剣道でやる気が出ない~指導者側の問題を率直に

こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。本日は「てっぺんを取る」において、かなり重要な「やる気を持たせる」面において、指導者側に問題がありそうなことを挙げてみます。

素人保護者りゅうかです。
たまに親から見て、「あーこれやる気無くしてるワ」て思うときって、実はよくあります。これはでも公には言いにくい・・・

イケメン剣士JHOです。これは、その道場の根幹にかかわることなので、結局指導者の意思次第なんですよね、襟を正して聞きます!

実はこの件については、剣道の武道としての成り立ちとか、指導者がボランティアであることとかいろんな要素があります。立場を変えればまた違った意見があるとは思いますが、今回は「指導者が子供のやる気を削いでしまう場合」についてです。
次回には「こども側の問題」を取り上げます。

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

「やる気」は伝染する~トップのやる気次第です

ここは、ものすごく当たり前すぎて、なのになぜかいつも「本人のやる気が」というふうにこどもに転嫁しがちな部分です。

起業や会社組織や学校、部活動、剣道や野球などのサークルでも、「権限を持たされている長」の気持ちがすべて他の人に伝染していきます。

伝染するのは特に「やる気」などのメンタル面です。

指導者の「やる気」や情熱を細かく分けると、以下のようになります。

・教え子が試合に勝つことへの執念

・こどもを上達させることへの熱意

この二つは、子供に直接ビンビン響いていきます。

続いて、こどものやる気を削ぐ要素は以下の通り。

・指導者の県連や市連内へでの指導者同士の人間関係

・指導者が、保護者間の年功序列や稽古の熱心さなどのバランスを取ろうとしている

そして、こどもや教わる側の保護者から見たら見えにくい部分はコチラです。

長というのは、こどもの剣道だけに向き合っていれば済むものではありません。

保護者の前ではそれ用の顔、市連や県連の前では、一緒に指導している指導者やよその団の指導者の前では、保護者の前では、OBの前では、といったふうにいくつもの顔を使い分け、バランスを取ることが必要とされます。

そして、こどものやる気を削ぐ要素になるのは、たいがい後に挙げた2つです。

以下に実例を詳しく述べていきます。

▼指導に不満があるとしたらこんな理由

こんな指導では強くなれない

代表選手や試合のメンバーを選ぶときの疑問

M君は市内では何度か入賞し、市代表に選ばれるのに十分な実力を持っている、とM君もその保護者も思っていました。

県大会予選のさい、市代表の選手の発表がありました。

5人のうち3人は、誰がどう見ても選ばれるのにふさわしい実力者です。

でも、残りの二人にM君の名前はありません。実力や戦績からしたら必ず選ばれる、と確信していただけにショックでした。

M君の代わりに選ばれているのは、市内の個人戦では一度も入賞したことのないこどもです。

一人は、市内で自分の団を持っている指導者の息子さん。

もう一人は、市連で理事をしている指導者が非常に可愛がっているこどもでした。

M君は、直近の個人戦で入賞した喜びも消え失せ、剣道へ注いでいた情熱の炎に頭から水をかけられた気持ちがしました。

団内でも似たような事例がありました。

ある道場の招待試合で、レギュラーの先鋒だったM君の名前がありません。

どういうことかと保護者が指導者に思い切って尋ねてみると、

「あなたは今あの道場に出稽古に行っている。お世話になっているこどもを、そこの主催の大会で敵としてうちのチームから試合に出させるわけにはいかない」

という返事でした。

力を持っている道場の指導者の息子や、可愛がっているこどもを敢えて代表に選ぶ、というのは、実は全然珍しいことではありません。

というか、本当の実力本位で市代表レベルの選考が為されているのは、実は全国区で見ても珍しいのかも。

なぜなら、そもそも小学生同士では、トップクラスの3人ぐらいを除いては、あとは大して差が無いからです。

実力に大して差が無いなら、こどもの戦績よりも、より指導者間の人間関係がスムーズになるほうを選ぶのが、「組織として八方丸く収まる」秘訣です。

さらに、道場間の関係を円滑にするために、こどもが出稽古に行っている先とはできるだけトラブルになりたくないので、双方ともそのこどもを選手として使いたがらない、ということもあるでしょう。

ここで注目してほしいのは、組織の長としての指導者は、こどもの剣道やこどもの思いよりも指導者としての自分の立場や指導者間の人間関係を重要視している、という事実です。

特に少年剣道では、5年6年自分が教えるこどもより、これから何十年と続く市連との付き合いや人間関係を重視するのが当たり前になっています。

こどもには納得できない、保護者からも見えにくい先生同士の事情が背後にあります。

こういうのに何度も出くわし、悔しい思いをするのはたいてい、親が剣道をしたことが無く、剣道界に人脈のないこどもです。

あるいは、

・所属している団の先生が市連で発言権が無い

・市連では理事を務めていて力は持っているけど、自分の団の運営には全く関心が無く、いやいや指導者になっている

のいずれかの団のこどもである場合が多いです。

▼指導者も人間!?

指導者が信頼できないとき

「やる気」は「徹底的に勝ち負けにこだわる」ことで充填できる

指導者の事情で試合に出られなかったり、代表選手になれなかったりすれば、こどもはもとより親もかなり辛いです。

辛いながらも前に進むこと、やる気を別の場所で補填することも可能なので、安心してください。

やる気を充填するのに一番効く方法は、実は一つしかありません。

とにもかくにも徹底的に実力をつける、つまり、「試合に勝つこと」にこだわることです。

本当に勝ちにこだわり、県代表を勝ち取ったり全国のてっぺんを狙う団は、そういう大人の事情は頭から無視します。

結果、市連や県連からは白眼視されるかも知れませんが、勝負にとことんこだわっている道場はそんなことはある程度どうでもいい、と割り切っているでしょう。

そのメンタルも、小規模ながら家庭で真似をしてしまうのです。

剣道で勝つため、実力を伸ばすため、周囲から白眼視されることを恐れない!と決意し、できることをやること!

大人の事情が幅を利かせ、組織間のバランスを重視している地域や市連は、どんどん実力差を付けられていきます。それが時代の流れです。

もし本当に心の底から悔しい、とお子さんが思っているのなら、大人の事情を大事にするところでこれからも辛い思いをさせるか、とことん勝負にこだわらせる道場に移籍するか、そこで選択肢がくっきりと分かれくるでしょう。

正直に申しますと、少年剣道で頭角を現すには、「圧倒的な実力」だけでは足りません。

有名な道場なり、有名な指導者の推薦なり、そういった背景が絶対に必要です。

素人の保護者の場合は特に、背景を持つことと、こどもに実力をつけることを並行して進めるぐらいの気持ちでやらないと、こどもが代表選手に選ばれにくくなり、剣道の実力以外で涙を流させることになってしまいます。

実力本位に舵を切ると、周囲の反発に遭い、荒波を被ってしまうかも知れません。

でもこどもが剣道を頑張りたいのなら、親としては、自分がぜんぶ荒波を被る覚悟でこどもにやらせてあげたほうが良いのではありませんか?

 

▼何よりも親の覚悟が問われるシーンは?

てっぺんを目指すのに必要なのは「親の覚悟」

目線をどこに定めるかで見える景色が変わってくる

タイトルの「やる気」からは少し逸れてしまいますが、結局「やる気」を保つには、各家庭がどこに目線を定めるかによって手段が変わってきます。

市代表になりたい?

県代表になりたい?

全国のトップに立ちたい?

全中?インターハイ?将来的には全日本?

あるいは、

剣道で飯を食いたい?

この辺りまで思い描いておいて、初めて、いろいろな覚悟が決まってきます。

市代表になりたいのであれば、それなりの手段があります。

地元の有力な先生と関係をしっかりとつなぐ+それなりの実力、でかなりの確率で目標を達成できます。

一方で、県代表、全国のトップ、となると、同じような手段を用いると全く的外れになりますし、背景を持つにしてもまた違ったアプローチが必要になります。

全中、インターハイとなると、進学先を考えたり、一緒に進学する仲間を考えたり、また重要視するものが増えてきます。

最終的には、剣道を好きでいること、自分の剣道を極める道に入っていくのですが、そこに入るまでの目標はしっかりと持っておくこと!

そうすることで、今の悔しさを他のものに転嫁でき、「やる気が無くなった」と嘆くより前にすることが見えてきます。

こういうことを考えるには、こどもだけでは視野が狭すぎて目線が限定されてしまいます。

遠くまで目線を広げられる保護者がいろんな選択肢を提示して、こどもとよく話し合ってみてください。

▼親にしかできないことがある

こどもの剣道は親次第

まとめ

ここで私的なことをお伝えします。(興味の無い方はスルーしてください)

管理人家庭は、「背景を持たない」ほうの部類で、長男が低学年当初、苦労しました。

実力を持っていながらそれを認めてもらえない、ともやもやすることも多くありました。

トーナメントで、他地域出身の県の強化選手に3人連続で当てられて潰し合いをさせられる、ということもありました。

かたや、向こう側のブロックはスカスカで、地元の市連のお気に入りのこどもがらくらく勝ち上がれるような組み合わせだったりしました。(管理人から見るとそう見えました)

選手選考も、あまり良い思い出がないのが事実です。

その時期、こどもはやる気を無くして谷の底にいました。

でも、こどもには責任は無いし、所属の先生にもこどものやる気については責任はありません。

ただ「そこは、そういう場所だった」というだけのことです。

だからこそ、そういう場所から勇気を持って飛び出て、今があります。

こどもも生き生きと、全国のてっぺんが垣間見られ、そこを目指せる場所まで伸ばしてくれる師と仲間に恵まれ、今はとても充実しています。

このサイトを見に来られるみなさんのお子さんが伸び伸びと剣道に邁進できますように!

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