剣道で「稽古や試合ができない」ときの主な状況と乗り越え方3選

June 13, 2020

こんにちは!ナビゲータの剣道愛好家・ごまちゃんです。今回は怪我やいろんな理由から剣道ができなくなったときの気持ちの持って生き方について考えていきます。

素人保護者りゅうかです。2020年三月末から新型コロナウイルスで試合や対面稽古がすべて中止に追い込まれてしまいました。
これ以外にも、「稽古ができない」「試合ができない」状況はたくさんありますよね。

イケメン剣士JHOです。僕が一番苦しかったのは、「怪我をしたとき」でしたかね・・・今のコロナのような状況は前代未聞ですが、自分だけでなくみんな稽古できないからある意味平等ですし

実は、稽古できない状況でどのように過ごすかで、後の成果が変わってきます。苦しい時をどのように乗り越えるか、ぜひ参考にしてください。

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日本一を目指すというこどもはこんな子供でした

一番怖いのは「故障」~乗り越え方は一つしかない

剣道を頑張るこどもたちは、「アスリート」です。

アスリートである限り「体が資本」ですので、いつでも体調を整え、怪我や故障をしないよう体をいたわりながら激しい稽古をしていかなければなりません。

それでも、ある種の怪我や故障はある意味「避けようがない」もので、体が自分の思い通りに動くこどもほど無理な動きもできてしまうので怪我をしがちになってしまいます。

特に踵や足、アキレス腱に関しては、痛みをかばうために違うところに力が入り次々と痛む箇所が変わったりします。。

踵→足の甲→アキレス腱→ふくらはぎなど痛みが移動したり、踵が治ったと思ったら今度は膝が痛んだり、足がすっきりすることがほとんどない状態になってしまうかも知れません。

そして、接骨院や病院に行くと必ず「安静にしてください」と言われてしまう・・・

稽古をして自分を追い込んでいるこどもほど、「休め」と言われると辛くなって無理をして、余計痛みが悪化するという無限ループに嵌ってしまいます。

しかし、こどもには、剣道を自分がしなくても力を落とさない方法があります。

それが、「見取り稽古」です。

最近よく「家で剣道のユーチューブを見る」のが一種の見取り稽古と受け止めるこどももいるかと思いますが、それはほとんど意味がありません。

実は、同級生の稽古をその場で見学するほうが高校生の日本一決定戦の試合をユーチューブで見るより何十倍の効果があります。

仲間の稽古の踏み込み、打突、息遣い、スピードを身近に感じ、その場に身を置いているだけで、復帰した時にすんなり同レベルから始めることができます。

逆に見取り稽古をしていなくて2週間も稽古から遠ざかると、一気に打突のスピードが落ち、勢いが無くなり、踏み込みが甘くなり、取り戻すのに何か月もかかってしまいます。※

怪我をしたらとにかく見学すること!稽古場に身を置くこと!

仲間の稽古を欠かさず見学すれば、置いて行かれることはまずありませんので安心してください。

▼稽古ができないときこそ「読書」で剣道の質を変えてください。

読むと「剣道の質が変わる本」『剣道再発見』

※管理人の長男が中学受験のため3週間竹刀を持たず見取り稽古もしなかったとき、スピードや技術を取り戻すのにその後2か月ぐらいかかりました。

次男が踵を痛めたとき2か月間一度も稽古できなかったのですが、ずっと見取り稽古をしていたため、復帰してわずか1週間で元の水準に戻すことができました。

コラム 見取り稽古とユーチューブの違いとは?

最近ではたくさん剣道の試合の光景がユーチューブなどでも出回っていて、年代ごとの日本一の水準に気軽に触れることができます。

それでも、ユーチューブよりも見取り稽古のほうが何十倍も効果があります。

これは、身近なテレビを考えてみたらわかります。

有名な大学教授の話す教養番組をテレビで一日中見続けるより、たとえダラダラ過ごしていたとしても学校に身を置いて先生の話を聞いたり友達と話し合ったりするほうがずっとずっと学業が身に付くのと同じです。

稽古場や試合場では、その場にしかない空気があり、息遣いがあり、音があり、五感を存分に刺激してくれます。

家でユーチューブを見るよりも身近な人の見取り稽古のほうがずっとずっと身に付くことは間違いありません。

これは、一日中テレビを見ているこどもが知識や経験を全く蓄えられないのと同じです。

テレビや動画を見て身に付くのは、それを現場で実践して、仲間どうしで発揮し合うことが必須条件です。

それ無しで、ユーチューブで全日本の剣道の試合を見ても身に付くことはまず無い、と考えてください。

各種強化稽古で「選ばれない」場合の取り組み方

こちらは少しシビアな問題です。

剣道を頑張って戦績を残していると、「市の強化」「市選抜」「県の強化」「スポ少強化」などの強化稽古にどんどん声がかかってきます。

そうなると稽古の機会だけでなく試合の機会も増え、新しい剣風に触れられ、飛躍的に伸びてきます。

ただ、この「強化」というのは、実は実力以外で決まってしまうことがあるのをご存じですか?。

なぜなら、強化で選ばれるこどもは、最初からある程度決まっていたりするからです。

選抜基準として、

①強化を見る先生方のこども、主だった道場の目立つ子

②実力的なものもあるが、その地域で主だった先生の「お気に入りの子」

で大概の枠は埋まってしまい、残りのわずかな枠を、実力者がひしめいて奪い合うことになってしまいます。

かなりの実力者でも強化に選ばれない可能性も結構あることを、管理人もたくさん見てきました。

そのさい、たいていのこどもや親は、「実力が劣っているからだ」「誰がなんと言っても絶対選ばれるような実力を備えなければならない」などと肩に力が入ったり、「自分が悪い」風に持って行きがちですが、これは、非常に苦しい考え方をこどもに植え付けてしまいます。

そこは、大人が客観的な目で見て、

「あなたは強化に選ばれなくても十分強いよ、それは誰が見てもわかる」

と励ましてあげてください。

「ではどうして強化に選ばれないの」

とこどもが聞いてくるかも知れませんが、そこは、「大人の事情だよ」と率直に簡潔に伝えても全然構いません。

実際、「なんでも自分の努力でどうにかなるはず、そうならないのは自分の努力や実力が足りないからだ」といつも自分を追い込むのは非常に美しく潔いようで、逆に「自分は無力だ」という虚無感を植え付けてしまうことにもつながります。

この世の中の大半は実は、「権力者の事情」「大人の事情」で決まってしまうのを、大人なら誰でも知っているはずです。

そういう事情を受け入れつつ、自分にできることを精いっぱいやることしか残されていないのが実情ではないでしょうか。

「あなたの強さは誰が見てもわかるし、それは強化に選ばれても選ばれなくても全然関係ない」という信念を大人が持てるかどうか、で、こどもの剣道が大きく左右されます。

そしてそういう信念を大人が持てるかどうかは、純粋に客観的な目で見て、「強化選抜には大人の事情が左右している」というあまり美しくない部分を大人が素直な気持ちで受け入れていくのが前提条件です。

▼実際に剣道には「実力以外で決まる」ことが結構あります。

実力以外でレギュラーが決まってしまう場合の気持ちの持ち方

大人の事情以外でも「社会の事情」を受け入れることは良い経験になる

最後に、最近の「新型肺炎(武漢肺炎)」によってすべての稽古や試合の機会が失われたことについて述べます。

大人はこどもに対していつも「思ったような結果にならないのはあなたの努力や実力が足りないからだ」的な一見美しい考え方をこどもに植え付けようとします。

それは理想ですが実際はそうはいきません。

今回の「新型肺炎」では、個人の努力とか実力とか、積み上げたことをすべて吹き飛ばしてしまう勢いで機会を奪ってしまっていますが、これは実際「個人の努力」どころか「誰が悪い」「もっとこうすれば良かった」というようなことをはるかに超えてしまっています。

実際には「誰も悪くない」「どうにもならない」ことであり、ここで「悪者探し」をするのはものすごく不毛です。

実は日本人が好んで言う「思った結果にならないのは自分が悪いからだ」という考え方も根底に「悪者探し」があり、この考え方を植え付けられたら、人生を生きづらくなってしまいます。

首相が悪いのではないし、ウイルスそのものが悪いのでもなく、「これはそういうものだ」とあっさり受け入れて、「稽古が再開された後」のことに目を向けましょう。

こういう経験を幼いうちにしておけば、「誰が悪くなくても思い通りにならないことがたくさんある」ということを学べ、そこからまた新しい世界が広がります。

▼こういう時こそ保護者ができることをわき目も降らずやってみよう!結局これが一番インパクトがありこどもの剣道人生を変えることができるかも。

親ができる最大のことはこれしかない

まとめ

新型肺炎も新しい局面を迎え、「重傷者をケアして死亡するのを防ぐ」から「感染そのものを抑える」フェーズに移っています。

これは管理人の予想ですが、人々は次第に「ウイルス」の存在に慣れ、それを十分コントロールしている(実際に何か月で200名ぐらいしか亡くなっていない。通常の風邪でも高齢者は肺炎になるし、インフルエンザでさえこれより死亡している人が多い)と考えるようになるでしょう。

ウイルスを敵としてかからないようにするのではなく、受け入れ、共生し、対処していく方向にシフトするのはもう間もなくです。

もう一度剣道が思い切りできる日まで、ご飯をたくさん食べたり、素振りやマラソンをしたり、筋トレしたりして準備していきましょう。

 

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