剣道で始めるのが遅かったらもう追いつけないの?

January 27, 2020

みなさんこんにちは!剣道愛好家ごまちゃんです。
主に小学生の保護者の皆さんに向けて、「試合で勝つ」「強くなる」ことを話題に挙げています。
今回のテーマは、四年生ぐらいから剣道を始めて、先に始めたこどもたちに早く追いつきたい人に対しての記事です。

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イケメン剣士JHOです。幼稚園の年中ぐらいから始めるこどもと、四年生・五年生のころから始めるこどもと様々です。最初のうちは先に始めたほうが絶対有利なのはある程度仕方がないかも。

後発組は早く追いつきたいと思って焦ってしまうみたいで・・・特に熱心な保護者はやきもきするみたいです。

ここでは、後から始めたほうが有利な点、不利な点、追いつくにはどうしたらいいかを具体的にお伝えしていきます!

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

後に始めたほうが有利な点がある

いきなり結論です。

幼稚園年中ぐらいから剣道始めたこどもに、三年生から始めたこどもは、やり方によっては、一年もすれば追いつけます。

剣道教室によっては、「幼稚園児は入会できません」という制限を設けていたりします。

理由は、子供たちの成長段階にあります。

幼稚園の段階では、まだ、「人の話を聞ける」段階にありません。

意志疎通がまだすんなりいかない上に、彼らは5分~10分でも、心を体の中に収めてじっとしていることが難しいでしょう。

しかも彼らは好奇心いっぱいで飽きっぽく、素振りをするよりもそれを振り回して遊びたいし、すり足の稽古をするよりも走り回りたい人々です。

幼稚園児は、剣道的な要素をまだ理解できる段階にありません。

そこに剣道を仕込もうとすると、文字通り「仕込む」「注入する」という姿勢で、かなりの圧力を持って教えていくのが必要になります。

これが、3年生、4年生ぐらいになると、指導者の言葉がきちんと理解でき、すり足などの動作を黙々と繰り返すこともできますし、先輩の剣道を見て学ぶ「見取り稽古」も可能です。

教える側にとっては、幼稚園児を教えるよりも3年生を教えるほうがすんなりいきますし、こどもも教えてもらうことですんなり吸収できます。

こどもには発達段階があり、剣道的な動作は日常生活と少し離れている面もあるので、幼い子供にはかなり難しいかも知れません。

そこに圧力を以って剣道を仕込むことは、双方にかなりの忍耐が必要になってきて、またその忍耐が必ずしも結果に結びつくとは限りません。

幼稚園から始めたこどもと、三年生から始めたこどもが四年生時には横一線に並んでしまうことは、よく見られる光景です。

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後で始めた側が不利になる点はここです

こどもの発達段階によって吸収度が変わってくるのは先の章で述べました。

一方で、なるべく早く始めたほうが良い場合もあります。

それは、「身体動作」を「模倣し習得する」能力に関してです。

これはわかりやすいグラフがありますのでご覧ください。

「動作の習得」という赤いラインに注目すると、5歳から10歳にかけてがピークで、そののちは動作を習得する能力は落ちていきます。

つまり、三年生から四年生のころに入門すると、急いで習得しないとどんどん模倣ができにくくなり、できるようになるまで時間がかかるようになってしまいます。

オリンピック選手を見ても、その競技をを6歳で始めた、3歳で始めた、という人がほぼ占めていて、10歳以降というのはかなり稀です。

この点では、後発組はやはり先発組よりも不利になります。

 

早く始めて有利な点は、ここですね。身体動作の習得は、小さければ小さいほどよい、ということです。

後発組の問題点は、如何に素早くいろんな動作を詰め込むことができるかにかかってますね。「小学生の間は基礎だけやっていたらいい」という考えの指導者につくと、そのまま追いつけなくなってしまうかも知れません。
できるだけ早急にいろんな動作を学ばなければ!

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後発組はどうやって追いつき追い越すか

有利な点、不利な点を見たところで、ここからは、「後発組は何をすべきか」を述べていきます。

簡潔にズバッとお伝えすると・・・

・ともかく稽古日数を増やす

・ともかく試合の場数を踏む

・いろんな剣道に触れるために出稽古や合同稽古、移籍も含めて経験を積む

ということに尽きます。

スタート地点でかなり差を開けられている分、吸収力はしっかり身についているはず。

そして、三年生、四年生、五年生にかけては、「動作の習得」期のピークを迎えます。

この時期に如何に場数を踏み、さまざまな剣道に触れるかで、動作の貯金を殖やすことができ、一気に先発組に追いつけます。

ここでは小学生の後発組のことを話題にしていますが、では、中学生で剣道を始めた場合はどうでしょうか?

もちろん、動作の習得のために稽古や試合も必要です。

かといって、中学生だと、「模倣する」能力が落ちてきています。

その分を補うために、

・理合いを追及する(つまりこれから20歳にかけてピークを迎える頭を鍛えて剣道に生かす)

・筋トレでパワーをつける(これも15歳ぐらいが筋力アップのピークになる)、しっかり食べて体を大きくする

など、これからピークを迎えるものを重点的に鍛えていくのが有効です。

年代によって習得しやすい分野と方法があります。

特に「理合い」については、一生涯追及してもまだまだ奥が深いので、後発組こそ「反射よりも理合いを追及して勝つ剣道」を求めるのが有効ではないでしょうか。

「理合い」の追及は、八段の先生方でも日々精進されていて、これで完成ということは無いです。
・たくさんの技を覚えるのは小学生
・筋力アップして力強さを増すのは中・高校生
・それ以降は一生涯懸けて理合いを追及し、より深い剣道を習得する
このようにしていけば、人生の初期の二年や三年の差はあっという間に消し飛んでしまいますのでご安心を!

▼人間は日常的に触れ合っているものにしかなれません。

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まとめ

個人的なことを少し述べさせてください。

管理人の周囲では、剣道を兄弟姉妹で習うシーンをこれでもか、これでもかと見続けています。

そして、なぜか、だいたい弟か妹のほうがスケールアップしていくのです。

これは、「先に始めることが有利になる」というものではない典型的な証拠(のようなもの)ではないでしょうか。

剣道を始めるのはだいたい小学校一年生。

でも弟や妹は、竹刀を持つまでの見取り稽古の量や、それまでに意識の底に溜まっている情報の多さ、

では、兄や姉を凌いでいるはずです。

仮に、弟や妹が小二、小三で剣道を始めていても、上のこどもをスケールに置いて上回るのは、そういうところに理由がありそうです。

剣道は、生涯かけて追及していく武道です。

でも初期にたくさん活躍できると、後々のモチベーションが違ってきます。

できるだけ早く先発組に追いつき追い越せるよう、ぜひこの記事を参考になさってください。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
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Posted by 管理者