剣道で「厳しく指導すると生徒が辞めてしまう」という誤解

こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。今回は、剣道をしている家庭や保護者、指導者の間で考えられている「誤解」について真相を探っていきます。

素人保護者りゅうかです。誤解?とは何のことでしょう。
剣道が楽しくない→稽古が身に入らない→試合に負ける、というような考え方が「誤解」であって、試合に負けるから剣道が楽しくなくて稽古に身が入らない、という感じ?

イケメン剣士JHOです。
ぼくとしては、ある程度強くなって試合に勝つからこそ、剣道が楽しくなる、という図式に賛成です。ある程度結果が出ないと、苦しいことは続きません。

そこで、試合にある程度勝てるようにするためには、指導を厳しくしないといけない、でも、

指導を厳しくすると、生徒が稽古嫌になって辞めてしまう
逆に言うと、稽古を易しくすると、生徒が剣道を続けやすくなる

という話を聞きましたので、この真相を探ってみます。

こどもは、厳しい稽古を嫌がり、楽しく剣道をしたいと思ってるのでしょうか?

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

剣道を好きになってほしい、楽しいと感じてもらいたい

指導者の方々はみなさん、こどもに接して「剣道を好きになって欲しい」「楽しいと感じてもらいたい」と思われて指導に当たられていると思います。

剣道を好きになったり、楽しいと感じることについて、指導者の先生方が、

稽古を厳しくするとこどもが嫌がって剣道を嫌いになる

ということを考えられている、ということを今まで幾度か耳にしてきました。

大人の方は、「生涯剣道」ということを身を持って実践されているからこそ、「特に厳しい稽古をこどもにつけるよりも、剣道を楽しんで続けていってほしい」と考えられるのかも知れません。

でも、実際にこどもを持って剣道を習わせている保護者にとっては、そこにはかなり大きな誤解があるように感じています。

易しい剣道、厳しくない指導、要求の高くない指導だから剣道を好きになる、というのは誤解ですし、最初から「厳しくするとこどもが辞めてしまう」と思われるのは、こどもやその保護者にとって、「その程度と思われているのか」という、残念な気持ちになってしまいます。

▼こどもを「やればできる」て信じてあげて欲しい

強豪道場の秘密②指導者層の考え方

 

強くなって試合に勝つからこそ「剣道が楽しい」と思えるようになる

ここは、繰り返し強調してもよい部分です。

剣道は勝負事であることを承知で、こどもは剣道を習っています。

最も大きな喜びは、「自分が強くなっていく実感」であり、もっと端的に言うと、「試合に勝てるようになること」です。

そのために、暑い日も寒い日も稽古をして、自分を高めていきますし、自分が高まっていく実感は、「試合に勝つこと」で得られます。

もしそういった実感が感じられないと、ただ苦しいだけの、イタイ思いをするだけの連続になってしまいます。

これは剣道に限らず、上達する実感や達成感があることが物事の喜びの源泉である、ということです。

そしてその達成感は、「何か厳しいことを経る」ことから得られます。

物事に取り組む喜びは、「楽をする」ことからは、得られません。

これは、大人は実は、よく知っているはずです。

それなのにどうして、剣道の稽古に対して、「厳しいと楽しくない」と考えたり、「易しい稽古なら剣道を続けてくれる」と思ってしまうのでしょうか?

▼こどもへの一番のプレゼントとは?

頑張ったら結果に出る、という成功体験

こどもはみんな「弱くて脆いもの」というのは間違い

上章で、「大人は厳しさを経ることでしか達成感・充実感は得られない」と知っているのに、どうしてこどもには甘く、「厳しくすると辞めちゃうから易しくする」て考えるの?と疑問を投げかけました。

ここからは管理人の推測です。大人がこどもに甘くなるのはいろんな理由があります。

これは剣道に限らず、他のどんな習い事でも同じだと思います。

・こどもは弱くて脆いから、大事に扱わないといけない

・こどもには理解力と経験が足りないから、厳しさという愛のムチは無駄に終わる

・目標を立てて厳しくしてしまうと、指導する自分にもめっちゃ負荷がかかる

・そもそもこども自身も、厳しさや強さをさほど求めてはいないだろう

などの複合理由からかな、と感じます。

中でも、剣道家の先生方に多いのが、「こどもは弱くて脆いから、大事に扱わないといけない」という要素が多いように思います。

剣道は「武力の行使」であり、強い者が弱いものを降すという宿命を最初から内包しています。

武力を扱う慎重さと、自分が持つ力の大きさを知っているからこそ、剣道家の先生方は、優しく甘くなってしまうように感じます。

ここで考えて欲しいのは、

本当に弱くて脆いこどもや家庭が、剣道という習いごとを選ぶのかどうか?

ということです。

世の中に習いごとはたくさんありますし、イタイのがイヤ、厳しくされるのがイヤ、注目を浴びたい、などと思うこどもは、剣道を選ばず他の習い事を選びます。

もし多少厳しくして辞めてしまうのであれば、そのこどもや家庭は最初から「剣道向き」ではなかった、ただそれだけのことではないでしょうか。

そして、保護者側として残念なのは、

「こどもには厳しくすると嫌がられ、辞められる」という、誤解です。

これはこのサイトで繰り返し述べていることですが、こどもには大人が思っているよりはるかに大きい潜在能力があります。

要求すればするほど高い成果を残してくれるし、大人よりもむしろ忍耐力があり、やる気があり、集中でき、理解できます。

こどもの剣道は、素直な目で見て、「指導者がこどもの成長をどこまで信じることができるか」というその一点にかかっています。

このこどもは日本一になれる、と信じるなら、その子は日本一になるべく成長していきますし、「厳しくすると辞めるだろうから易しくしよう」と考えたら、試合に出るのを嫌がったり、やる気のない子になってしまいます。

剣道を選んで習っている時点で「勝負に対し貪欲」「厳しさは承知の上」であること、もっとこどものことを信じてあげてほしい、というのが管理人の本音です。

▼学術論文から~稽古が厳しくてやめる、というのは理由に上がっていません。

剣道がイヤになる理由は予想外なところにある

まとめ

今回は、「厳しくしたらこどもがついてこれなくて剣道がイヤになる」「イヤになってやめてしまう」

あるいは、「稽古を易しいと続けやすく、剣道を好きになってくれる」

という一種の誤解をテーマに上げました。

管理人は一貫して「てっぺんを目指す」ことを目的に剣道に向かい合っているので、捉え方がかなり偏っているかも知れません。

それでも、すべてのこどもたちに「達成感」「剣道を続けて良かった」と思ってもらいたいし、ひょっとしたら、「厳しくするのを躊躇する」先生方へのエールになるかも、と思って記事を作成しました。

どの程度にこどもを鍛えるのか、という目標を設定して、保護者会などで提案してみて、意思統一を図るのもいいかも知れません。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
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