもう少し柔軟に受け入れるべきである、と考えています。

最初に入った団でその子の剣道が決まってしまう、という現状は、剣道界に夢を持てなくなるこどもを増やしてしまい、結果的に剣道人口を減らし続けることになってしまう、と考えるからです。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
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