少年剣道のそれは「体罰」ではない!~境界線はどこ?

こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。本日は、よくニュースなどで流れる「体罰」「行き過ぎの指導」「その結果起きる怪我や刑事事件」について考えてみます。

素人保護者りゅうかです。
これは境目が曖昧で、指導者や生徒がしっかりと境界線を持っていることが肝要だと思います。一線を越えた!と思ったら勇気を持って誰かが告発すると防げるのでは。

イケメン剣士JHOです。中学・高校の顧問の場合は裁判になるなど問題が重大化しますが、少年剣道では比較的透明度が高く大きな問題にはならないかも知れません。ただし、よその団が見たら「これはおかしいでしょ」と思えることも、その団ではごく普通の日常であることもありますよね。

・出血・骨折・入院などに至る指導
・執拗で個人的な攻撃
・相手が無抵抗のこどもであることを見越しての剣道とは関係ない接触
ここを押さえておけば境目ははっきりします。
以下、この点について詳しく解説します。

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

骨折・出血・要入院などに至る指導

これは一番わかりやすいと思います。これは主に「行き過ぎの指導」に当たります。

前にわたしの知り合いで、稽古していて壁にドーンと押し付けられ、腕を怪我してギブズになってしまったお子さんと、頭が切れて流血したお子さんがいました。(別々の剣道会所属)

当然、そのお子さんはその剣道会を辞めて、よそへ移りました。

いくら剣道は格闘技とは言っても、体の小さいこどもへの力加減を知らないと、入院するような重大な怪我になってしまいます。

剣道としての指導だった、わざとではない、強くなってほしいと思ってやった、

というのがよく聞かれますが、現実に「怪我をして入院したり、全治二か月で試合を棒に振った」のですから、強くもなっていないし逆にこどものチャンスを潰してしまっています。

試合直前に病院沙汰になったこどももいました。

どのように言い訳しても、「こどもの剣道に置いて最高のパフォーマンスを引き出す」目的からは大きく外れていますので、「行き過ぎの指導」という過失です。

一方で、

・打った後気を抜いているから通り抜けが遅い!という意味で竹刀でお尻をはたいて押す

・足の踏ん張りが効かないからこどもがコロンコロン転ばなくなって踏ん張れるように、押してみたり引いてみたりしてこどもに食らいつかせる

・最高の一本を引き出すまで粘る

これ等は、指導の範囲です。

そこで、お尻に竹刀のあざができた!体罰だ!、とか、押されてコケた!暴力的だ!とか、時間がうちの子だけ異常に長い、虐待だ!

とか言われたとしたら、指導者は剣道という格闘技を指導するなと言われているのと同じです。

実際には子供同士の試合中の怪我も頻繁にあります。

試合中、体格の大きい子に押されて転ぶことが、体罰になりますか?

竹刀を外されて打たれたところが痣になった場合はどうでしょう?

そういうのがどうしてもイヤなら、「うちの子はそういう指導を無しでお願いします」と保護者が指導者に頼んでも大丈夫です。

依頼もせずに、そういうシーンを動画に撮って、一部分だけを切り取ってSNSなどにあげて問題視するのはどうかと思ってしまいます。

昨今は、指導者は絶対的存在では無い風潮なので、率直に話し合ってみて、自分なりの境界線を示すのが一番ではないでしょうか。

▼指導者の本音を代弁してみた。

指導者が「やってられるか」と思うとき

執拗で個人的な「人格にまで及ぶ攻撃」

こちらはかなり深刻なものです。これも体罰ではありません。「洗脳・マインドコントロール」です。

他のスポーツでも、こどもをジサツにまで追い込む事態に発展して刑事事件や裁判になるのも、このパターンが多いです。

ある特定のこどもに、「おまえは性格が悪い」「おまえが原因だ」などと指摘したり、その子だけをいつも叱りつけたり、顔をはたいたりするのは、それは体罰ではなくもはやイジメか虐待、それ以上です。

少年剣道でも、管理人はこの種の話を見聞きしたことがあります。

「期待しているから」「キャプテンだから奮い立たせるため」という言い訳がセットになっています。でもそれは違います。

なぜならそこには、「好悪の感情」や「見せしめとしてこどもに恐怖を植え付ける」「自分に逆らえないようにする」など、剣道以外の感情や欲望が見え隠れしているからです。

剣道に限らず、中学や高校の剣道部顧問などが問題を起こすのは、たいていこの路線ではないでしょうか。

そこで、その部活が全国区で活躍したり、学校から信頼をされてしまうと、もういけません。

・保護者もこどももその顧問に意見しづらくなる

・学校や団側もその顧問に遠慮しがちになり、問題が起きたら庇うようになってしまう

どこぞの独裁国家と同じです。

恐怖、支配欲、隠蔽、そういうものを蔓延させる要素は、「特定のこどもをスケープゴードにして、恐怖心を煽って従わせる」ことで成り立ちます。

これは、手っ取り早く人を従わせるメソッドとして「孫氏の兵法」の時代から確立されています。

指導者としては、こどもを一人犠牲にするだけで、みんなが自分の言うことを聞いてくれるようになり、簡単に支配が完成し、チームもまとまってとても楽です。

実は、これが進んでいくと体罰よりももっと恐ろしい「洗脳・マインドコントロール」の域に入ってしまいます。

少年剣道ではあまり無いパターンかも知れませんが、剣道を熱心にやっていててっぺんを狙う層では、以後このパターンに遭遇することがあるかもしれませんので、心に留めておいてください。

助けを求められる第三者をいつも確保しておくのが一番良いのかも知れません。

▼話変わって、保護者の本音は?

少年剣道の保護者の本音

小さくて立場の弱いこどもであることを見越しての身体的接触

これは、前章と比べてわかりやすいです。これも体罰とは違い、ただの「弱い者いじめ」です。

単純に「自分のほうが力も技量も上だ」という立場を見せつけたいためだけに、押したり転ばしたり、蹴ったり、殴ったり、はたいたり、そういうことを繰り返したりします。

ある意味単純でわかりやすいし、保護者も見ていて「あれ?これはおかしい」とすぐ気づくでしょう。

穿ったイヤな見方かも知れませんが、少年剣道でも中学高校でも、いわゆる「強豪団・強豪校」にはこの種の体罰チックな指導は見られません。

それは単純に、「試合経験豊富で実力的に同世代から抜きんでているこどもは、目が肥えていて、指導者の本当の力量を見切っている」からです。

こどもは非常に素直なので、自分よりはるかに強い、技量のある指導者を心から尊敬します。

一方で、そうでない人が荒い指導をするとこどもが見切ってしまうので、大人も「自分の力を見せつける」ことを自粛するようです。

それとは逆に、あまり盛況でない名前を聞かない団で、めちゃくちゃ荒い稽古や指導をしている場面を見て管理人もびっくりしたことがあります。

失礼ながら管理人は、

「こういう稽古をしても強くなれないし、こどもが気の毒でしかない」

「こういうのに頼るのは自分が指導力が無いという自己証明をしているに過ぎない」

としみじみ思いました。

かかり稽古に行って、泣きながら帰ってくるよそのお子さんを見て「これは剣道ではない、ただの弱い者イジメ」と感じ、「うちの道場の六年生大将とガチンコ勝負をさせてみたい、たぶんこの方は負ける」と思ったりしました。

剣道団はある意味密室なので、自分より弱い立場のこどもに優位性を示したがる大人が一定数いるかも知れません。

こういうのは、きちんと誰かが指摘して改めるべき「弱い者イジメ」です。

わかりやすいぶん、解決方法は簡単です。

よそへ移籍して、本当の強さとは何かを知れば解決です。

本当の強さとは、自分より体の小さい者や教えられてないから勝てないものに対して、荒い稽古をつけたり、叩いたり蹴飛ばして悦に入るものではない。

対等な立場で精いっぱい自分の力を発揮し、優劣を競ったり、今の自分の最高のパフォーマンスを引き出してくれるのが本当の指導だ

と実感するでしょう。

これに関しては、まず万人共通の物差しを心に持っているので、発見も解決も比較的簡単です。

▼少年剣道では何を基準に移籍したらいい?

移籍に失敗しないためのポイント

まとめ

「体罰」ということばがいろんな場所で使われていますが、あまり的確な表現ではないと感じます。

よく記事を読むと、体罰では無く、「行き過ぎた指導」だったり「マインドコントロール」だったり、「弱い者いじめ」だったりします。

そういうのを全部ひっくるめて「体罰は是か非か」というような議論に持って行ってしまうと、不毛な議論になってしまいます。

まず真っ先に、今目の前で起きている現象は何か、ということを的確に表現しようとする努力をすることが、改善策へ繋がります。

私的な意見ですが、世の中に流出した「体罰事件」の大半は、

・マインドコントロールでこどもを恐怖で支配したうえでの刑事事件

・誰かが動画の一場面だけを切り取って問題化した「行き過ぎた指導」

・権力争いのために「体罰」という言葉を用いて誰かが誰かを陥れる行為

・ただの弱い者いじめ(これが一番ショボい)

のいずれかで、一言で「体罰」とひっくるめて議論するのは間違っている、と感じています。

皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
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