剣道で試合に勝つ側が背負うべき「負の作用」について

こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。今回は、たぶんネット上で一度も取り上げられたことが無い、「勝つことによって背負う負の作用」についてです。

素人保護者りゅうかです。試合に勝てるのはとても喜ばしいことだと思いますが、何か「負の作用」があるんですか?

イケメン剣士JHOです。ぼくは剣道してて負けることが滅多とありません。
そこで気をつけることって、何なんでしょう、ものすごく気になります。

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

試合に勝ったとき、実はものすごい負荷を背負うことになる

いきなり結論から入ります。

「勝負に勝つ」ということは、ものすごい負荷を背負うことになります。

勝ったらうれしい、負けたら悔しい、これは当たり前ですが、負けた時の悔しさを思い出してみてください。

〇もっとこうすれば良かった、という後悔。

〇実はあの一本は自分だった、という割り切れない思い。

〇相手に打たれたことの悔しさと自分を責める気持ち

このような、とても明るい気持ちとは言えない思いをするのが普通です。

勝ち続けるということは、そういうマイナスの感情を継続的にお相手に背負わせている、ということです。

端的に、人に悲しい思いをさせているのです。

人に継続的に悲しい思いをさせていること、それが降り積もることの怖さは、大人ならよく知っています。いつどこで何かが爆発して、事件が起きたり、ささいな食い違いから大事になることなど珍しくもありません。

こどもも、感受性が豊かであれば、勝負に勝つことによって「人に悲しい思いをさせている」ということは気づいているかも知れません。

勝負事だから、と受け止めるのが普通ですが、それでも、勝つ側は常に、「人の悔しさや涙の上に勝たせてもらっている」ということを自覚しておく必要があります。

▼剣道の「パワハラ」の実態についてはコチラ

剣道の組織的パワハラとそれに無自覚な人へ

勝ち続けていると浮いてくるのはここが原因

個人の性格や態度に関係なく、こどもが頭角を現してくると必ず「あの子は偉そうにしている」「親もおかしくなった」というたぐいのことを言われます。

これはほぼ例外がありません。本人は普通にしているつもりでも、また親もいつもと変りない態度でいても、そう言われてしまうのには理由があります。

理由は、「試合に勝つことによって人に悲しい思いをさせて、それが一定量積み重なっている」

からです。

特に、急に頭角を現してきた場合に、このように言われがちです。

本人の責任はもちろんありませんし、親御さんの責任でもありません。

いわば通過儀礼のようなものです。高校生以降はこのようなことも言われなくなってくるのですが、それは、高校生になると親の手が離れてくるからです。

少年剣道のうちはどうしても親がこどもが辛い思いをするのを見るのを悲しがって、負の感情が増幅されてしまいます。

時にはこの「負の感情の連鎖」が揉め事に発展したり、組織的パワハラ(上章のリンク参照)に繋がったりします。

これもすべて、「勝ち負けによって起こってくる負の感情の総量」が一定数以上になると自然に起きてくることです。

▼強くなってくることによって壁は他にもある

強くなることで聳え立つ壁三つ

勝負によって必ず、勝つほうと負けるほうが生まれてきます。そこで起こる感情は本人がどのように抑えても自然に表れてきて、それが一定量を超えると反感を持たれたり悪く言われたりすることもありますが、それが当たり前と思えば少しは気が楽かも。

勝つ側は常に謙虚に人に思いやりを持つこと

大人ならみんな知っていますが、人の嫉妬やマイナスの感情というのは、物理的なものすごいパワーを持って人を破滅させたりすることがあります。

ニュースを賑わしている有名人のスキャンダルなどはその典型です。

剣道に限らず、勝負事で人を常に負かしている人は、それらの負のパワーに常に晒されていることに自覚をもって、過剰なぐらい謙虚に、過剰なぐらい人に思いやりを持って剣道をするのがベストです。

剣道がすごく強いまま、性格が練れていなくて他人に思いやりがないと、どんどん負のパワーに取り込まれてしまってしまいます。

結果、居場所を失ったり、こどもの性格にも悪影響らしきものがあったのを管理人も何度も見聞きしました。

中には、警察にお世話になるレベルのことを陰でして人に恨みを買ったり、その先行方知れずになったり、時には全日本で優勝しても大きな問題を起こして辞めたりしているのを皆さんもご存じだと思います。

その人が剣道で名を馳せていたのを知っているだけに、とても残念なことです。

剣道に限らず、勝負事に没頭して常に勝つ側に立つ人は、「負けた側の怨念を背負う」気持ちを持って、今まで築いてきた屍の上に自分が立っていることを自覚して自重するぐらいでちょうどよいです。

「能ある鷹は爪を隠す」

という諺は、この辺りの機微を含んでいるのでしょう。

実際、人に悲しい思いをさせているのだから、剣道でも日常生活でも、その分人のために尽くす、優しくする、という気持ちを持って負の作用を帳消しにしていってください。

アイドル剣士こはるです。
ものすごく強い子は、天真爛漫で人の気持ちに良い意味で鈍感か、逆にものすごく優しいかのどちらかのような気がします。

そのどちらでもなくて強い場合、戦績を残せているうちはいいけどももし躓いた場合、ちょっと大変かも知れませんね。
剣道人生で常に勝ち続けるということは不可能なので、人格のほうをしっかり磨いておかないとなりませんね。

まとめ

剣道家は、「気」といった目に見えないものを見ようとしていらっしゃいます。

普通の人よりも「目に見えないけども確かに存在する物理的な力」をご存じです。

その分、人より気持ちが優しくなったり、人格が練れていらっしゃるかたが多いかも知れません。

一方で、勝負にこだわるあまりパワハラチックになったり、定期的に問題が起きているのも、剣道が持つ「勝負によって起きる負のパワー」のなせる業なのかも知れません。

試合で勝てる子ほどこういうことに敏感であったほうがよいし、親御さんはそのようなことを日頃から意識して、こどもさんが負のパワーに取り込まれることが無いようにしてあげてください。

 

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