剣道でかかとの痛みに悩む少年たちへ~劇的に治癒した実例
こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。本日は管理人さんの個人的体験ではあるものの、全国の「かかとの痛みに悩む少年たち」へ向けて、劇的治癒を経た体験談を熱く語ってもらいます!
素人保護者りゅうかです。
このブログほとんど管理人さん出てこないですからね・・・お元気にされてました?(笑)
イケメン剣士JHOです。ぼくの道場でも「かかとが痛い」少年たちがたくさんいて、サポーターしたり整骨院行ったりしてます。激しい稽古するとどうしても筋肉疲労が溜まっちゃいますからね。
ここで注意事項をひとつ。
・本記事は医療記事ではありません。個々の症状は医療機関にご相談の上、自己責任でお願いします。
・あくまで個人の感想です!おすすめしているわけでは無く、「実体験」を元に記事を作成しています。
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約一年のかかとの痛みが鍼治療二回(一週間)でほぼ完治
五年生の剣道少年である管理人の息子が、かかとが痛くなってすぐ相談したのが、かかりつけの接骨院でした。
原因は、「かかとの骨がまだ柔らかいため、足を守り切れず内側の腱が炎症を起こしている」ため。
骨が発育するまで治療をするか、運動を控えるしかない、と言われました。
春先に痛みが生じ、電気治療を続けながら稽古をして、夏の終わりごろには「ほぼ炎症が治ったからもう来なくていいよ」と言われました。
その後ジャンジャンバリバリ稽古を続け、冬の終わりごろにはまた痛みが再発。
しかも今度は、「歩くのも痛いし、階段を上るのも痛い」
と以前より悪くなっている。再び接骨院へ行って超音波で見てもらうと、
「骨の内部の腱の一部が切れて、内出血しています!全治45日、運動は辞めて安静にしてください」
との診断がΣ(・□・;)
ここで頭が真っ白になりました。
足かけ一年近く、かかとが痛いと訴えても稽古を続け、電気治療をしたりマッサージをしたりして、時々稽古を休んだり、痛みが治まったと思って稽古していくうち、重症化してしまった感。
ともかく休むしかないので一切の稽古を中止、毎週のように続く遠征や錬成もお休みし、安静にして三週間近く経ったときのことです。
痛みは和らいだ?階段辛くない?と聞くと、
「全然変わってない。痛いまま( ;∀;)」
というこどもの言葉に、茫然自失・・・。三週間経っても治らないなら、この後三週間休んでもたぶん治らないんでは、と不安でいっぱいになりました。
そこで、急に思い出したのが、剣道仲間のお母さんが言っていたこと。
「以前うちの子がかかとが痛いって言って、鍼治療に行ったら、二回で完治したよ」
「原因はかかとではなくて、足全体の裏側の筋肉に疲労が溜まって固くなっているからで、鍼打ったら筋肉が柔らかくなってすぐ治った」
と言われていた。
急にそのことを思い出し、藁をもすがる思いで予約を取って、施術してもらったら・・・
一回目、八割がた治った。
二回目、ほぼ完治。
全治45日と言われ、最初の3週間21日は全く痛みが治まらず。
鍼を打ってもらったら、わずか一週間で治ったことになります。
一回目の鍼ののちしばらくして、久しぶりに靴下を脱いで竹刀を持って足さばきを稽古したとき、
「はだしで床踏むん久しぶり」
と瞳を輝かせているこどもを見て、ジーンときました。
それまでいろいろとネットで検索してみました。
かかとの骨の発育について
それぞれに知識は増え、テーピングを用いた予防の仕方もわかって有益だったけど、現時点で痛みを取り、また剣道ができるようになるダイレクトな方法ではありませんでした。
鍼治療に出会ってたった一週間、二回の施術でほぼ痛みが消失するのを見て、最初は狐につままれた気分でした。
(なんか通販やテレビショッピングの広告みたいですが、管理人は別に鍼灸院などの広告を請け負う回しものではありません)
▼かかとの痛みについては、過去記事にも書いてます。実際に悩んでいたので。
かかとの痛みの原因は「かかとにはない」
施術一回目を終えて、こどもに聞くと、「あんまり痛くない」とのこと。
ためしにふくらはぎを触ってみると、びっくりした。
めちゃめちゃ、柔らかい・・・ぷるっぷるになっているΣ(・□・;)
先生が言われるには、
「かなり一生懸命稽古されていたんですね、筋肉が固くなってがちがちでした。ふくらはぎの筋肉が固いと、かかとに繋がっている腱が目いっぱい引っ張られるので痛くなりますので」とのこと。
つまり、かかとの痛みはかかとが原因ではない。
ふくらはぎの筋肉を緩めることで引っ張られることがなくなり、痛みも治まるということです。
確かに、痛むのはかかとそのものよりも少し上の、アキレス腱との境目付近でした。
階段上がるの痛い?と聞くと、「わからない」と。
わからないってことは、痛くないってことなのでは、と思いましたが、そこは敢えて聞き返しませんでした。
あまりに長くかかとが痛かったため、痛みがが慢性的になって鈍感になっていることも考えられます。
先生が言うには、「まだ完全に緩めていませんし、前側の脛の骨の横がまだまだ固いので、次回はそこも緩めます」と言われました。
前脛の外側部分はまだ固くて、確かに触るとコリコリしました。
それでもふくらはぎの柔らかさは、素人が触ってもすぐわかるレベルで緩んでいます。
マッサージをしても、接骨院で電気治療をしても、まったく変化のなかった筋肉の張りが、鍼を打ってもらうことで緩み、痛みがほとんどなくなる、といった、素人から見たら奇跡のような光景が目の前にありました。
▼怪我をしたとき、どのように気持ちを維持するの?
今まで体のケアを怠っていたことを反省しました
足が痛い、かかとが痛い、とこどもが訴えているとき、どうしてあげたらいいか全くわからず、ともかくお医者さんへ、接骨院へとばかり考えていました。
運動後にアイシングをしたり、夜マッサージをしたりすることもなく、「筋肉は酷使してほっておくとどんどん固くなる」ということも知らず、厳しい稽古を積んでも何もしてあげなかった。
結果、筋肉はどんどん緊張を増し、固くなっていき、まだ未完成のかかとの骨に引っ張られて、柔軟性を失っていく、という無限ループ。
ここにきてようやく、「いつでも体を快適に使えるようにメンテナンスをする」ことの大切さを痛感した。
車でもお家でも、きちんと掃除をしてあげ、手間をかけてあげれば上げるほど長く快適に使える。
体も同じです。
そういうのを全然考えず、厳しい稽古を求め、試合にたくさん出させていた自分を、深く反省しました。
怪我の予防のためストレッチをしっかりとする。
疲労を溜めないために体のメンテナンスをする。
これらのことは、剣道を続ける限り、継続していかなければなりません。
▼運動後のアイシングと温めの大切さ
まとめ
こどもが故障するまで、「体が自由自在に動くこと」がこんなにありがたいことだとはわかりませんでした。
いざ故障して、歩くのもツライとなると、剣道どころではありません。
その時初めて、「体にはメンテナンスが必要」ということと、「体が自由に動くことのありがたみ」がわかりました。
アスリートは体が資本です。
最高のパフォーマンスを引き出すには、体の仕組みを知り、どのように労わってあげれば良いのかを知ろうとするのが、がんばってくれる体に対する思いやりです。
気に入った仕事道具は使ったら使いっぱなしではなく、常に手入れを怠らず、次に使うときに快適に使おうとするのは、自分の体も一緒です。
今回は「鍼治療」という劇的なツールに出会うことができ、復帰の道筋が見えてきましたが、一番良いのは「故障しないこと」です。
故障しない体づくり、そのための体のメンテナンス法を持っていることは、剣道を続けるのにあたって土台となっていくものです。
体のメンテナンス法を小学生のうちに身に付けておくと、後々困ることを未然に防ぐことができます。
皆さんに少しでも楽しんでもらえるよう、ほぼ毎日記事を更新しています。
イラストは無料画像オンリーたまに自作です!

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