強豪道場の秘密➆初心者をどうやって馴染ませてるの?

こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。今回は強豪道場は初心者を受け入れてどうやって馴染ませているかを特集します。

素人保護者りゅうかです。
めーっちゃ強い道場なんか、初心者で入った場合稽古に全然ついていけないですよね、どうやって馴染ませてるのか常々気になっていました。

イケメン剣士JHOです。
早く馴染んでもらわないと稽古に手が取られていしまうのでいろいろ工夫するんですよ。

初心者の指導にはたいていその団で最も段位の高い人が着きます。
習い事は最初が肝心ですからね。でも、初心者グループのままにしておくと高段者が指導に着きっきりにならないといけないのでそれも効率が悪い。
そこでさまざまな工夫がなされています。

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

初心者こそ高段者が指導する

ここは意見の分かれるところだと思います。

初心者、低学年グループは段位の低い若い指導者が当たる。手が足りない場合はむしろ剣道経験のある保護者が指導に当たるところもあります。

そして、強豪の場合はたいてい、その団で最も段位の高い先生(複数いる場合は重鎮)が指導に当たります。

初心者は、自分と年齢の近い人のほうが基本好きなのかも知れませんがそこには少しだけ問題点があります。

それは、こどもの年齢が低ければ低いほど、言葉による伝達よりも無意識に感覚的に伝えるもののほうが伝わりやすい、ということです。

剣道で段位が高ければある程度年齢がいっているでしょう。

動きそのものは若者のほうが素早くても、剣道に対する造詣も深く、蓄積された経験や考え方も深いはずなので、人格的な面からもこどもに直接感覚に訴えるものをたくさん持っているはずです。

これは剣道に限らず、学校でもそうです。

小学一年生の担任は最も難度が高いので、ベテランでしっかりした先生が担任になります。

管理人の県の強化稽古などでも同じで、代表選手を決めるときなどを除いて、最も学年の低いこどもを、最高責任者が率先して指導に当たったりします。

初心者クラスにベテランの先生が着くのは勿体ない、と思われるかも知れませんが、ものを習うのには最初が肝心ですよね。

無言の伝達の情報量が多いベテランが初心者指導に当たると、こどもたちは最初から「剣道とは何か」を無意識のうちに理解しながら進むので、最終的に上達も早いです。

▼初心者はともかくカワイイ(*’ω’*)

剣道のこども初心者かわいすぎる

▼「無意識の伝達」とは?

一人でもできる剣道上達法~無意識の伝達

ともかくさっさと先輩方の中に放り込むことの効用

初心者には礼法、すり足、正座の仕方、竹刀の持ち方などなど教えることがいっぱいあります。

ある七段の先生が、「あーまたすり足教えるのか」と笑ってらっしゃったのが印象的ですが、すり足は日常には無い動作なので教えないと絶対に身に付きません。

次に竹刀の振り方、着装の仕方、手ぬぐいの付け方、防具をつける、と段階を踏んでいき、防具を着けた後も初心者は初心者組の中で稽古をするのが一般的かも知れません。

でも、強豪道場はここからが違います。

防具を着けないうちからすぐに先輩方にかからせて、先輩方の中に初心者を放り込んでいきます。

高段者の先生に無意識の伝達をたっぷりを受け取った後は、「実践」することで伝達事項を体に叩き込み、自分の経験としてもらう。

ここでも「言葉に寄らない伝達」を用います。

今度は「無意識」を利用するのではなく、「体験」を通じて理解させるのです。

いくら口で説明しても、実際にやってみないとわかりません。

なぜ竹刀を横から握ってはいけないのか、なぜすり足で左足が右足を超えたらいけないのか、など、自分が連続打ちをしてみてようやく、「横から竹刀握ってたら良い音がしないな」「左足が右足を超えると次に打つ時モタモタしてしまうな」などと実体験として先生の言っている意味が分かってきます。

上達が最も早いのは、「お手本があること」。

先輩方をお手本に、ともかくどんどん打ち込んでいく。

防具を着けるよりも礼法を完ぺきにするよりも先に、剣道的な動きを体に叩き込む。

ここまでで、稽古が週に三回ぐらいで、二か月から三か月です。

▼剣道に対する「情報量の多さ」が決め手です。

下の子のほうが上の子より上達が早いことから見る剣道上達法

情報量の多さで圧倒すること

そして、ここからは、強豪特有の領域に入っていきます。

初心者のうちからどんどん、錬成試合などに参加させていくのです。

まだ竹刀もまともに振れない、剣道を初めて半年未満のこどもが試合に出ても、ある程度経験を積んだお相手には瞬殺されてしまうかも知れません。

それでも、「同じ小学生」には違いありません。

剣道をやっている期間は多かれ少なかれ、何年も、何十年も違いがあるわけでもないのです。

そういう意味で、「同級生でもこれぐらいのレベルで試合ができる」ことを、理解させていきます。

フルボッコにされてしまっても、そこから何かを学べるこどもは、試合に出させてもらうことを喜ぶようになります。

つまり、

習うより慣れろ

です。そして、たくさん試合に出ることによって、受け取った情報量が膨大になり、情報量の多さで他の道場を圧倒していくのです。

しかも、強豪道場は基本、「こどものことをものすごく信頼している」ので、やる気があって頑張れば、すぐにこのレベルに追いつけるだろう、これぐらいではへこたれないだろう、とこどもの奮起を信じて、どんどん試合の機会を与えていきます。

▼強豪道場の指導者はここが違う

強豪道場の秘密~指導者層の考え方

まとめ

強豪道場では、初心者のうちから、試合の場数などに置いて、すでに一般的な道場の二年分ぐらいを超えていくようになります。

もちろん、剣道そのものは、初心者の域を脱しているわけではありません。

それでも、「こういう場合にはこうすればよい」的な情報を圧倒的に持っているため、稽古の吸収度が違ってきます。

今回は秘密と言う秘密は無く、ともかくどんどん実践させること、ここに尽きるようです。

 

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