剣道の指導者の言うことがわかりにくいとき~保護者の出番です!


みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回は、稽古中先生がいろいろアドバイズしてくれるけどそれを理解できない悩みについてです。

イケメン剣士JHOです。
ぼくもいろいろ悩むときがあります。「もっと攻めろ」と言ったら大人の剣道家ならわかるかも知れませんが、小学生だと「?もっと打っていけということか?」的にどんどん前に出て行ったりして「ちーがーうー」てなりますし。

素人保護者りゅうかです。
ちょっと言いにくいですが、年配の先生方の仰ることはたぶん半分も理解できていないと思います。

アイドル剣士こはるです。剣道は「言葉にしにくい部分」がものすごく大切だったりします。これを小学生に伝えるには相当の工夫が必要ですね。

ここでは「先生のおっしゃることが分かっていない感じ」をどうやってできるだけ理解するかを事案に沿って具体的に提案します!ぜひ参考になさってください。

▼当サイトで一番人気のあるカテゴリは以下の二つです!

当サイト「強くなる」カテゴリ記事

当サイト「保護者」カテゴリ記事


↓初めてこのサイトに来られたかたはこちらへ。

てっぺんを目指す剣道ベスト記事

日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

①打って通り抜けた後すぐ振り返って構えなさい→(でも構えたらメンに乗られるんでは?)

指導者から何度もこんなことを言われて、その通りにしていると、通り抜けて振り返ってすぐメンに乗られて取られてしまう場合。

逆に、「お相手が打って通り抜けて振り返った瞬間はチャンスだよ!」と言われることもあります。

指導者の先生は、文字通り「すぐ構える」動作のことを言っているのではなく、振り返った瞬間はお相手にとってチャンスであり

気を抜くな(つまり攻撃される気構えを持って振り返れ)!

ということを言いたいのではないかとも思います。

剣道の先生方の表現にはそれぞれに個性がありますので、そこは保護者が意を汲み取ってこどもに伝えてあげてください。

▼レギュラー争いでの保護者の対処法とは?

レギュラー争いのギスギスの受け止め方

②稽古で打突後通り抜けるときは常にまっすぐ→(でもそうするとぶつかってしまうんでは?)

こちらは、実は、かかり手の問題ではありません。

元立ちが一歩右に動いてあげることで、打つほうはまっすぐ通り抜けることができます。

こういう場合、元立ちに注意して「まっすぐ通り抜けさせてあげるために一歩右に」というアドバイズがあったほうが良いのですが、こどもは「いまは打つ側の稽古だ」と思い込んでいるので、元立ちはちょっと休憩チックな気分になっているかも知れません。

これは、稽古をやり込んだ一定の水準以上のこどもにはわかることなんですが、

稽古は元立ちで決まります。

元立ちが良ければ良い稽古になり、元立ちが休憩のつもりで立っていると、打つ側の稽古になりません。

元立ちが稽古の質を決める、ということを普段の稽古から徹底できているかどうか、この辺りにその団の水準が見えてきますし、稽古場では言いにくくても家に帰ってから保護者が補助的に「元立ちの大切さ」を説くことで一歩進んだ稽古をすることができます。

▼元立ちの大切さについてはコチラを参照

剣道の稽古では元立ちが大切

稽古の質は元立ちが決める、ということを徹底すると、元立ちをする際に合気の練習もできるし、試合でお相手にやりにくく感じてもらうこともできるようになります。

元立ちで気を抜いている子をときどき見かけますが、親父はそれを見ると注意します。元立ちこそしっかりお相手が打ちやすいようにしてあげることが大切だ、と。

普段の稽古から「相手にうちやすいように動いてあげる」ことで合気の習得にも役立ちますし、自然に間合いを測ったりお相手の意図を察したりすることもできますので、元立ちこそ気を張っていないといけませんね。指導者がそこを注意するまで気が回らなければ、保護者が家で根気よく言ってあげて欲しいです。

▼剣道では言葉にしにくいことで重要なことがたくさんあります。

剣道の言葉にしにくいものの用語集①

③打った後すぐ体を入れ替えろ!→(通り抜けなくていいの?残心はいつ取る?

打突後の動作についても、指導者の言葉がよく理解できていないことがあります。

「体の入れ替え」については、その時々のシチュエーションにも依ります。

通り抜けるとき、体を転換させるとき、

・自分の右側の胴とお相手の左側の胴をこすり合わせるようにして通り抜けて、すぐに残心を取ってみて

・打突後すぐに引き技に入るときは、相手にぶつかるつもりで当たって跳ね返されたらその反動を利用すると楽に引き技が打てるよ

など、できるだけ細かい部分まで言葉を加えて伝えてみると、伝わりやすいです。

指導者はこどもの親では無いので、「どの程度までこどもが理解できるか」という度合いをわかっていないこともあります。

かといって、一人一人カスタマイズして伝えるわけにもいかないので、送迎の車の中などで、指導者が何を言いたかったのかを確かめたり、補足したり、違う言葉に言い換えたりしてみてください。

まとめ

・指導者の言葉がよく理解できなかったり、そのままで伝わりにくかったりしたときは保護者が補足して伝えてみてください。

打って通り抜けたあとすぐ構える!というのは、文字通り構えるのではなく、「気を抜くな」「打ち込まれる準備をしておけ」という意味で言っていることもあります。

・通り抜けるときはまっすぐ通り抜けなさい、といわれると、でもそれでは相手にぶつかってしまうと思うかもしれません。しかしこれは、「元立ちがお相手に打ちやすいように動く」ことを前提としています。稽古は元立ちの良し悪しで決まるので、打たせた後は一歩右に動いてあげたり、間合いを合わせてあげたりして、元立ち自身もしっかりと考えながら打突を受けるよう保護者が補足してあげてください。

・打突後に体の入れ替えをして残心を取ったり引き技に移る稽古もあります。休憩時間などに、「もっと近くですり抜けて残心を取る」ことや、「引き技に移る前相手にぶつかって反動を利用して引き技を打つ」など、細かい部分を言葉で補足してあげましょう。

保護者が稽古場に付き添っている場合、保護者同士でサロンを楽しむのではなく、指導者が何を言っているか、どういう意図があるのかを保護者自身も理解しようとする姿勢が、必ずこどもの剣道に響いてきます。

素人でも書籍を読むことはできますし、日々の稽古を見ていれば、大人であるぶん指導者の言っていることがこどもより理解できることもあると思います。

そういう場合は、「指導者はこういう意味で言っているんだよ」ということを保護者が補足してあげることで、こどもも新しい発見をしたり、剣道に対する理解が進みやすくなります。

保護者が勝手なことを言うのはいけない、と思われる指導者もいらっしゃるかもしれませんが、やはり、こどもは親の言うことのほうがよく理解できる面もあります。

どうか過度に遠慮することなく、指導者の伝えたいことをこどもにわかりやすく教えることを工夫してみてください。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!


Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

sixteen − six =